湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

すっきりしない日

2010-10-31 16:59:11 | 湘南ベルマーレ


馬入での練習試合は後半だけ観戦。
台風一過とはいかなかった空を映すような何とも重苦しい展開だった。
海の方に目を転じれば、雲の切れ間からキレイな青空ものぞいている。もう、あっちの方へ向かって「わ~~~」って叫びながら駆け出していきたい気分だった(笑)。
中止になった今節を前向きにとらえ、スパッと切り替えていってほしいと願わずにはいられない。

おっと、フットサルも大分で敗戦かぁ…
僕自身も気分転換しないといけないなぁ。今柊二さんの『かながわ定食紀行』の第二弾『かながわ定食紀行 おかわり』(神奈川新聞社刊 760円+税)が出たので、まずはこれを読んでお腹を減らそう!
ちなみにこれが表紙になっていました。
さらに余談ですが、最初に行った駅前の『丸善』では「おとり寄せになります」と言われたが、ラスカの『さくら書店』に行ったらドドーンと2列平積みでした。この差はなんでしょう(笑)。

台風クルーラー

2010-10-30 17:35:43 | あんな話こんな話家族編


息子の授業は休講、
娘の文化祭が途中で打ち切り、
妻の練習試合もキャンセル、
そして、湘南VS大宮も中止。
娘を迎えにいった帰りにドーナッツを買ってきて、珍しくみんな揃ってのおやつになった。

フレンチクルーラーは渦を巻く台風のようだと言うと、
娘がその穴から覗いて「台風の目!」とポーズ(笑)。

被害はありがたくないが、台風が思いがけず一家団欒を運んでくれた。



さて、写真も台風の目? いえいえ、小町あたりの路地での一枚。鎌倉だけに景観を配慮した交通標識…ではなく、たまたま葉に覆われていただけ。

アヒルの水兵さん山の中

2010-10-29 20:37:47 | ぶらかま


ほとんど人通りのない山の上の道だった。
視線を感じて目をやると、アヒルくんだ。
ちょっと不機嫌そうなその表情に、思わず吹き出してしまった。

山に不釣合いな海テイストあふれる建物。
玄関を見たら、どうやら海運会社の山荘らしい。
なるほど!

ただ、このアヒル君の顔のデザインが意図的だったのかどうかは不明。

やさしくパワフルなカレー

2010-10-28 22:40:59 | B食の道


これ、カレーですよ。
「鎌倉野菜のカレー」(800円)。
ルーがちょっぴり辛めだが、このたっぷりのサニーレタスとレーズン、そしてトッピングしてもらった温泉卵(100円)が柔らかく整えてくれてとてもおいしくいただけた。
大雨だというのに山道まで歩いてクタクタだった体によく効く。

いやいや、効いたのはカレーだけではない。
この人の笑顔とパワーが、疲れを一気に吹き飛ばしてくれたのだ(笑)





















迫文代さんである。
元テレ朝のアナウンサーにして、フリーになってからは「なるほどザ・ワールド」のレポーターとして、その後はグルメレポーターとして活躍した方。現在も時々テレビで見かける。
この方が自宅を改装して5月にオープンした『Copepe』というお店におじゃましたのだ。
若宮大路を海に向かい横須賀線のガードの直前左手にあるローソン。そのすぐ先の路地(クルマ1台が入れる幅)を入って小さな橋を渡った左。営業している日は、ローソンの先に立看が置かれている。

ご本人にお会いできたので、前々から確認したかったことを勇気を振り絞って尋ねてみた(笑)。
「迫さんて、二俣川小学校でしたよね」
「えぇ、そーですよー」
「おうちは漆原医院の脇を入った所」
「そーそー」

やっぱり小学校の同窓生でした(笑)。

何十年も前にテレビで「迫文代」という名を聞いてから、ずっと気になっていたのだ。確か踏み切りの向こうに住んでいたあの子もそういう名前だったよなぁと。でも、クラスも一緒になったことはないし、なにしろ彼女は途中で引っ越してしまったから卒業アルバムで確認もできないでいたのだ。
ただ、僕の学校からの帰り道に彼女の家があり、家の鍵を郵便受けから取り出して玄関を開けているのを何度か目撃。そのたびに「見ちゃったぞ~!」とみんなでからかったのをハッキリ覚えている(笑)。
残念ながら、迫さんも僕の名前までは思い出せなかったようだが、やはりあの時の彼女であったことが判明した。

「で、あの坂本興業のタケシ、元気なの~? へぇ~」

共通の友人の名前も登場してからは、すっかりタメグチじゃん。
いやいや、いつもこんな調子でフレンドリーなのかな。
今はオレこんな仕事してますよと伝えると、
「ウチの店も、しっかり宣伝しておいてよ!」

了解!
思わず敬礼しちゃうところだった(笑)。
なんか、こう、肝っ玉かあちゃん風なんだよなぁ(失礼!)。
すっかりこちらが元気をもらい、僕は土砂降りの雨の中、勢いよくお店を後にするのだった。


鎌倉野菜のミニサラダつき。さつまいもがほんのり甘い。


何千店だかレポートした中で彼女が一番ウマイと感じたという『軽井沢MINORIYAロイヤルスウィートバニラ』アイス(380円)。確かにすっきり甘くて美味。色にはびっくりしたけど。


お店のように見えるけど1階はご自宅だそう。左手の階段を上る。
営業時間は11:30~16:00 時々レポーター業で休むこともあるらしい。

「どうしてウチの店を知ったの?」
鎌倉を歩いていた同僚が、迫さん、あなたからチラシをもらったんですよ(笑)。


そういえばこの人はどうしているかなぁ。こちらは小学生のときに転校してきて僕の隣の席に。「面倒みてあげて」と先生から言いつけられるというよくあるパターンだったんだよなぁ(笑)。

犯人に告ぐ!

2010-10-27 21:02:10 | あんな話こんな話


歯切れがいいですね。
ちょっと長めのフレーズなのに、一気に読める。
畑の道で、思わず声に出して読んでしまった(笑)。

読み直してみると、いろいろな問題をはらんでいるとは思うけど…。

まず、なんで「なす泥棒」なんだろ。
スイカとか、メロンとか、さくらんぼ、お米といった高単価の作物の泥棒ってのは聞いたことあるけど、なんでなすなんだ。
1本1本一生懸命ハサミで摘むという地道な作業のわりには、効率は良くないよね。
それでもナスにこだわった理由を、ぜひ犯人に問うてみたい。ナス好きの僕としては(笑)。

それから、「警察に通報してあるぞ」という後半のメッセージ。
ということは、すでに犯人が誰だかわかっちゃってるってことですか。
もうすぐ逮捕されるから覚悟しとけってことを伝えたかっただけなのかなぁ。

いずれにしても、精根込めて育てた作物をドロボーするのは許せない。
このカンバンを見て反省しろ!
まだやろうと思っているなら踏みとどまれ!
いいか、わかったか!

もうひとつ問題があるとすれば…
たぶんドロボーにやってくる夜だと、このカンバンが暗くて読めないことかな(笑)。


このカンバンは、大船駅北東の関谷の畑で。
実はここも鎌倉市。人気の鎌倉野菜の多くは、このあたりで生産されています。

アゴがはずれる定食屋

2010-10-26 20:00:50 | B食の道


何度来ても、やっぱり驚愕の『小林屋』なのである。

「野菜炒め」は初めてだ。
大きなお皿に、とにかく凄まじい盛り具合。メインのもやしのシャキシャキが嬉しい。ニンジン、タマネギ、キャベツ、ニラに加え、肉までけっこう入っているぞ。これはもう完全に世間でいうところの「肉野菜炒め」なのである。
あまりのボリュームに、アゴが疲れてくる(笑)。急がずゆっくり食べればいいものの、でも僕はお口を大きく開けて休むことなくひたすら食べ続けるのだった。

この野菜炒めにですね、丼ご飯、具だくさんの豚汁、さらにお好みで生卵、納豆、漬け物各種が無料で、さあお客さんおいくらだと思いますか?(チョー甲高い声でお願いします)

なんと480円!

もちろん、料理に手抜きなし。カウンター越しにおばちゃんたちの手際のいい料理の腕前も拝見できるのだから素晴らしい。
膨らんだお腹をさすりながら、激安定食の小林屋が近所にあることを幸せに、そして誇りに思うのであった。


平塚駅下車、駅前商店街の日高屋の2階です。階段を上がって入口左手の券売機で、まずは食券購入。カウンター席が空いていない場合は、右手に進み壁際の椅子に奥から順に座って待て。カウンター席が空くと、「お一人様どーぞー」とオバチャンが呼んでくれる。

過去にエントリーした小林屋の記事はこちら
湘南しらす丼(480円)
しょうが焼き定食(480円)

つえ~女の子たち

2010-10-25 21:00:24 | ぶらかま


スキーのストックのようなものを両手に、森の中を歩いていく女の子たちがいた。
イキイキと楽しそうにスイスイ進んでいくぞ。
そりゃぁアップダウンのきつい道だって、ストックを杖がわりにすればラクチンだよね。
でもなんだい、考えてみりゃぁ、いい若かいもんが。
流行の山ガールだかなんだか知らねぇけどよー。

と勝手に思っていた。
ところが、実はまったく逆だった。
フィンランドで生まれた「ノルディックウォーキング」というらしい。
杖…じゃなかった(笑)、ポールを使うことで、下半身だけでなく上半身の筋肉を使う全身運動になるのだそうだ。ファッションでやってるんじゃなくて、彼女たちはわざわざ負荷をかけてホンキで歩いていたのだった。

ごめんね、勘違いしちゃって。
自分のモノサシで計っちゃイカンね。
だってさ、彼女たちに抜かれた時、くたくたでさ、ホンキで杖が欲しかったんだ(笑)。

成長を見る

2010-10-24 21:32:43 | 自分四季報


あの日蒔いた種はみずみずしく葉を広げて
こげ茶だった畑を見事な緑色に染めていた。
たった1ヶ月ちょっとで、こんなにも成長するのか。
今日は、驚きと喜びでいっぱいに。
太陽と大地と水と、そして人の素晴らしさを改めて実感するのだった。


写真は、手前から、ブロッコリー、キャベツ、白菜、人参。苗を植えたときは、こんなカンジだった。

それにしても、町田に応援にいけず、大敗。サッカーも零敗。厳しいなぁ。

鎌倉スタイル

2010-10-23 17:44:01 | ぶらかま


「それが鎌倉だから、いいんだよ」
観光客がズカズカと軒先まで足を踏み入れてくる勢いに、住民たちは誰もが拒否反応を示しているかと思いきや、意外に寛容な方が多い。
「土日はクルマを出せないし、出さない」
渋滞にハマッちゃったら最後だし、それより何より自分がクルマに乗ることでさらに渋滞を招いてしまうのも申し訳ないのだという。
何気ない一言に、鎌倉に暮らす方ならではの思いを感じるのだ。

緑の中へ

2010-10-22 22:57:09 | ぶらかま


稲村ヶ崎あたりの丘の上へ。
小路が坂となり、急な階段となって、どんどん上へ。
緑に覆われて、足下には枯葉が重なり積もっている。
「すみませ~ん」
勢いよく僕を追い抜かしていく宅配便のお兄さん。
トラックが入れないお宅を目指し今日も歩いて上って行く。
いつかテレビ C Mで見た光景そのままだった。
まだ上がありますか?
「え~、まだまだ上がありますよ」

僕が頂上に近づくころ、彼は荷物を届けて、
また軽やかに緑の中へ下っていくのだった。