湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

トップは輝きが違います

2009-09-30 23:33:27 | あんな人こんな人


仕事で会社のトップの方にお話を伺うことがあるが、いちばん盛り上がるのはビジネス以外の話題だったりする。
今日お会いした社長様も、そうだった。
現在10番をつけた中町公祐選手が活躍する某大学ソッカー部(バレバレですね)OBだという情報を事前に仕入れていたのでふってみると、それまでの難しいお顔から一転、体をソファーの背もたれに倒して笑顔になった。
「シニアリーグでもずっとやっていたんですが50を過ぎてからですかね、今まで追いついていたボールに追いつけない。足下で簡単に止めていたボールが止められない。自分のいい時のイメージとのギャップが出てきちゃいまして、やめました(笑)」
そのかわり、現在は水泳やスカッシュといった別のスポーツに挑戦しているという。
「サッカーは下っていく一方でしたが、経験の浅い他のスポーツは、やればやるだけちゃんと成長できるんですよ。それが嬉しくて、ついつい頑張っちゃいますね(笑)」
ビジネス以外の話で盛り上がったとばかり思っていたら、この社長、生き方そのものがビジネスになっていました。
冷静に現状と向き合い、思い切りよく判断をくだしながら、常に新たな挑戦を続ける。そして、何よりそれを楽しんでいる。やっぱり有名企業の社長ともなると、違いますねぇ。
リラックスして語るその笑顔が、ひときわ輝いて見えた。
厳しい環境ではあることは確かだが、きっと新規事業も成功させるはずだ。

写真は、その帰りに都庁の展望フロアから。

9/30(水)の湘南ライナー

2009-09-30 21:30:52 | 今晩の湘南ライナー車内
9時半です。
乗車率は35%位。
車内の表示温度は22.1℃でした。

ドームでヨンさまのイベントがあったようで、おばさまの姿が目立ちました。
駅前では「本日のライブ写真入荷!」と書かれアップの写真が並んでおり、おばさまがたが群がっています。もちろん、オフィシャルな屋台だと思いますが(笑)。

ズルズルやんりょります

2009-09-29 22:21:45 | B食の道


会社帰りに必ずこの店の前を通る。大きな釜と「やんりょります」という看板が目につくうどん屋さん。
数ヵ月前のオープン以来、いつも遅い時間までお客さんが入っていて驚く。ランチ時には列ができていることもある。店の名は『水道橋麺通団』。うどんブームの火付け役となった讃岐のタウン誌のメンバー(あの映画『うどん』のモデル)たちがプロデュースしたという。東京では、新宿、吉祥寺に次ぐ3号店である。白山通りから1本入ったところなのでちょっと分かりづらい場所にもかかわらず、なかなかの人気だ。
なのに、これまで僕が入る気にならなかったのは、なぜだろう。自分でも、よくわからない。決してうどんが嫌いという訳ではないし、一時は立ち食いといえばソバではなく、ウドンばかり食べていた時期もあったほどだ。『はなまるうどん』が進出してきた頃も、何度か食べている。
でも、なぜかハマらなかった。この日記の『B食の道』にも、うどんはほとんど登場していないはずだ。
強いていえば(というか単に)、僕が天の邪鬼だからか。ブームだ、人気だといえばいうほど乗りたくない派なので(笑)。
それが、NO残業DAYに独り残業をやらかした今晩、ふと覗くと店内はガラガラ。それじゃとばかりに扉を開けてみた。
頼んだのは『ねぎしょうゆ』の小(500円)。ブームには乗りたくないと言いながら、食べるんだったらコレと前から決めてあったりして(笑)。
あら、おいしい!ズルズルモグモグ、どんどん流し込む。
山盛りのネギの歯応えと辛さがいい。少しだけ見える粗く刻んだザーサイも、ほどよいアクセントになっている。そして、トッピングした「半熟たまご天」(100円)が、辛さを和らげてくれて大正解。麺がもちもちしているからか、小なのにお腹にもズシリときた。
こいつは、いい。天の邪鬼は返上することにしました(笑)。
滞在時間はたったの5分ばかりだったが、すっかり満足して店を出る。数十歩いった先にある金刀比羅宮東京分社に、「ごちそうさま、ありがとう」と頭を下げたことは言うまでもない。


残ってほし医院です

2009-09-28 23:43:12 | あんな話こんな話


街歩きの楽しみはいろいろあるが、古い建物との遭遇もそのひとつ。
昭和を彷彿とさせる近代建築は、その街の歴史まで感じさせてくれる。
そんな中、どこへ行っても残っているのが個人経営の病院だ。洋風でモダンな建物は、かつては街のランドマーク的存在であったに違いない。僕たちが子供の頃は、誰もが町中の病院を、その建物の外観と共に覚えていたものだ。
都市部ならとっくに建て替えられているであろうそうした病院も、地方ではそのまま残っているケースが多いようだ。
昨日歩いた栃木県小山駅の周辺でも見つけた。上の写真は、眼科。重厚に見えるモルタルが異彩を放っている。前に停められたクラシカルなベンツが、この建物にぴったりだ。診察室の扉を開ければ、白髪で鼻の下には髭をたくわえ、金縁の眼鏡をかけたちょっとおしゃれなおじいさん先生が、足を組んで待っていそうな気がしてくる。


こちらは、駅からすぐの歯科医院。個人的には、こういった佇まいが好き。

ちょっと見たら、病院が写っています。
栃木
横須賀 こちらも
国府津
上野
小田原 これも
おっ、先日亡くなったウメ子が写っている!

レモン牛乳に癒される

2009-09-27 20:49:12 | B食の道


またまたはるばる小山にやってくるとは夢にも思っていなかった(笑)。
しかも、仕事の時間が何とも中途半端で、寄り道もできない。仕方がないので、他の場所へ行くのは諦め、ちょっと早めに行って小山駅周辺で大衆食堂でのランチに切り替えた。
もちろん、夕べネットで検索し4店舗をピックアップ済みだ。
ところが、駅前からテクテクとかなりの距離を歩いたにもかかわらず、その4店舗がすべてクローズ!休業日や営業時間までしっかり見てきたつもりだったのに…。ネットの情報なんてすべて鵜呑みにしてはいけないことは百も承知だし、実際に痛い目にあったこともある。でもさぁ、4店舗全部って…。
しかも、予期していなかった雨まで落ちてきた。
結局、急いで駅に引き返しロッテリアで『絶品』も未体験なのに『絶妙バーガー』を。


レタスがたっぷりでおいしい。ちょっとだけ元気が出てきた(笑)。でも、どこで食べたって同じメニュー、同じ味。何だか寂しいなぁ。
そういえばショッピングセンターのレストラン街も歩いてみたが、結局みんなチェーン店なので珍しいメニューは見つからなかった。栃木県内のファミレスに『じゃがいも入り焼きそば』とか『ポテトフライ』といった地域限定メニューを期待してはいけないのだろうか。観光客相手でなくても、イケそうな気がするんだけどね。
さて、仕事を終えて小山駅に戻る。途中、ケータイで確認するとベルマーレは札幌に完封負け。今日は遂に1点すら獲れなかった。厳しくなってきたぞ。すっかり意気消沈。仕事の疲れもどっと出て足取りが重くなる。
でも、その足をひきづりながら、さっきバスの中から見つけたお店を今日唯一の光にするべく(笑)僕はまた歩き出したのだった。
『味のプロムナード』というしゃれた名前の、でもショーケースは懐かしいスタイルの食堂だ。ここで、オムライスでも食べれば元気になる、小山でのいい思い出になるはずだ。

「準備中」だった。
消灯している。中が見えるが誰もいない。今日はどこまでついていないのか。引き返す駅までの道程がつらい。さっきあのまま電車に乗ってしまえばよかったと後悔した。
泣きたくなりながら歩いていると、前回の楽しかった栃木散歩ばかりよみがえってくる。
と、そこで突然ひらめいたのだ!
栃木といえば『レモン牛乳』だ。アド街で放映以来、人気も急上昇だという。
これを飲もう!飲んで元気を出そう!お土産にしよう!駅近のショッピングセンターの食料品フロアに急いだ。
置いていない。駅のコンビニにもない。こうなったらもうヤケだ、反対口のイトーヨーカドーへ。駅を跨ぐ自由通路がまた長くて遠かった(行ってみたらわかりますよ。なんであんなに遠いのか。誰も文句を言わないのか。そうかクルマ社会だから歩く人はいないのか)。
あった!牛乳売場に普通に置いてあった。いつもの日曜日、いつもの午後の買い物風景の中に、一人だけ興奮しまくって黄色いバッケージを手にする男の姿があった(笑)。
「やったよ母ちゃん、やったよー」


そして、さっそく帰りの車内で200mlの『レモン牛乳』にストローをさしてみた。
甘くて甘くて、初めて飲んだのにどこか懐かしい味かする。なんだろう、不思議な感覚。もちろんチープ感もたっぷりで『B食の道』にもぴったりだ。
ちなみに、凝固してしまうのでレモンの成分は入っていないらしい。
さすがに元気が出るところまではいかなかったが、今日1日分の疲れも、運のなさも、すべてがフワリと溶けていくようだった。

坂の途中でおいしい宴

2009-09-26 23:04:37 | B食の道


母親の喜寿の祝いで、久しぶりに希望ヶ丘『芳蘭』へ。
中国の方がウデをふるうおいしい料理はどれもボリュームたっぷり。個室でお願いするからなのか、例えばチャーハン1人前を頼んでも、特盛サイズで出てきて驚く。
ついアレコレ頼んでしまい満腹なのに、あっデザート頼まなかった!と思い出し「杏仁豆腐」1つを最後に追加。
すると、人数分運ばれてきて「チガウチガウ、1個1個」というと、
「1ツダケド、ニンズウブンサービスヨ」
1つを娘と分けるつもりが、お腹がいっぱいで食べられないという妻の分まで食べることになってしまった(笑)。でも、これがまたサッパリとしておいしかった。
しかも、お値段がまたリーズナブルで、お会計時にいつも驚く。そして、客席の間を通って出て行くときに見ると、どのテーブルの上にもかなりの数の料理が載っている。ここは、ほんとうにいいお店だというとがわかるね。
ちなみに、ソフトドリンクは大ジョッキで供される(笑)。
写真は、鴨肉のスモークなんとか。向こうにある大根と人参ときゅうりの甘酢漬けが、またハマる!

町田だったのに行けなかったフットサル境川決戦は、またしても敗戦のようです。
町田までは遡上してこれなかったボラ選手(出場停止)が痛かったか。

あの街を辿るアド街

2009-09-26 01:04:28 | あんな話こんな話


先週土曜の『アド街』が「栃木」だった。
あの日たまたま乗り合わせた観光船の女船頭さんも、予告通り登場。おいしかった焼きそばのお店、市役所別館などもランクイン。思い出を辿るには十分な内容で楽しめた。
一方で、まったく知らなかったスポット、前に自転車を停めて考えたあげくにパスしてしまったお店なども多数。ある甘味処では魅力的なメニューが紹介されていて、なぜあの時と頭をかかえたものだ。
かなわぬことではあるけれど、「この番組を見てから行けばよかった」と、つくづく(笑)。
とは言うものの、散歩やボタリングは、自然の流れに任せたほうが面白いのも確か。第一あの日も、焼きそばを食べるためだけに1時間に1~2本の電車に揺られた先に、あんなに楽しい発見があったのだから。


ところが、日曜日にその栃木県にまたまた行くことになってしまったぞ。もちろん仕事で。今度は午後からなので、小さな旅はできない。そうなると往復の車内もつらそうだなぁ。