湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

矢の行方

2011-01-31 22:59:40 | 湘南ベルマーレ


アジアカップについての記述が何もなかったことに気づく(笑)。
もう語り尽くされた感もあるので、今さら書くのもどうか。
ただ、ひとつ書くとすれば決勝戦の延長で見事なゴールを決めた李選手のパフォーマンスだろう。

矢を射るポーズ。

サンフレッチェゆかりの、である。
好きなクラブの選手が代表としてプレーするのは間違いなく大きな喜びだ。
それが試合に出てくればとても嬉しいし、期待もすれば、ちょっと心配にもなる(笑)。
でも、今回のような厳しい試合になると、もう「ウチの誰々が」的な発想は薄れて、いつのまにか代表というムチーム自体をひたすら応援してしまうわけで、あの夜も広島サポーターだってニッポンの勝利を信じて一喜一憂していたはずだ。

それが、ゴールを決めたらあのパフォーマンス!
「ニッポンやった!」が、「え~っ、やったのウチのちゅんそんじゃん!」と一気に身近な喜びとなる。
彼が放った見えない矢は、間違いなく広島サポーターひとりひとりの胸に突き刺さることになったのだ。
それは同時に僕たちにとっても、愛するクラブのその先にはちゃんと日本代表があるということも改めて教えてくれたシーンだったのである。


写真は本文とは関係ありません。矢印ということで(笑)

湘南夕日クリーニング

2011-01-30 16:13:38 | あんな話こんな話


今の仕事は、オフィス内では一応ネクタイ着用が原則。
ということなので、以前のようにTシャツやポロシャツというわけにはいかないのだ。
とはいっても、ビジネスマン然としたカチッとしたワイシャツは苦手なので、ボタンダウンで多少カジュアルなカンジに気崩している(笑)。
ボタンダウンとはいえ、やっぱりアイロンかけは必要。最近では、休日に時間があると1週間分を自分でやってしまうことも多い。
それも、テレビを見ながらとか、音楽を聴きながら…ではなく、アイロンかけそのものに集中して(笑)。
というか、やっているうちにいつのまにか夢中になってしまっているのだ。ついつい一生懸命になり、気がつくと何も考えていない。あの歯磨きに夢中になってトランス状態になっている感じだろうか。
そして調子に乗って重いアイロンをクルクルやって、ヒジ痛が快方に向かっていたこともすっかり忘れまたギクッとやったり、終わったと思ったらめちゃめちゃ肩が凝っていたり(笑)。
家事は重労働だということを再認識することになる。

開幕まで待てない!

2011-01-29 20:41:58 | 湘南ベルマーレ


午後、少し時間ができたので、今年初の練習試合をやっている馬入に。
もう2試合目の後半だったが、すごい人出。
みんなどんだけ待ちきれないのか(笑)。
と思って土手を駆け上がったら、向こうには何百人単位の人がいて、さらにビックリ。
そして、人垣越しにピッチを見下ろしたら、カテゴリーが下の相手とはいえ想像以上に選手たちの動きが良くて、なんだかもういきなり開幕が待ちきれなくなってきたのだった(笑)。

かまくらかまぼこバーガー

2011-01-28 22:27:21 | B食の道


久々のグルメバーガーかと思いきや、これ、魚のすり身のバーガーである。
大船駅笠間口を出て左に歩いてすぐの『惣 INOUE』の「海の恵みバーガー」だ。
実は鎌倉にあるあの『井上蒲鉾店』が経営していて、1階が惣菜店、二階がイートインスペースになっている洒落たお店。お客の多くは女性で、今日はスーツ姿だった僕は完全に浮いていた(笑)。
ヘルシーなお惣菜がコンセプトなようで、野菜や魚を中心としたメニューが並ぶ。この「海の恵みバーガー」も、様々な葉ものなどを使ったサラダ、大根や人参、ゴボウ、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツなどがゴロゴロしたスープ、さらにパイナップルとグレープフルーツのデザートがついている(+コーヒーか紅茶がついて880円)。
ん~、スープもサラダも実にうまかったなあ。なんかもう、これだけでめちゃめちゃ健康になっちゃった感じ。ごちそうさまでした…

おっと、肝心のバーガーの感想を忘れてた(笑)。
バンズに挟まれているのは、パテとトマト、キュウリ、そして大量のサニーレタスだ。こちらもヘルシー!
白っぽく見えるパテは、すり身の練り物を揚げているようだ。すり身といっても、かまぼこのようにツルツルな歯触りにはなっていなくて、ややザラリとしたイメージ。個人的には、もっとザラザラゴツゴツ感を残してもらったほうが嬉しい気がするが、それでも魚の味はシッカリ伝わってきた。
実をいうと、最初は単に肉の代わりに焼きかまぼこを挟んだだけだろうと期待はしていなかった。小さいし、バンズもありふれた感じだったしね。
ところが食べ始めると、パンチこそないもののスイスイ入っていく。すり身と野菜でサッパリし過ぎじゃないかという心配も、パテを揚げることで芳ばしさや脂っこさも生まれ、全体のバランスがよくなっている。いや、実はかなり計算し尽くされたハンバーガーだったようだ。この店の実力、なかなか。
鎌倉の野菜とお魚を使った、これぞ鎌倉バーガー。ただし、1日5食限定とのこと。




路地を行く

2011-01-27 21:39:03 | ぶらかま


下町がそうであるように、鎌倉も古い町だから路地が楽しい。
でも、いざとなるとなかなか足を踏み入れるのには勇気がいるのも事実。いつもは住民の方しか通らないような場所ならなおさらである。
でもね、その奥が面白そうだから、つい(笑)。
すると、すれ違う人や家々の窓から不審者を見るような視線を浴びせられるのだ。
そんな時に役立つのが、デジカメである。わざわざ鞄からデジカメを出して手に持って、いかにも最近よくいる街歩きのおっさんです的な顔をするといい。そうそう、地図のようなものを手にしているのも効果あり。
いやいや、すれ違いざま、こちらから「こんにちは!」とか「どうも」とか声をかけてしまえば、こっちの勝ちだ(なんの勝負だ)。
たまたま袋小路で行き場を失ったら「行き止まりだったかぁ」などとひとりごちて頭をかきかき引き返す。そんな演技も、最近は堂に入ったものだ(笑)。
こうして僕は今日もまた、歩いたことのない道を行くのである。

猿の次郎物語

2011-01-26 20:57:34 | あんな話こんな話


かみつきザルのラッキーが捕まった。
というニュースを見た。

もう数十年も前に、平塚でも凶暴な猿の大捕り物があったことをご存じだろうか(笑)。
日曜日にブレバタのお兄ちゃん(68歳)が語った思い出である。
茅ヶ崎の岩澤家で飼っていた台湾猿の次郎くんが暴れて手に負えなくなり、梅屋(平塚駅前の老舗デパート)の屋上にあったミニ動物園に引き取ってもらったそうだ。
ところが、次郎君はここを脱走して大暴れ。電線や屋根を伝って逃げる猿で町中が大騒ぎになったとか。

先日のライブ前にその梅屋に寄って、お年を召した恰幅のいい男性従業員に尋ねたところ「覚えている従業員がまだたくさんいますよ」と答えてくれたそうだ。

でも、従業員の皆さんも、まさかあの時の猿の飼い主が、その後ブレバタというミュージシャンになっていたとは知らなかったろう。いや、ブレバタ自体を知らないだろう(笑)。
昨日のラッキーは無事保護されたが、次郎の大捕り物の結末は「悲しいことになってしまった」らしい。

写真は猿ではなく、板塀の上に乗っていた猫。
と思ったら…


お坊さんも寄った

2011-01-25 23:55:03 | ぶらかま


「ウチの孫が高校入試で、今日面接に行ってるのよ」
そんな話し声が聞こえてきた。
大船の常楽寺では午後2時から『文殊祭』。「三人寄れば文殊の知恵」の文殊である。孫の面接がうまくいきますようにと、文殊菩薩におばあちゃんも祈ったというわけだ。
そういえば、昨年はウチの娘も公立の前期試験を受けた日だ。朝、送り出してからソワソワしっぱなしだったのを思い出すなぁ。
でも待てよ、確か面接は午前中に終わっているのでは?

特別な気持ちで

2011-01-24 20:55:29 | 湘南ライナーで見る


I JUST CALLES TO SAY I LOVE YOU
I JUST CALLES TO SAY HOW MUCH I CARE…

いやいや、こんなに大きな声を出して気持ちよく歌ったのは、いつ以来だろう(笑)。
サッカーの応援以外ではあの時か。カラオケにも行かないし、そういえば最近お風呂でも歌わないしなぁ。

昨日は『第5回湘南国際マラソン』と並ぶ一大イベントが夜に開催されていた(笑)。
ブレッド&バターライブである。
場所は、隆泉楼の地下にある『PIPE LINE』。こんなところにライブハウスがあったんですね。
そして、これがブレバタの弟さん曰く「スペシャルプレミアムライブ」になった。
なにしろ、こんな大物がやってきたというのに、観客は20名ほど!
「選ばれた人だけのためのライブです(笑)」と続いた。
そんなライブのクライマックスに向かうところでの「I JUST CALLES TO SAY I LOVE YOU」である。もう大きな口を開けて声を張り上げるしかないでしょ!スゴイ一体感だったなぁ。

さて、この「I JUST CALLES TO SAY I LOVE YOU」といえば、スティービー・ワンダーの世界的大ヒット。しかし、この曲にはブレバタのファンならば知らない者はいないという驚きのエピソードがある。
実はこの曲、もともとはスティービー・ワンダーがブレバタのために書き下ろしたものだ。
1973年にブレバタがアメリカでレコーディングしたアルバム『IMAGES』への参加が縁で交流が続き、二人のためにと提供してくれた曲だった。そこで、わざわざユーミン(呉田軽穂名)に日本語詩までつけてもらい、『特別な気持ちで』という邦題でいよいよ発売というところでスティービーから「待った」がかかる。それで「待っ」ていたら、なんとあっという間に自身の曲として緊急世界発売されてしまったのだ(笑)。ちょうどあの頃のスティービーは、出す曲、出す曲がみんなヒットして、作るほうが追いつかなくなっちゃったのだろう。
もちろん、この「I JUST CALLES TO SAY I LOVE YOU」の大ヒットはご存知の通り。結局そのあとでブレバタが日本語詩のシングル版を発売したため、カバーのような印象となってしまったのである。
ヒドイじゃないかスティービーと思っていたら、このエピソードには後日談がある。アントキャスマナカッタと、なんと改めて「REMEMBER MY LOVE」というこれまた素敵な曲を書き下ろしてくれたのである。とっても律儀な男だった。残念ながらこの曲は注目されなかったけどね(笑)。

とまあ、長々とトリビアを書いてしまったが、とにかく何十年ぶりに観たブレバタのライブは最高だったということ(笑)。兄弟二人の歌声と、ギター1本、ハーモニカひとつのアコースティックライブだけど、ホントにとびきりスペシャルなプレミアライブだった。とても68と62の高齢者とは思えない美しいハーモニーと迫力とキレで圧倒された。
「仲間の二弓と幸矢でした~」
最後はやっぱりみんなが一つに仲間になったということで「FINE LINE」で幕を閉じたのである。

湘南を駆け抜ける

2011-01-23 15:25:59 | あんな話こんな話


ランナーたちの激しい息づかいや乾いた足音と共に、カラフルなウエアが目の前を通り過ぎていく。
そんな中、地味なスーツに身を包み鞄をさげたビジネスマンがやって来た。
必死の形相、真剣なまなざし、苦痛にゆがむ表情に混じって、一人さわやかな笑顔をふりまいている。
突然現れたので、ピントが合わなかったのが残念(笑)。
今回も『湘南国際マラソン』では様々なコスチュームのランナーが走っていたが、この方がダントツでしたね(個人的な感想です)。そして、帰宅後SCN(地元ケーブルテレビ)の中継を見ていたら、この方がフルを完走した直後にインタビューに登場。
「こんな格好ですけど、普段着なんで走りやすかったですよ」
と、サラリと答えていたのだ。
実はコンピュータ関連の仕事でデスクワークらしいが
「明日もこの格好で出勤します!」
こう言って帰っていったぞ。
ネクタイの幅が大橋巨泉氏ばりに広いのが気になったが(笑)、まさに湘南の風が吹いていた。

ちなみに、このゴールしたランナーをつかまえてのSCNのインタビューがなかなか楽しい。新郎新婦のコスチュームの二人はマラソンで知り合い今日入籍だとか、カッパのかぶりもののお父さんは中身も脳天にお皿があって普段からカッパさんと呼ばれているとか…。よく『いい伊豆みつけた』に登場する女性レポーターのインタビューっぷりが実に素晴らしかった。完走した人の喜びや感動をうまく引き出して伝わってくる。見ているこっちまで、いつのまにか笑顔になっていた。
「苦しかったぁ。自分がみなさんを励ますつもりが、間違いなく励まされて完走できました」
と答えていたのは、4時間ちょっとで完走した名良橋晃氏。他のランナーたちが帰路は正面に見える富士山がきれいだったと答える中、
「え~っ、必死だったのでまったく気づきませんでした~」
さすが元アスリート、相当集中していたんですね。


こちらは「10キロ」の折り返し。フルマラソンのランナーよりもみんな必死というか余裕のない印象。「ハーフ」が最もスピード感がたっぷりでレースらしい展開。それもそのはず、タイムのバーが設定されており東海大、拓殖大、城西大などの駅伝部ランナーも参加していたらしい。猫さんも速かった!


タイガーマスクも参加。ランドセルは抱えたままだったけど、その中からキャンディーを出して沿道の子供たちにプレゼントしていた。

絶句し

2011-01-22 22:26:26 | あんな話こんな話


結婚式に出席しました。
というのはウソで、たまたま通りかかったレストランのテラス席で結婚情報誌かなにかの撮影中のようだ。
そういえば、最近結婚式に出ていないなあ…と思ってよく考えてまたら、そろそろ自分の世代だと、そろそろ子供たちが結婚し始める頃。
なんだか、ドキッ!
恐ろしいやら、しみじみするやら(笑)。