湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

夏の準備

2009-05-31 15:20:05 | 自分四季報


「時間も特に決まっていないので、ある程度やったらあちらの集積場所に置いてってください」
こんな説明で、軍手とビニール袋が配られた。
ベルマーレのオフィシャルサイトで告知のあったビーチクリーンアップだ。
「水色ののぼり旗が立っているので10分前にお越しください」とのことだったが、実際には9時をかなり回ってからのぼり旗を立てる作業が始まった(笑)。そして、冒頭の説明。
いいですねぇ、この“ゆるさ”がビーチです。
実際、この後もずっと受け付けていて、いつ来て、いつ帰ってもいいような“ゆるさ”だった。
なので、僕ものんびりとやることに。そして、1時間半ほどやって、自主的に流れ解散(笑)。
ビーチは、様々なスポーツに興じる人たちで朝から大盛況。いよいよ夏へ動き出した感じ。ライフセーバーのトレーニングも今日からスタートしたようだ。


陽射しはかなり強かったが、風があって爽やか。意外に汗もかかず、気持ちよくゴミを拾えた。
残念ながら、ベルマーレのHP経由で集まった人は数人だったよう。ボランティアのポイント獲得のために頑張った中学生が一番多かった(笑)。
こういったイベントでなくても、海に行くときはスーパーのビニール袋を持っていけば、いつでもできるね。
ちなみに、人工物で数量的にいちばん多かったゴミは、やっぱりタバコ(のフィルター部分)。あとは、飴の包装紙、ペットボトルのキャップと続いた。


ベルマーレビーチサッカー大会も開催中。

これぞ湘南

2009-05-30 20:33:58 | 湘南ベルマーレグッズ


かなり蒸し暑かった上に芝状況「不良/乾燥」の中で、しっかり勝ち点3ゲット。
難しいゲームも、モノにしていく今年の湘南スタイルだ。実に、たくましくなりました。
さて今日の一枚は、いつのごろ発売されたかは忘れたけれど、お気に入りだったTシャツ。
イラストの運転手はキングベルⅠ世。ピックアップトラックの荷台にはサーフボードではなく、三叉が。そして、ナンバープレートは「SHONAN」になっている。
こういうのが好きなんですよね。
ちょっとひねりをきかせたヤツを、ぜひまたお願いします。
キャラクターを遊ばせるのはなかなか難しいとは思いますが、湘南らしいものを一つ。ぜひ。
キングベルが、ビーチバレーやトライアスロン、ソフトボールなんかをやっててもいいかな。
フットサルは、ライセンスの問題でムリだと思うけど。
それにしても、このTシャツも着古している上に、さっき箪笥の奥から引っ張り出してきたのでシワクチャですね。



おじさんたちの横浜本

2009-05-29 22:29:31 | 湘南ライナーで読む


もうずいぶん前から店頭に並んでいる『横浜本』(京阪神エルマガジン社 780円)
いま開港150周年関連で様々な観光ガイドブックが出ているが、この本はそれらとは一線を画している。
一般的な観光スポットは登場しない。出てくるのは、ディープな横浜ばかりだ。
例えば、野毛横浜橋商店街。普通の情報誌などにも時々紹介されていたりするが、深さがケタ違い。
店構えだけ見てるとちょっと入りづらい感じのお店も、中の様子やお店の方が載っている。これは嬉しい。背中を押してくれる。今度はイケそうな気がする~(あると思います)のだ。
そんな眺めているだけでも楽しい『横浜本』、ただ出版社の住所を見ると大阪である。やっぱりここが出ている『東京ひとりめし』(京阪神エルマガジン社 780円)なんてムック本も、なかなか気がきいたつくりで面白かったのだ。もちろん取材や編集は東京のプロダクションがやっているのだろうが、『ひとりめし』では東京のお店の写真のキャプションが所々関西弁になっていたりする。どうも一癖も二癖もある出版社に思えてならない。
ちなみに『横浜本』の表紙には柳原良平氏によるイラストが置かれている。実に中身とマッチしていて、おじさんたちを唸らせる術をシッカリ心得ている出版社でもある。

忍耐じゃ

2009-05-28 22:20:08 | あんな話こんな話


同じ市内の中学校では、タクシーに乗ったまま京都市内観光を行ったという。
しかも、昼のお弁当もタクシーの運転手さんに買ってきてもらうという徹底ぶり。さらに、帰路も危険とされる京都駅を避けて、バスで名古屋まで移動してから新幹線に乗車。
どんな修学旅行ですか。ここまでくると、もうギャグとしか思えない(笑)。よっぽど神経質な先生か親がいたのかな。
「かわいそう」という言葉では済まない事態になっているようだ。
ウチの娘も、いよいよ明朝出発。やはり中京区と下京区はアウトなので(細か!)、市街地での自由行動はナシとなった。
でも、先生方と旅行代理店が頑張ってくれて、USJの代わりに太秦映画村をセットしてくれた。ここの中だけは唯一自由行動となって、みんな喜んだそうだ。
ただし、マスクは必ず着用とのこと。だったらこの際、全員忍者の格好をしたらどうか。頭の先から爪先まで、飛沫感染を完璧に防げるスタイルじゃん。しかも、映画村の中ならまったく違和感ないもんね。

写真は、文京区ふるさと歴史館で。

絶対反対バーガー販売中

2009-05-27 22:37:17 | 本郷後楽園昼休み散歩


ここを通る度に見とれてしまう素敵な建物。
以前紹介したことがある『神田猿楽町会々詰所』だ。調べてみたら、思ったとおり元は交番だった。
それにしてもいい雰囲気ですよね。今にも夏目漱石先生が着物姿で現れ前を横切り白山通りに飛び出して、向こうからやって来た市電に乗りそうだ。
いや、今日はそんな話ではない。この建物の横に立っているノボリだ。
パッと見て、向かいにあるお蕎麦屋さんが『ライスおかわり無料』かなんかの宣伝をしているのかと思った。あるいは『牛丼300円キャンペーン』とか、または『住宅見学会実施中』とか。そんなデザインですよね。
でも、よく見たら『ワンルームマンション建築反対』と書いてあったのだ。
この手のノボリといえば、やっぱり手書きで殴り書き的な、しかも白地に真っ赤か真っ黒な文字で、その切実な叫びが聞こえてきそうなものに限ると思うな。やっぱり手作り感ですよね、大事なのは。いくら今はネットで簡単にオーダーできる時代だとはいえ。これでは悲壮感が、まったく伝わってきません。『カレーライス100円引き』だと思っちゃう。
僕も反対ですので、ぜひ手作りのノボリを!
と思ったら、すでにそのマンションが、かなり建っちゃってました。
でも頑張れ、神田猿楽町々会詰所!



臨戦態勢

2009-05-26 21:45:49 | 思い出日和


「誰だ!」
突然電気が消えてしまった真っ暗なラブホテルの部屋。
どこかに照明のスイッチがないかと手探りで歩みを進めると、わずかな光があり、しかもそれが一瞬動いて見えたのだ。部屋の明かりを消した“犯人”に違いないと思い、「誰だ!」と腹の底から声をあげる。自分でも、よくそんな大きな声が出たもんだと驚いたくらい。
そして、臨戦態勢をとる。
さあ来い。

…と身構えているのに反応がない。この暗さでは、向こうもこちらが見えていないはずだ。しかし、油断はできない。緊張が続く。
おぉ、ようやく少し眼がなれてきた。さっきの光のところを再び見ると、確かに手が見える。
よーし、そこかと手を伸ばそうとすると、その手も同時に動く。引っ込めると、その手も引っ込む。なんと、そこは鏡になっていて、自分の手が映っていただけだったのだ。
つまり、誰もいない(笑)。
また手探りで電話を探してフロントにかけると、何かの手違いで電源を切ってしまったとのこと。
ヘナヘナと力が抜けた。
いきなりパッと電気が点いた。目の前にあるその鏡には、真っ裸の自分が映っていた。
別の意味で臨戦態勢の時に停電したのだった。
もう何十年も前の若いころの話である。

写真は、横須賀を自転車で走った時に。三崎街道の旧道にある現役の『福助ホテル』だ。普通のホテルなのかな?尚、本文とはまったく関係ありません。