湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

雪でした

2012-02-29 23:56:16 | 自分四季報


ホントに久しぶりに朝から大雪で驚く。
昼ごろまではオフィスの窓の外も白かった。
こういう時、鎌倉を歩きたかった。

ところが昼過ぎには雨になり、それも上がり、帰る頃には車道もすっかり乾いた状態に。
なんだかあっという間の銀世界だった。

上の写真は午前10時ごろ。
下は午後3時ごろ。

上下ともケータイで撮影。

カマクラハワイラーメン

2012-02-28 21:46:21 | B食の道


めまいでクラクラした時に、目の前にあったので飛び込んでしまった『カフェ・フラハワイ』。
これまでにも2度ほどおじゃましているが、この時はとにかく水分と塩分をと考え、表の看板にあった「ハワイラーメン」をお願いしたのだ(笑)。
「チャーシュー」の代わりに「スパム」が載っているところが「ハワイ」か。また、レタスやタマネギ、モヤシもさわやかな印象。スープは塩味で、麺は極細。
個人的には好きな組み合わせだったが、とにかく具合が悪くて、一刻も早く塩分と水分を補給したい一心だったので味もよくわからず仕舞い。
もう一度挑戦してみる気にすら、今はとうていなれないのである(笑)。

おかげさまで今日から仕事に復帰。お昼前、ちょっと危うい感じがするも、ご飯屋さんでブリ照りを食べたら復活。ご心配をおかけしました。

打ってる、打ってる

2012-02-27 17:38:38 | あんな話こんな話


体重を問われて答えると
「じゃあ60回ですね」

軽く言われたけど、弱った体、いつグワ~がでるかもしれないという恐怖を抱えながらの「踏み台昇降60回」である。本日の検査で、最大のピンチだ。

仕事を休んで朝から「心室性期外収縮」の検査である。
その中で、心臓に負荷をかける前後の心電図を見る検査での踏み台昇降。

「もしかしたら5~6回で具合が悪くなるかもしれません」
「そしたらすぐにやめてベッドで横になってください」
そうか、ベッドがある、おぉここは病院だ。なら安心。

というわけで、何十年ぶりかの踏み台昇降。恐る恐るだったものの、なんとか発症せずに60回をやりきる。息があがっているのはもちろん、体はポカポカ、足はパンパンだ(笑)。
そのままベッドに横たわると動悸が激しいのがよくわかった。そうそう、これでいいんだ。打ってないのはヤバイからね。

いろいろ検査の結果、今は処置も投薬もせずに経過を観ることになった。
金曜日にあんなに苦しかったけど、土日に静養したら回復している。つまり裏を返せば、今はムリをしなければ発症しないレベルにあるということなのだそうだ。
安心といっていいのか、えっ?不安な気もするけどね。

「次は日を改めて、24時間心電図検査ですね」
それまでに、グア~がきたらどうしましょ?
「24時間やるときに来たらちょうどいいんだけど」
いや、そうじゃなくて、その前に来たら?
「渡されている薬、飲んでいいですよ」
いやいや、もうどうにもならないくらいのやつが来たら?
「救急車呼んで」
…どの先生も、言うことが一緒(笑)。

そうか、そんなら仕方ない。
あんまり心配し過ぎないで、ゆっくりやろう!

ということで、明日から仕事復帰です。
みなさん、ご心配をおかけしました。


同僚にも、自分が担当だった「冬の夜、鎌倉の禅寺で座禅と茶話会」に急遽代役をお願いしたりして迷惑をかけてしまったのだ。 ごめんなさい。
その『みんなの鎌倉遠足』の様子を、今朝の「日経MJ(流通新聞)」で取り上げていただいています(写真)。

孤独のグルメを観る

2012-02-26 21:03:56 | 湘南ライナーで見る


家で安静にしていろといわれたこの土日。気が滅入る中、唯一僕を癒してくれたのが『孤独のグルメ』実写版である。
先日の新聞で知ったのだが、1月からテレビ東京で放映されている。便利な世の中になったもので、そのバックナンバーをケータイで鑑賞できるのだ。
このドラマがなんとも素晴らしい。マンガではたったの8ページに過ぎないボリュームを、20分弱のドラマに仕立てている。その原作にはなかったシーン、エピソードの数々も、すべてがいちいち“孤独のグルメらしい”のである。
しかも、主人公が向かうのは原作で登場している店ではない。ところが、その新たに選んだお店がまた絶妙なのである。『孤独のグルメ』を知り尽くした人たちが、こだわって、心底楽しんで作っているように思える。
よく実写化されたらガッカリなんてケースもあるようだけど、これは満点以上の出来ですね。

「落ち着け、俺は腹が減っているだけなんだ」
「さあて何をお食うか」
「そうきたか」
「いいじゃないか、いいぞ、いいぞ」
「ふつうにウマイ」
「こういうのが嬉しいんだよ」
「○○ってどうしてこう白いご飯に合うんだろう」
「すいません、おかわりください」
などなどマンガに登場するフレーズも散りばめられ、それを主演の松重豊氏がまことにうまい具合につぶやく。そのたびに「ニヒヒ」と笑ってしまう。

そして、なにより食いっぷりがいいんだな。特に、白いご飯の食いっぷりが。ただガツガツ食うのではないよ。おいしいおかずに導かれてのパクパクなのだ。もう、目が離せない。
んー、猛烈に腹が減ってきた。いや、おかずは何でもいい、飯だ、飯だ、白い飯が食いたい。

心臓は弱っているのに、
俺の胃袋は今、白い飯を欲しがっているんだ。


写真は、3週ほどまえ神奈川新聞の書評に取り上げられた記事。

打ってない

2012-02-25 18:57:58 | あんな話こんな話


先に言っときますが、今日のはまた一段と長いので、読まなくて結構です。いや、たぶん読めない。読んでも気分が悪くなる可能性もありますので、心配な方、すっ飛ばしちゃってくださいな。一応、記録しておくだけですので。
めまいのその後である。


一日休みをもらい昨日は仕事に復帰、午後までいつものようにデスクワークをしていたのだ。しかし、なんとなくモヤモヤが強くなってきた…と思うころには、もうめまいを通り越したグワ~という何とも表現しがたいツラい感覚に見舞われた。
グワ~ッというツラさに耐えていると回復し、ほっとして仕事を始めるとまたグワ~ッとくる。体を動かさなくても、しゃべったり、頭を使ってもまたグワ~がやってくる。その間隔もどんどん短くなっていくようだ。
さすがに耐えかねて5時過ぎに早退させてもらい、タクシーでクリニックへ向かった。もちろんその間もグワ~が何度となく訪れては去りの繰り返しで緊張感がほぐれることはなかったのである。

クリニックは1階が駐車場なので、階段を歩いて上らねばならない。グワ~が来ないように気をつけてゆっくりゆっくり上がったのに、受付に着いたタイミングでグワ~ッときた。
カウンターに手をかけ、うつむきながら「いまちょうどグワ~ッてきて」と、わけのわからないことを口走る。
「えっ?熱ですか?」
たぶん不整脈で…
で納得いただき、ベッドのある部屋に案内される。初めてだな、病院に行っていきなり寝かされちゃうなんて。

横になると、ちょっとだけ落ち着く。
看護師さんに症状と、以前「心室性期外収縮」の疑いがあるといわれた旨を伝えると、先生がやってきて腕の脈をとる。
「おー、ぜんぜん打ってねーや、心電図、それから血圧ね」

おかしなことをおっしゃる。
打ってねーって、いったいどういうこと?
かつて血圧が高めだったので「打ち過ぎ」ならわかるけどなぁ。

さて、心電図をとるころにはかなり落ち着いてきた。
「血圧は130の80ですから大丈夫ですね」
何が大丈夫なんだかわからないが、大丈夫という言葉が妙に嬉しい。

診察室に場所を移して先生の話を聴いているうちに、またグワ~がきた。
「来ました」
どれどれと先生、脈をとる。
「おぉ、ぜんぜん打ってない、ほら」
促されて自分でも手首を押さえてみるものの、よくわからない。
「だろ、打ってないんだからわからないよ、横になったほうがいいな」
ベッドに急ぎ移動。
「つまり、こういう時は血圧が下がってるんだ」
なるほど!打ってないって、そういうことか…ってヤバイじゃん!
なんか脈は打っていないのに、精神的にはドキドキしてきたぞ。
少ししてまた血圧を測ると、「戻ってきました、上が108です」
数字で聞かされるとリアルで怖い。怖い、怖い、怖いです。

心室性期外収縮という症状は日常的に誰にでも起きている普通のことらしい。ただし、頻度とか程度に差があり、僕の場合は触れ幅が大きく現れやすい体質ではないかとのこと。
今回は、オーバーワークやストレス、疲れといった複合的な要因に、やはり風邪薬がスイッチになったといって間違いないらしい。

いやいや先生、ストレスなんてあんまり感じないほうだから…
「そう言ってる人こそ危ないんだ」
そういえば、前職時代はほとんど見たことのなかった仕事の夢を、今は毎晩のように見るなぁ。
楽しい仕事には違いないが、一つ一つにかなりのプレッシャーを感じているのも確かである。

「ここまで激しいと精密検査して、今後のことを検討しないとマズイね。◯◯監督みたいになりたくないでしょ」
というわけで、総合病院への紹介状を書いていただく。

「この土日は家でじっとしていて、月曜日に必ず行ってね」
ハイ!もちろんです。
「どうしても耐えられないのがきたとき用に薬を出しておくから」
ありがとうございます。そりゃ安心!
「普通は1錠だけど、あなたの場合2錠飲んだほうがいいな」
ギャ~!

診察を終え待合室の椅子に座る。
またきた。グワ~がきた。なんか、すげーグワ~だ。ん~~~~~…

わっ、すごい、初めてだ今の感覚。これか、気が遠くなるっていうのは…
あぁ、怖かった。大丈夫なのかしら。もしもダメな時は救急車を呼べって先生いってたけど、今みたいな状態だったら、自分では呼べないよ、ゼッタイ。恐ろしい。どうしよう。このままさっきのベッドで寝かせてもらえないかな…と思っているうちにお会計だ。

そして、あのヤクを受け取りに、僕はひとり夜道を指定された取引場所に向かうのだった。

さっきのビッググワ~があったからか、やや回復の兆しである。向かいの薬局で処方を待つ間も、比較的平穏な時は流れていた。
薬剤師さんから、あのヤクの説明を聞く。そして質問をしているその時だった。
平穏だと思っていたのは、たぶん引き波が強かったせいだろう。そのぶんダイナミックなビッググワ~がやってきたのだ。
ん~~~~~ん~…

「い・いま、飲みますか? 水もありますよ…」
見かねた薬剤師さんが言う。
ツラさと恐怖に耐えかねて、じゃお願いしますと、1粒だけ飲むことに。
2錠と言われていたけど、土日に残り2錠では何とも心許ないから、ここはぐっとこらえる。だって、あと2錠しか残っていないという恐怖で病気になりそうだからね。

ここ、笑うところですよ、一応。
それにしてもすごいなぁ、あなた。そうこれを読んでいるあなたのことです。読むのにかなりの労力を費やしているはず。ご苦労さまです。そして、ありがとうございます。
さあ、もう少しだ、がんばれ!(病人が励ましてどうする)


「少し休んていかれて結構ですよ」
じゃ、お言葉に甘えて。
その間に自宅にメール。タクシーを呼ぶほどの距離でもなし、さりとて途中で倒れてもこの夜道では気づいてくれる人もいないであろう。

ムカエニコラレタシ

と妻に打電すると、なんと夜道に現れた人影は図体のデカイ息子だった。もちろん免許を取らないママチャリ野郎だから徒歩でのお迎えである(笑)。まあ、いくらパワフルとはいえ、妻では僕の体は支えられないからもっともである。


「大丈夫?」
いや、大丈夫じゃないから頼んだんだ。

「カバン、持つよ」
あ・ありがと…
感動に胸が震えた途端に、スモールグワ~が到来、道端にへたり込む。
泣いてるわけじゃないぞ。グワ~ッてきて、ツラくてしゃがんでるだけだかんな。

「つかまっていいよ」
おいおい、ホントに泣きそうになるじゃないか、おまえ…

静かな夜道を歩く二人の姿。さて、他人の目にはどう映ったのだろうか。
ノロノロ歩く年寄りの散歩に付き合う息子、いや面倒見のいい孫に見えたかもしれない(笑)。

ただ、ツラかったこれまでがウソのようなちょっとあったかな帰り道となったことは確か。
そして、あのヤクのおかげか、息子のおかげか、帰宅後から今まで一度もグワ~がきていないのである。


写真は、先日たまたま駅前を通過した行進。ドンドドンドン、ドンドドンドンと規則正しい太鼓の音が冬の空に響いていた。

贅沢な珈琲の楽しみ方

2012-02-24 20:15:39 | あんな話こんな話


「お待たせしました」と呼ばれトレーに載ったコーヒーカップを見た時に、ようやく気づいた。
弱っている僕の体にカフェインは厳禁だったのだ。

いつものクセというのは恐ろしいものだ。
いまさら変えてもらうわけにもいかず、受け取って2階の客席へ。階段を上りながら後悔の念と、それを増長させるコーヒーのいい香りが入り交じって悲しい。
結局220円也のコーヒー、今日のところはアロマを楽しむだけのものにしたのである。

体調の方は相変わらずモヤモヤはあるものの、昨日よりはずっとラクな感じ。ゆっくり歩きながら出社し、今のところ発症していない。熱も昨夜からすでに平熱でインフルの心配もなさそうだ。
このまま落ち着いてくれればと、なんともいい香りが漂うコーヒーを前に願うのであった。

とのんきに書いていたのは昼過ぎで…

めまいに狼狽

2012-02-23 20:06:10 | あんな話こんな話


久々だったが、今回も「めまい」は唐突にやってきた。
いや、いま思えば少しも唐突ではなく、発症は必然だったようなのだが。

一昨日の午後から急に咳が出始め、これはいかんと帰宅後に風邪薬を服用した。
昨日も何となく喉のイガイガが治まっていないようなので、朝ご飯の後また風邪薬を飲む。

これが一つ目の原因といえば原因である。ふだんは薬なんてまったく飲まないからなぁ。

そして、二つめの原因はコーヒーだ。
実は朝ご飯以降、午後2時過ぎまでに口にしたのは、持参した濃いコーヒーだけだったのだ。
特にツアー終了後、同僚と別れてから今日は水分をほとんどとっていないことを思い出し、熱いのをムリしてガブガブいったのだ。

しばらく歩き長谷の路地でクラクラきて、それからひとり地獄のような思いをしながら(笑)、最後はタクシーで家までたどり着いたのである。

以前の健康診断で「心室性期外収縮」の疑いありと言われたのを思い出しこちらを見たら、風邪薬、カフェインについてしっかり書かれていた。
昔から風邪薬はお茶やコーヒーで飲んではいけないと言われてたよなぁと、改めて思い出したのは後の祭りだった。
しかも、この記事を読んだのは今日で、昨晩はボットに残っていたコーヒーを全部飲み干してしまったのである(笑)。

明けて今朝、めまいはか治まっているかのように思えた。
ただ、咳と微熱の原因がインフルエンザか否かだけでも診断してもらおうと、近くのクリニックに寄って出勤するつもりで支度を進めた。
ところが先に出る娘を見送ろうと玄関まで出たら、クラクラきた。そこからは昨日の調子で、外へ出た後でなく家の中だったのがせめてもである。

というわけで、久しぶりに欠勤となった。
具合がよくなれば午後の診療時間に行こうかと思っていたが、お昼にもクラクラきちゃってあきらめる。

さあ、どーなるオレ。
どこかモヤモヤしているものの、横になっているぶんにはこうしてメールを打つこともできるのだから始末が悪い(笑)。

仏師とご婦人

2012-02-22 19:36:30 | ぶらかま


和尚さまにお呼びいただいて、自分が彫っておさめたある仏像に1年後会いにいきました。すると、姿形は何ひとつ変わっていないのに、1年分の皆さんの祈りが込められていたのでしょう、なぜかもう近づくことができなかったんです。そこが工芸品とは違うところかもしれません。
でもね、その時に思いました。自分の作ったものが、そこでしっかり仕事をしていてくれたんだって。仏像を彫ったらそれでお終いではないんだと。

仏師さんかの口から出たそんな言葉に、ジンワリ涙ぐんでしまった。
周りを見ると、やはりハンカチを使っているご婦人の姿が。

今日は『大森昭夫仏師が案内する工房と長谷寺の仏像特別拝観』に同行、実に貴重な体験をさせてもらった。

そんな中、「最後から二番目の戯言」経由で検索いただいた娘さんがお連れになった最年長のご婦人が、また素敵だった。
俳句がご趣味とのことで、先生の言葉はもちろん、見るもの聞くものをどん欲にメモしていらっしゃる。きっと、お帰りになってからゆっくり今日を振り返りお詠みになるのだろう。
いくつになっても生産活動に邁進する意欲的な姿勢に元気をもらった。
ぜひその句を発信していただきたい。なぜなら、きっとどこかで誰かの心に語りかけるに違いないから。

何かをカタチにするということは、自分が考えている以上に、もっともっと素晴らしいことなのだと、しみじみ思らされる一日だったのだ。

再会だシベリア鉄道

2012-02-21 23:10:04 | B食の道


悲しみの裏側に何があるの?
涙さえも凍りつく白い氷原

と歌われた「シベリア」である。
つまりカステラ(スポンジ)部分がどこまでも続く氷原で、その真ん中をシベリア鉄道が突き抜けていくイメージ。だと、たしかこの本で読んだ気がする。

こちらでも諸説あるとのことだが、いずれにしても懐かしいお菓子(和菓子か洋菓子かも諸説)であることは間違いない。
シャトー』で購入、115円だった。
子供の頃はうまいと思ったことなどなかったが、僕の好みが変わったのか、それともここのが特別うまいのか、とにかくおいしくいただけたのだ。というか、もう1個買ってくればよかったと思ったほど。

スポンジがしっとりしている。中央の餡が甘くない。
餡か羊羹かも諸説あるようだが、ここのは水羊羹に近くてツルンとした感じを残していて口の中が楽しい。
凍てつく日に懐かしいシベリアと再会し、僕は不意に北の空を追うのである。

初めてのシュー

2012-02-20 20:18:15 | B食の道


遅ればせながらテラモデビューを果たした僕は、その後辻堂駅南口をさらに南下し『シャトー』を目指した。
テラモの喧噪がウソのように静かでローカルな住宅街である。その中を進んでいくが、とてもわかりづらい場所。iPhone見ながらでなければ、到底たどり着かなかった。

さて、写真の「シュークリーム」と「エクレア」
それぞれいくらだと思いますか?

「シュークリーム」は55円!
「エクレア」は65円!

そんなにお安くて、味はどうなんですかって?
それではお答えしましょう。

僕が子供の頃、初めて食べたシュークリームとエクレアの味です。
口の中から、あの時の感動がジンワリよみがえってくるのだ。
わかりますかね、そういうことです(笑)。いま市中に出回っているものと比較してはいけませんよ、決して。

最近はお上品にシューが妙にソフトだったり、逆にわざわざ硬くして特徴を出したりしているが、こちらは薄くてカラカラでボロボロしちゃう懐かしいタイプ。その中に、これまた懐かしい黄色いカスタードクリームがボヨンとしている。
いやぁ懐かしい。「スイーツ」というより「洋菓子」と呼びたい。辻堂恐るべし。テラモもすごいが、こんな素敵なお店を住宅街の奥に隠しているとは。ご近所さんは今でも普通に食べていらっしゃるのか~。うらやましいなぁ。

子供のころの思い出体験が二つもできて、たったの110円ですよ!

もちろん、ショーケースには「生シュークリーム」(115円)、「二色シュークリーム」(85円)「スペシャル・エクレア(生クリーム、カスタードクリーム、バナナ入り)」(115円)など高級?な商品も用意されている。

ただ僕は、次に行った時も間違いなくプレーンをお願いするだろう(笑)。