湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

めまいは続かないはず

2008-01-31 22:30:32 | あんな話こんな話


言い忘れていたほうか悪いのか、それとも聞かなかったほうのミスなのか。

3日にわたって僕を襲い、悩ませ、不安にさせた『めまい』の原因が遂に判明した!
え~?お医者さんでも分からなかったのに~?
ですよねぇ。でも、たぶん、きっと、おそらく、だいたい、これです。
それは、『肩こり』。

今日は駅までの道をいつもの倍近い時間をかけて歩くなど注意深く過ごしたこともあってか、めまいの症状は出ていなかった。ただ、やはりどうも頭が重いというか、気分が晴れない感じが続いていたのだ。
何とかこれを打開したくて、気分転換に首を回してみた。相変わらず痛む肩を回してみた。上がらぬ右腕を挙げてみた。
そこで、ふと思いついてネットで、こう検索してみた。

「肩こり めまい」

おや、出てくる、出てくる。しかも、僕と同様の症状がズラリ。そして、やっぱり病院に行ったけどどこも悪いところなかった、MRIでも問題なしと言われたという人まで。
その原因が、実は肩こりだったというのだ。
「首筋のこりによって交感神経が刺激され自律神経のバランスがくずれ、めまいを起こす」ともある。
これだ!これこれ、これに違いない!たぶん、きっと、おそらく、だいたい。
すぐに立ち上がり、必要以上に首をぐるぐる、肩をぐるぐる。廊下で会った隣の会社の方には、変な目で見られたり。でも、いいのだ、これで治る、治るに違いない。もう、全力で走り出したい気分だ。「めまいよ、さよなら~」と叫びながら。もちろん、BGMは♪『この胸のときめきを』。
そして、気分だけは一足先に快方に向かっていくのだった。

それにしても、自分の体に関するあらゆる情報をドクターに伝えたつもりだったのに、何で持病といってもいい『肩こり』のことを忘れていたのだろう。
実にいろんなことをヒアリングしてきたドクターは、何で肩こり関連の質問を一切してくれなかったんだろう(しかも、耳鼻咽喉科と神経内科の二人、夜間診療所の医師を含めれば三人!)。それとも、『めまい』と『肩こり』の因果関係は、医学界では認められていないのだろうか。

気分が晴れてきてここまで書いたけど、違ってたらどうしよう…。

今日の写真は、ゆっくり歩いた駅までの道の途中の公園。常緑樹以外は、すべての木から葉が落ちている。



めまいはまだ続く

2008-01-30 21:11:20 | あんな話こんな話


ご心配をおかけしています。

ご報告です。
朝から病院に行って、3時近くまでいろいろ検査を受けました。
耳鼻科では異常がなく、神経内科へ。いきなり人生初のMRI体験もしましたが、結局「めまい」の原因は分からずじまいでした。
耳鼻科の範疇のめまいでもなく、脳も「お若いだけにキレイ」(軽く自慢?)、血圧でもないため、薬もでません。
でも、少し歩くと今でもめまいはするので困ったものです。
様子を診る(血液検査待ちではありますが)ことになりました。明日は出勤できるのでしょうか。徒歩部分は、タクシーならいけそうな気もするんだけどね。

今日の写真は、僕の顔の輪切り。グロくてすみません。座っていれば大丈夫なので、こんな写真を撮らせてほしいとお願いする余裕もあるんですね(笑)。ところが、一旦めまいが来ると吐きそうなくらいツラいんです。
この先、どうなるのか、皆目見当がつきません。今のところ実感としてまったく楽観できない状態なので、考えていると不安がつのり病気になってしまいそうです(笑)。

めまいは続く

2008-01-29 23:45:21 | あんな話こんな話


喉がイガイガするのと、多少熱っぽいかなというぐらいで、あとは元気。
昼休みだって、自転車で出掛けたほどだ。もちろん、昨日みたいにオーバーワークにならないよう自重しつつ(笑)。
NO残業DAYだ、ちょっと寄り道でもと思って途中下車したのが運のつき。いや、どっちみちそうなったのかもしれないが、突然めまいがやってきたのだ。
決してムリしたわけじゃないんだけどね。しゃがみ込んでしまった。
たいしたことなかったので、まあ今日のは一過性のものだろうと思って、そのまま歩みを進めた。
ところが、その後も二度クラッときた。さすがにこいつはイカンと、引き返すことに。肩で大きく息をしながら。そして、恐る恐るゆっくり歩く。そろそろもう大丈夫そうだと思うころに、またやってくる。東京駅でライナーに乗るまでに、さらに5~6回。
ようやく乗り込んで通路を進む途中に、本日最大のめまい襲来だ。そうはいっても後ろから人がやってくるので、シートの背もたれ部分に手をかけながら、なんとかヨレヨレと歩いた。
いやいや、それでも座ってしまえば何ともない。こうしてケータイで日記を打っていても大丈夫なのだ。いったいどうしたことか。何かの前触れなのか。初めてのことなので、不安はつのる。
一晩寝て、まだおかしかったら早めに病院へ行こうか。若くはないんだからね。

と、ここまではライナーの車内の話。
下車後、まったくめまいの兆候もないので、普通に徒歩で家路に。
ところが、半分ほど進んだところで、いきなりまた襲来。その頻度がどんどん増えて、休み休み。やっとの思いで帰宅後、妻に促されて夜間診療所へ。
「心音はきれいなので、今日は薬だけで」
という診断。明日、総合病院へ行くようにとの指示だった。
薬のおかげでか、今はこうして日記も書けるが、もう寝ますね。
ご心配をおかけします。

写真は、元気だったお昼に出かけた胸突き坂の上で。今は、おじいさんの足取りがうらやましい。

命懸けでも食べたい餃子

2008-01-28 23:13:59 | B食の道


このところ餃子をよく食べている。
食べていてそれぞれおいしいのだが、中でもどれが好みかと言われたら、やっぱり東大前の落第横丁『大島や』さんをあげたい。
脂っこかったり水っぽいタイプよりも、カラッとした餃子が好きな僕には最高のごちそうなのだ。
カラッといってもパリパリというわけではない。油をひかずに、餃子自身の体の中から染み出てきた油だけでカラリと焼いたような。油分と水分が、ちょうどいま飛んでいったところですのでよろしくという絶妙の状態で運ばれてくるからたまらない。
箸で口に運ぶ途中で鼻に飛び込んでくる、餃子からとも鉄板から出たともいえないその香ばし匂いが幸せを増長する。そして堅めの歯ごたえ…。
ん~、そう思ったらいてもたってもいられず、昼休みに自転車に飛び乗ってしまった。
以前行った時に混んでいて大変な目にあったので、一刻も早くと一生懸命ペダルをこぐ。めちゃくちゃ急な「新坂」は、さすがに降りて押す。でも、とにかく気が急いて全力で駆け上がる。登りきらないうちに、また自転車にまたがっていた。
しばらく走り本郷通りに出るころ、自分の息が静かな住宅街に響き始める。すると、なんだか気分がおかしなことになってきた。
めまいだ。クーラクラする。
や、やばい…。
完全に酸欠だ。急激な運動で脳に行く酸素が足りなくなっている証拠だ。このままでは倒れそうな感覚は、生まれて初めて。
とりあえず自転車を停め、しゃがむことにした。というか、しゃがまずにはいられなかった。
落ち着け、深呼吸だ、リラックスだ。スー、ハーッ、フーーッ…
恥ずかしいので、靴の紐を結びなおすような仕草をしていたが、周囲の人はこの人いつまでやってるんだと思ったに違いない。しばらくすると、ようやく治まってきた。ゆっくり立ち上がって、自転車を押しながらお店へ。
フワフワした気分のまま引き戸を開けと、中はガラガラだった。
焦ることはなかったのだ。いつものようにゆったりこいでいれば、こんなことにはならなかった。
本当は、どんどん口に押し込みたかった念願の「餃子ライス」も、ここは自重。ゆっくりといただく。醍醐味が味わえなかったのが心残り。
「今日は50円引きなので730円です」
たった50円だけど、命がけで食べに来たお礼のような気がした(笑)。



おいしい蕎麦の食べ方

2008-01-27 19:29:47 | B食の道


妻と娘と三人で、小田原市の『手打ち蕎麦 萬人(まにん)』さんへ。
おいしかった。確かにおいしかったのだけれど。
こじんまりしたお店の造りも悪くなかったのだけれど。
でも、たまたま一人でいらしてお隣に着席されたおばさまがお話好きで…。
「どこから?」
「お蕎麦が好きなの?」
「あのお店はご存知?その店は?」と。
その向こうでは、着席したのに時間がかかると言われ帰っていく二人連れ。
さらに、その向こうの女性三人は大きな声で話したり、ケータイを使ったり…。
せっかくのお蕎麦が台無し。
こっちは、ただただ「おいしい」「おいしいね」と言いながら、ズズーッとやりたいだけなんだけどね。禁煙だし、楽しくおいしくいただきたかったなあ。


帰りに駐車場まで来ると、フェンスの向こうの中学校に娘の知った顔が。
対戦したことのある中学校のバレボール部員。
そうか、ここは鴨宮。ならば、鴨せいろがよかったかな。


三人でこんなに食べた?って驚かないでください。1枚が少なめに盛ってあり、普通で2枚、大盛りが3枚ですから。


おやつにフレシュネスバーガーで、久々に『ベーコンオムレツバーガー』。朝食に昨夜の鍋の残りでうどん&おじや、昼に蕎麦大盛り食ったというのに…。




湘南ライナー殺人事件

2008-01-26 21:43:05 | 湘南ライナーで読む


ミステリーやサスペンスの類は普段ほとんど読まないのだが、これはだけはハズせないだろうということで(笑)。
『湘南アイデンティティ』(西村京太郎著/小学館ポストNOVELS 800円+税)は、登場人物を結んでいるのが、他ならぬ湘南ライナーなのだから。
帯をご覧いただきたい。
『ターゲットは湘南ライナーの男達』なのだ!おいおい。
しかも、“ふるい立つような”いい女と何度か湘南ライナーで会っているという設定。やがて、プライド、欲望、殺人事件がからんで展開していく。もちろん、舞台は湘南。ちなみに、その女が住むマンションは平塚駅の近くである。
なんだか2時間もののサスペンスドラマを見ているようで、グイグイ引き込まれてしまう。本当は、来週にかけてライナーの中で読み続けたいのだけれど、どうやら今晩中には結末を迎えてしまいそうだ。
そうそう、ライナーの中でいい女に見つめられたら、僕も気をつけなければなるまい。
おっとだいじょうぶ、ターゲットは30代独身のエリートだった(笑)。

もともと週刊誌の連載小説だったため、1週分くらいで登場人物や状況などの説明が繰り返されるところはご愛嬌である。

激しさ、強さのおいしさ

2008-01-26 00:52:24 | B食の道


目の前で吹き上がる炎に体をのけ反らせ、調理人の手際のよさに目を見張る。
神保町交差点近くの中華料理『三幸園』は、午後8時を回ってもほぼ満席の賑わいで、一人の僕はカウンター席に案内された。そのカウンターの上を左からお皿が滑ってきて、そこにジャージャー音を立てている中華鍋から大きなオタマで野菜炒めがドバッと盛られる。そのたびに、こちらに具が飛んできそうな勢い。いや、汁は飛んできているんじゃないか。
いいですねぇ、この激しさ、リズム。カンカン、ジャジャッという音。
そして、店中がワイワイワイワイと騒がしいこの活気。うまいに違いないと確信できます。
迷わず頼んだ炒飯は、色こそあの店と似ているものの、まったく油分がなく嬉しい。何しろあの火力だもんね。
そして、餃子が旨かった。ちょっとムリをすれば、一口で食べられるサイズ。舌や上顎を火傷しながらハフハフやるのが最高だ。
特徴があるわけではないのだが、しっかりとバランスのいい味わい。これなら、炒飯ではなく白飯のほうが良かったと後悔しながら店を出る。
金曜の夜、お一人様を満喫して地下鉄に乗り込んだ。
ムムッ?
な・なんだ、この臭いは…
くんくんと、袖を鼻に近づけてみる。ワッ、オレじゃん!
カウンター席で浴びた煙と油で独特の臭いが、服にも頭にも染み付いてしまっていたのである。
おいしさと楽しさの代償である。


帰りの東京駅で。


今朝の富士山。久しぶりに空気が澄んで、よく見えた。