税抜きワンコイン以下定食

ベイスターズ通りを海方向に歩いて行くと（あれ？この間もこんな書き出しだったな）「ランチ全品480円」という衝撃的な立て看板に目を奪われた。
いつも置いてあるけど「酒場」という文字があるので気にもとめていなかったのだが、ランチの案内だったのか。初めて知った。
さっそく「←」の方に歩いていくが、その店『王の酒場』はなかなか現れない。行き過ぎちゃったかなと思い振り返ってみるものの、お店らしい建物さえも見つからない。さらに進んで行った、なんと２ブロックも先にようやく居酒屋らしき看板を発見した。
たしかに「ランチ全品480円」と書いてある。ん？よく見直したら「（530円）」の表記も。なるほど、480円は税別だったんですね。

それにしても、わざわざあんなに遠くまで毎日立て看を置きにくるなんて大変だろうなと感心する。でも、それを見てこうやって実際にやって来る人間がいるのだから、十分効果はあるのだ（笑）。

「全品」は、なんと12品もあって、その中から「生姜豚肉焼き」を頼んだ。



予想通りお皿のサイズがかわいらしい。それでも、キャベツも、たっぷりマヨネーズも好感が持てるし、なによりおいしいのが嬉しい。
しかも、ご飯と味噌汁はお代わりOKだという。
すべてのお客が「ごはんと味噌汁、お代わりください」とお願いしている。
とはいえ、このおかずの量でごはんお代わりは・・・
と思ったが、いやまて、少ないおかずを大事に大事にしながら食べ進める。これは悪いことではない。
お代わりを前提にバランスを考慮しながら、ごはんとおかずを食べ進めてみた。すると、なんだかいっぱい食べた気になったぞ。
なるほど、体にいい驚愕の480円（税込み530円）定食だったのだ。
アジフライ、メンチ、ニラレバー、肉野菜、麻婆豆腐、鶏から揚げ、親子丼、ほっけ、さば塩焼き、野菜天丼、日替わりがどれでも480円（税込み530円）だ。次は何を大切に食べようか。

ま、関内なので地価もまったく異なるので比べようもないが、ボリュームはここの1/2から1/3かな（笑）。ちなみに同じ480円！※現在建て替えのため休業中。

楽しいサンデーボールパーク

タイミングよく横浜VS広島のチケットが手に入り、おっさん二人飯メンバーを誘って観戦。
考えてみれば、日曜のデーゲームは初めて。いや、30年以上前にここでバイトをしていた頃には何度も体験しているわけだけど、様子は全く異なるなぁ。今は周辺からしてエンターテインメント色が濃く、始まる前からみんな楽しそうでキラキラしている。その雰囲気に、こちらもニコニコしちゃうんだよね。グッズとか飲食とか、お金をバンバン使っちゃいそう（笑）。

今日いただいた席は内野の頂上から坩堝を俯瞰するような場所でとてもよかった。



ゲームのほうも取られたら取り返し、逆転するという楽しい展開。満員御礼のスタンドが何度も揺れた。
ま、最後はあっさり再逆転されるといういつものパターンだったけどね（笑）。
それでも、みんなが夢中で応援している姿は実に楽しそうで、いつの間にか自分も手をたたき、「いったー！」と腰を上げたり、「あ～ぁ」なんて大きなため息をついたりしているの。
日曜のデーゲームはいい。
サッカーと比べようがない、独特のボールパークのわくわくがあふれている。



それにしても、曇りの予報は大ハズレでこれでもかという陽射しが照りつけ、明らかに熱中症という人が続出。
ぼくも帽子以外は対策を怠ったため、日に当たった部分、特に唇がヒリヒリしている。これはもうヘルペス発症パターン。あんなに楽しかったのに、憂鬱になってきた。


最後はよからぬ雲が迫ってきた。

雨に咲く

ベルマーレが1点を先制した途端にスイッチが入ったかのようにラインを上げてきた北九州。
最初からこんなふうにされていたら、もっと難しいゲームになっていたはず。
それでも、そこからもう1点をもぎ取れたのはちょっと嬉しい。

前半に比べ後半はセカンドボールも奪えなくなり、何度も何度も連続でコーナーを取られたれたり。
これもこちらが悪くなったわけではなく、北九州がかなり良かったように見えた。
それでも、その攻撃に、組織的にあるいは個々の頑張りでシッカリ防いで完封したのもちょっと嬉しかった。

勝ちを重ねながら、ちゃんと成長しているのを見て取れたのが何より。
しかも、メンバーがかなり入れ替わっているというのにだ。
雨中の観戦のご褒美かな。
まるでアジサイのようなスタンドが揺れた。

思わず拍手

今日も眼下のスタジアムからは太鼓に先導された応援、そして乾いた打球音に続いて大きな歓声が湧き上がる。
ん～、仕事に身が入らなくなってきた（笑）。

あれっ？
ところが、なんだか別のリズムの太鼓と声が近づいてきて、スタジアムの中と外で重なり始めたぞ。

「げんぱつ、はんたい！」

なるほど、デモ隊だ。行政の中心地でもあるので、ときどきシュプレヒコールが聞こえてくることがあるのだ。だけど今日のは、ブラジルW杯だからか、サンバのリズムにあわせて叫んでいる（笑）。やるなぁ。

そして、スピーカーからの女性の声は、こう続けたのである。
「みなさ～ん、もう目の前がスタジアムで～す。ご覧ください、煌々とと灯りがともっていますよ。とてもきれいですね。でも、原発の電気は１Wも使っていませ～ん。原発なんていらないんです！」

おまえら呑気に野球なんかで盛り上がってないで立ち上がれ！的な話になるのかとおもいきや、なかなか気の利いたアナウンスではないか。
思わず手拍子をしたくなったぞ。


赤色灯をつけた警察車両が寄り添うデモ隊は左折して県庁方面へ向かっていった。

だいたい飲み干しちゃう

「80％のお客様が飲み干すスープ」

ベイスターズ通りを海方向に歩いて行くと、そんな立て看が誘う沖縄料理店がある。
わかったようなわからないような微妙な表現だけど、なんとなく一度は飲んでみたい気もしなくもなくはない（笑）。

ただ、僕がこのお店には絶対に入れない明確な理由がある。

だってこのお店、こんな季節になっても扉は全開、オープンエアなのだ。
つまり、沖縄そばなどすすろうものなら間違いなく全身汗まみれ必至（笑）。真冬にならなきゃムリだよ。でも、そうなると扉を閉めて暖房入れそうで、それはそれでまたダメじゃん。やっぱり縁がないのかな。

と思っていたら、もう少し進んだ所に『結』という、やはり沖縄料理店を発見した。
おぉ、ここはビルの２階で、ちゃんとドアも閉まっているようだ。居酒屋風だけど、安心して入店した。

しかも「沖縄そば」は500円とのこと。うれしい。
シンプルだけど、普通にしっかりおいしくて幸せだ。好みをいえば丸麺なんだけど、もちろんひらひらのやつも嫌いじゃない。

そうだ、
沖縄そば
食べよう。

そう思ったときに来れば、大量の汗をかかずにズルズルっと本場の味（たぶん）をいただけると思うと安心できるね。
これで小さくてもいいから「じゅーしー」でも付いてきたら言うことなし。

ちなみに、スープは飲み干してしまいました。ま、個人的にはですね、だいたいどこへいっても80パーは飲み干しちゃうんだけどね（笑）。


沖縄そばで検索してみたら、以前はけっこう食べてた（笑）。

気持ちよく敗戦

早朝も、夜も、相手の素晴らしさを讃えたい。
特に、夜の大谷投手（今日はDH制なのでバッターボックスには立たず）。
全力というよりも、なんとスマートな160K。見とれちゃうね。所作に美しささえ香る。これを肉眼で体感できただけでもよかったと思えた。

気持ち良く負けることもある。
さあ切り替えて、と思ったら、W杯のほうはもう・・・




抗議をする監督に「キヨシコール」がおこる。そもそも目を覆いたくなるようなミスなんだけど（笑）

嬉しい誕生日休暇の悲劇

いくつか職場を経験したが、誕生日休暇は初めて。ちょうど免許の更新があったので、迷わず使わせてもらった。
久しぶりの平日休みなので、ランチは決めていたのだ。
もうすぐ市役所が建て替えのため、旧庁舎の地下にある職員食堂で食い納めである。
当然「カツライス」。薄く伸ばして大きくてサクサクの懐かしいタイプ。講習も身に入らない（笑）。
さて、ウキウキしながら地下への階段を降りると・・・

妙に暗いぞ。
え～～～っ！



シャッ、シャッ、シャッターが・・・
あぁ、ショーケースにもシートが貼ってあるぅ～

通りかかった掃除のおじさんをつかまえた。
「やってないんですか？いつから？」
「20日で終わっちゃったんですよ」
先週の金曜日じゃん。

なんで、オレの誕生日は先週じゃなかったんだ！
悔やんでも悔やみきれない誕生日だったのである。



ホールは当分開放しているそう。今日も持参のお弁当を食べている方が。厨房からは片付けの音が聞こえてきて悲しい。ちなみに、じゃあ新庁舎に移るのかと思ったら、オープンは二期工事後というから数年先か。その間は食堂なしだそうだ。

ほかにもカレーのほかいろいろ、焼き肉定食なんかも食ってる。

伊勢佐木町脇道ブルース

「玩具文庫 活刻堂」と読める。ちよっとわくわくするネーミングと店構えだ。

奥は「横浜亭」という洋食屋さんのようだけど、やっているのかいないのか。でも、ひかれるなぁ。

おっと、手前は薬局か。繁華街の脇道ならではの元気な看板が楽しいね。

ドゥドゥビドゥビドゥビ ドゥビドゥヴァー 灯がと～もる～のはもうちょいかな。日が長いからなぁ。

15年ぶりの歓喜

何年ぶりだろ、バスツアーで磐田まで。あの頃とはホームとアウエーが反対になったスタンドでの応援だった。
アウエー席が完売し、バックスタンドの端っこの席もアウエー用に売り出すほど。
自分を含めてこれだけの人を彼の地に行かせようとさせたのは何よりチームとしての魅力に他ならない。
そして、目の前で繰り広げられたスペクタクル、勇気、情熱。どう考えても“個”では磐田のメンバーが優っていそうなのに凌駕してしまう現実。昨シーズンはもとより、もう何年も勝っていなかったのがウソのような展開に酔いしれた。



いつもなら長い笛のあとは相手が倒れているシーンだが、昨夜はこちらばかり（最後の“あがり”に加わった磐田GK八田選手は足がつっていた？）。壮絶な闘い、思いが読み取れた。

あまり得意ではなく敬遠していたバスツアーだったが、元ミスターベルマーレの坂本営業本部長と乗り合わせるという幸運。行きに展望＋ジュビロからベルマーレへの移籍の裏話、帰りにレビューをたっぷり聴かせてもらう。

「たいへんだ、もっとお金を集めないと」
予想を上回る勝利給の調達に嬉しい悲鳴をあげていた（笑）。

ベイスターズサミット

横浜スタジアムが見下ろせる職場になり、やっぱり気にならないわけがない。
ついつい反応してしまい、今日発売の『ベースボールサミット第２回』（株式会社カンゼン刊 1,300円）を買ってしまった（笑）。

弱いから勝てないんです。
でも、弱くても好きなんです。


ちなみに、これを買った有隣堂伊勢佐木町店の店長さんのインタビューもおさめられていた。