湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

POPマジックを聴く

2012-08-31 23:55:52 | あんな話こんな話


俄然、書いてみたくなった!
何がって?
本屋さんで見かけるようになったPOPです。

店員さんのオススメ文の手書きのやつ。あれ1枚つけたことで、売上がポンと跳ね上がることがあるというのだ。1店舗で1万冊も売れるってこともあるというのだから驚く。
タイトルや装丁だけではその面白さが伝わらず、なかなか売れないことってありそうだよね。逆に、いわゆる“ジャケ買い”で失敗することもある(笑)。
店員さんの生の声は、マスメディアを使った宣伝文句より信頼できる気がするのだ。

今晩は、その書店POP書き名人といわれている有隣堂アトレ恵比寿店の梅原潤一さんをゲストに迎えるセミナーに行ってきた。梅原さん自身、POPにまつわる著書を2冊だされている。実際に使用されたPOPを例に、梅原さんならではのコツや思い、そして数々のエピソードを聞き、楽しい時間をいただいた。

嬉しかったのは、作家さんたちからも「梅原マジック」といわれたり、業界でもカリスマ的存在だったりするのに、実際にはとても謙虚で、なんだかどこにでもいそうな書店員さん然としていらっしゃるところ。売らんかなの広告屋さんじゃなく、あくまでも本好きが、面白かった本をみんなにも読んでもらいたいという一心で、今日もPOPを書いていることがよくわかった。
それがそのまま売上アップにつながるのだから楽しいだろうなぁ。

好きな本のPOP、書いてみたい!
結果が数字現れたりするはワクワクするね。
僕が本屋さんでバイトしていた高校生のころは、こんな楽しいお仕事なんて、なかったのだ。


そういえば、かつてこういうのもあったけど・・・(笑)

甘い誘惑

2012-08-30 21:52:39 | あんな話こんな話


都市部での養蜂が盛んだ。
丸の内や渋谷、近場では関内のビルの屋上でも蜂蜜を採取して話題になっている。
写真は、今日フィールドワークでおじゃました大倉山の蜂の巣。都市型というより住宅街型かな。
世話は大変らしいが、一旦かかわると大人も子供も夢中になるという。しかも、そこから新たなコミュニティが生まれたり、ビジネスにつながったりと面白い。蜂は、いろんなものを運んでくれるようだ。





これ、やりすぎ(笑)

大門題、続々

2012-08-29 21:09:24 | B食の道


あれから通っている(笑)『大門』。

今日は、またオススメに従って「白身魚フライ」をトッピングしてみた。
おい、おい、同じフライでも、コロッケやメンチは定番だけど、いくらなんでも「白身魚フライ」って・・・

合う。
合った。
合いすぎ。

フライなのに、あっさりしている(ように感じる)。コロモがいっぱいなのに、Wでも、トリプルでもいけそう(な気がする)。
透明感あふれる出汁に浮かぶと、どんなにギトギトでも、みんなあっさりになってしまう(ような錯覚に陥る)に違いない。

次は「ちくわ天」だな。2本載るらしいよ。半身+半身で、1本じゃん!
実に楽しみ。



それから、今日はぜいたくにも「茶碗カレー」(100円)をつけてみたのだ。
カレー自体は甘口で、とってもおいしかったんだけど、交互にいただくと「そば」のおいしさを堪能できなくなるのが残念。カレーを食べたい時は「茶碗カレー」を5杯ぐらいで、汁物は諦めることにしよう(笑)。

こちらは、メンチそば。


メンチはどこかで食べたなと思ったら、こちら

昭和の熱い風

2012-08-28 22:09:44 | あんな物こんな物


市役所の薄暗い・・・もとい、落ち着いた部屋の高い所に、派手な色を感じて見上げたら、見たこともない装置が。

ナショナル『ユニットヒーター』

と書かれていた。
エアコンのなかった時代の代物であることはわかるけど、それにしてもまだ動くのだろうか。いや、動くから外されずに、今でもこうして異様な存在感を示し続けているのか。

でも、姿といい、色といい、なかなかカッコいいぞ。そういえば、僕が子供の頃は赤やオレンジ色のストーブがあったな。安っぽいんだけど、昔の電気製品ってどうしてこう魅力的なんだろう。
あぁ、動いているところを見てみたい。ものすごい唸りをあげそう。しかも、天井近くからモワッと温風が吹き出すということは、頭を直撃か(笑)。それでも、当時は画期的なハイテクだったに違いない。

おや? 待てよ、これって本当は前面部分だけが室内にあって、後ろ側は壁から室外に設置されるもののようにも見えるぞ。この前世紀的な機械が現存して動き続けているのは、実は全く外気に触れることなく、まるごと室内にあったからかもしれない。
せっかく残っているのだから、昭和遺産として登録してほしいなぁ。ナショナルさん(笑)、これが動いてること、知ってるかしら。

烏龍茶場放浪記

2012-08-27 20:42:18 | 湘南ライナーで見る


お酒が飲めたらいいなぁと思うのは、こんなお店を楽しめるからだ。
一人で入って、焼き鳥と、ひたすらウーロン茶でもカッコ悪くないお店があったらうれしいね。
なんてことを思いつつ、今夜も見る『吉田類の酒場放浪記』。もちろん、ウーロン茶を飲みながら(笑)。

写真は、今はなき平塚の銘店。結局、行かず仕舞いで数年前に閉店してしまった。

点火!

2012-08-26 22:16:04 | 湘南ベルマーレ


セカンドボールも拾えず、ミスも出る、ポゼッションも完全に相手にある。
それでも、シーズンに何度あるかどうかというビューティフルなゴールが重なって勝ってしまうという。
こういうゲームもある(立場がまるで逆でも体験する)。
でも、これをモノにするのが今シーズンの湘南だ。
モノにできたのは、間違いなく高山選手の投入である。それまで、ボールに寄せはしても当たりにいっていなかった先発の選手たちだったが、高山選手の姿勢(特にファール)を見て目が覚めたようだった(ようやくスイッチが入ったように見えた、あるいは点火した?)。眠ったままだったら、追いつかれていた気もする。それだけ、栃木はすばらしいサッカーをしていたと思う。考えてみれば、勝利の数は14と一緒だったんだからね、強いはずだ。
あと11試合。ホームは5試合かぁ。
ハァハァ・・・こっちが息切れしそうだ(笑)。

写真は、なぜか試合前に聖火台に点火する白鳥勝浩選手。ビーチバレーオリンピック代表ということで(笑)。聖火台を反対側から
おぉ、この写真に写っているバナーの「キリンラブズスポーツ555ml」が1ケース、来場者プレゼントで当たった! マッチデープログラムに当たりシールが貼られるシステムになって初めて! 番号札(紙)のときはけっこう当たったんだけどね。あっ、来場者数が増えたから当たらなくなったという単に確率の問題か(笑)。

下は、スタンドから見えた日没時の富士山。

大門題に直面!

2012-08-24 22:36:05 | B食の道
関内に通うようになっても、立ち食いそば屋のお世話にもなっている(笑)。
オフィス街の中、だいたいの店は外観から「立ち食い」であることがわかるようアピールしているものだ。ところが、会社の前の通りにありながら、その存在に全く気づかなかったのが『うどん・そば大門』。
昨日、知り合いにオススメだと紹介されても尚、存在を疑った(笑)。

お昼前に徒歩1分ほどで行ってみると、あった、あった、ここかぁ。飲み屋かと思ってた!
間口が狭く奥に長い、「立ち食い」というより「立ち飲み」の風情である。シックで大人っぽい外観のため、今まで僕においでおいでをしてくれなかったんだな。

恐る恐る扉を開けると、中も黒と木目を基調としていて落ち着いた雰囲気。でも、立ち食いに来た身としては、かえって落ち着かない(笑)。
さて、注文だ。こんなお店だからシステマチックに食券制かと思いきや、カウンター越しに申告しておばちゃんに先払いする王道、かつての立ち食い方式そのままであった。

頼んだのは「そば」(220円)と「かき揚げ」(80円)。
茹で麺を湯掻く作業は、どこにでもある立ち食いそば屋のそれだ。しかし、茹で時間が長い。やたら長い。そんなに湯通ししちゃって大丈夫なのかと心配になってくるほどだ。
ようやくあがって僕の前に現れた「かき揚げそば」(普通の立ち食いでは「天ぷらそば」)は、なんということでしょう! 今までに見たこともない澄みきった出汁の美しいビジュアルだったのです。





しかも、おいしい。この味、この麺、ヘタな蕎麦屋よりもはるか上をいっているぞ(個人の感想です)。茹で時間、ジャストだった。これで300円がにわかに信じられない!

ただですね、立ち食いそばを食べたくて入ったら、完全に裏切られます。僕なんか、あのふにゃふにゃぶよぶよの天ぷら、ぼそぼその麺が食べたくなっちゃって足を運んだりするわけだからね。
でも『大門』のクオリティなら、許せる。いや、むしろ大歓迎(笑)。
300円なら、毎日お弁当(おにぎりだけど)持参よりいい。当分は、通い詰めになりそうだなぁ。トッピング日替わりで(笑)。



澄み切っている!



足下にサーキュレーター! こういう配慮も嬉しい!

おっさん二人ランチドライブ

2012-08-23 23:06:08 | B食の道


久々に、おっさん二人飯。
行きたかった、お茶碗に盛られた「焼き飯」の『清風楼』は定休日ということが判明。

「なら、同じ茶碗盛りの奇珍楼だな」と、メンバーがトンネルを抜けた麦田方面にハンドルを切る。
ところが、降ろされたシャッターに「夏休み」の貼り紙が。

「なら、洋食のマツモトだな」
メンバーが緩めたアクセルを踏み込む。
ところが、ここも休み。

結局、外人墓地方面へ上って下りて、中華街に舞い戻る(笑)。
おっさん二人のおかしなランチドライブになってしまった。

写真は、今週突然店名が変わってしまったという『 東珍味 』の「回鍋肉定食』(630円)。スープも、はじめから大盛りのライスも、お代わり自由。かなり辛くてボリューミーだったのでご飯いきたいところだけど、歩けなくなりそうなので自重した(笑)。

思い出が停まっていた

2012-08-22 19:15:41 | 湘南ライナーで見る


平塚市博物館の南側に置かれている蒸気機関車(D52)。
廃車になったものをトレーラーにでも載せて運んできたのだとばかり思っていた。
ところが、違った。
設置された昭和44年当時、この機関車の後方右手、江陽中と市役所新館の間(現在は道路)に平塚駅からの引き込み線が存在し、その線路を走ってきたのだ(自走したかどうかは不明)。

なんと、その事実を伝える写真が残っていた。
現在、平塚市博物館で開催中の夏期特別展『レンズが見たひらつか~あの日、あの場所、あのくらし』で展示されている。
ほとんどの写真が、過去と現在を並べて掲示されているので、とても興味深い。その変わり様に驚く一方で、面影を探す作業も楽しい。東京の古い写真展などはよくあるが、なんとなく懐かしい風景レベルである。その点、今回は地元なので知っている場所も多く、いちいち頷いたり、「へぇー」と言ってみたり、笑顔になったり。
写真は撮っておくものですね。そしてとっておく(保存しておく)ものだと、つくづく。

たとえば、不二家食堂。「成吉思汗料理」と書かれている!


昭和41年(1966年)


平成24年(2012年)

そして、おもわず購入した図録は1,000円と格安! で、面白すぎる!