ガラスのうさぎの夏の空

「八月五日、朝からまた暑い日だった。父は朝のうち、二宮駅に小荷物を出しに行ってきた。」
そして、その日のお昼前に駅に着いた敏子と父親は米軍機の機銃掃射を受ける。
高木敏子著『ガラスのうさぎ』は、ここから小学6年生の主人公に次々と試練が押し寄せてくることになるのだ。
先日、書店の夏休み推薦図書コーナーで見つけた。存在を知ってはいたけど、読もうと思ったことはなかったのに、なぜか手にとってみると即、購入。一気に読んでしまった。
僕たちは子供の頃から戦争中の映像や話を見聞きしてきたので、読めば状況がある程度想像はつくが、果たして今の子供がこの話を理解できるだろうか、という気はする。
でも、紛れもなく本当の話なワケで、やっぱりしっかり伝えていかなければならないことだ。
というわけで（ってどういうわけだ？）、朝から二宮駅前にあるという「ガラスのうさぎ」像を見に行った。まあ、いつもの自転車でブラブラの目的地が欲しかったわけなんだけどね。
さて、60年も前とはずいぶん変わっているだろうけれど、駅前はひなびた感じで人影もまばら。そして、ロータリーの端の大きな木の下にひっそりと像は立っていた。
銅像なのに、彼女が抱えているうさぎが本当にガラス製なのが妙にリアル。
自分が小学6年生だったら、（そうしていくしかないとはいえ）彼女のように行動できただろうか。
いやいや、できない。像の「敏子」は悲しげな表情をして、でも大人びていた。
曇っていた空から太陽が顔をのぞかせて、カッと暑くなる。
10機編隊のＰ51がやってきたという南の空を見上げてみた。街も人も時代も変わったけれど、たぶん空はあの頃と変わってはいないだろう。

本屋とパスタとお茶の日

我が家の女性陣は、女子バレーの大友選手、高橋選手などによるクリニックがあるとかで、朝早くから出かけていった。
では男性陣もどこかへと思っていたが、部活が休みの息子が「休みなのだから、たまには休みたい」ということで遠出はなし。
すると、必ず本屋さんになった。
お昼はまたまた「モスがいい」と主張した息子の提案を却下し、パスタで。
とはいえパスタといえば、僕の場合いつもどおり「茄子とトマトの～」になってしまうわけだけど。
でも、今日のは肉がゴロゴロしていて、ちょっとヘビー。量もちょっと多かったな。
息子は「有頭エビとホタテのクリームスパゲティ」。これは美味かったらしい。
帰宅すると、1ヶ月前に結婚退社したＳ嬢（ＳＭのＳではない）より暑中見舞いとともに、『茶の葉』の焼き菓子＆煎茶のセットが届いた。ありがとうございます。
まったりとした午後に、いただきます。

湘南ライナー券4500円

朝、財布の中を覗いたら、お札は5000円札1枚と、1000円札1枚だった。
ここに1万円札を足して家を出た。
（カードがあるので現金はいつもこんなもん）
駅に着くと、いつものように1000円札を出してライナー券売機へ投入。
ことんとお釣りの500円が吐き出され、券と一緒に手に取ってからキオスクで新聞を購入。いつものようにライナーに乗車した。
会社のそばのセブンイレブンで、いつものように買い物をして財布を開くと、10000円札と1000円札が1枚ずつしかない。
？
しばらくは事態が飲み込めなかった…。
「よ～く考えよう、お金は大事だよ～」と、よ～く考えてみたらわかった！
ライナー券売機が飲み込んだのは、1000円札ではなく5000円札だったのだ!!
いつものように出てきた500円玉とライナー券を手にしながら、すでに体はキオスクの方に向かっていたので、上のほうから出てくるお釣りのお札（1000円札×4枚）に気づかなかったというわけだ。
多分…というか、ゼッタイそうだ。
ということは、今日のライナー券は4500円也！
やってしまった。朝から凹むなぁ、おい。
そして、再びよく考えてみると、僕の次に買おうとした人はラッキーで、その人はアンラッキーな僕と同じライナーの、しかも同じ車両に乗って東京まで来たわけだよ。
でも、その時点で気づいていたとしても、
「この乗客の中に犯人はいる」
と、名探偵エルキュール・ポワロを演じるわけにもいかなかったけど。
あぁ、今日のライナー券がプラチナチケットに見えてきたぞ。


日刊スポーツ１面に登場の若き望月コーチ　元町香炉庵の青梅どらやきは本日のお３時

7/30（金）の湘南ライナー

８時半です。
ほぼ満席。
さて、今日から全国大会に挑戦の湘南ベルマーレソフトボールチームは、残念ながら２回戦で負けてしまったようですね。チーム発足後、初めての敗戦。気持ちを切り替え、次に向かってください。
さて、サッカーです。明日は福岡戦。アウェーですから多くは望みませんが、勝ち点３をあげてしまうことだけは防いでほしい。って、多くを望んでいるか！でも、負けてしまうと、差が開くことになってしまいますから。暑いけど、頑張ってください。
ソフトも、ビーチバレーも、サッカーも、遠くでばかりでちょっとばかり生応援に飢えています。

土用の丑の日はカニ

土用の「牛」の日に、退社する焼き「鳥」屋さんの看板娘でもあるＳさんの送別会を兼ねた「蟹」パーティーが開催された。
江戸っ子らしく気っ風がよくて、とにかく明るく気持ちがいいＳさん。僕は、特に笑い声が好きだったな。
そのひときわ高らかな笑い声は、うなぎなんかより、よっぽど元気をくれたのだ。
これからも、周りを明るく元気にしながら頑張ってね。
それから、今日のカニはＩ君提供ということで、ごちそうさま。
これも元気がでたよ。
お昼にシッカリうな丼も食べたので、実はもう元気出過ぎ。
このエネルギー、どこへ発散したらよいのやら…

　

7/29（木）の湘南ライナー

今晩も10時半。
乗車率は15％程度とすいています。
いやぁ蒸しますね。バテますね。そういえば、今日は土用の丑の日。丑の日といえば、カニですよね。
えっ？
答えは後ほど。

ガリガリ君が嬉しい午後

会社の中にいても暑かった。
「冷たいものがほしいなぁ」なんて思っていたら、ガリガリ君がやって来た。
いやいや、８ヶ月ほど前に退社したＷ君が、ガリガリ君を手土産にやって来たのだ。
素晴らしいタイミングで、ちょっと幸せ。
ありがとう。遠慮なくいただきます。
それにしても元気そうで何より。
ガリガリ君をガリガリかじりながら（今日はペロペロではない）楽しく話していると、おっと棒に「一本あたり」の文字！
ちょっとした幸せが、けっこうな幸せになったよ。
Ｗ君の近況も聞けて嬉しい、台風一過の昼下がりだった。

7/28（水）の湘南ライナー

10時半です。乗車率は25％位。
今晩は、妻と娘はバレーボールの合宿で不在。息子一人なので早く帰ってあげたかったのに、こんな時間だ。
ちゃんと飯食って、風呂入って寝たかな。
明日の朝は、飯を食わせて、支度させて、６時50分に送りださなければならない！試合でどこかに行くらしい。早く寝よ。

来るようで来ない台風

台風7号が接近。
夜に上陸の恐れがあるため、仕事を早めに切り上げて上がることになった。
まだ明るいうちに着いてしまってビックリ。
台風のほうは、結局午後8時ごろに千葉県の鴨川に上陸したらしい。しかも、こっちは台風の西側にあたるので、あまり荒れず。早帰りも拍子抜けだった。
昨夜は雨の中、汗かきながらベランダを片付け、いつでも来いってかんじだったのに。結果的には骨折り損。
でも、結果オーライだ。
それにしても、夜の長いこと長いこと。帰りに買ってきた本を読むつもり。
たまには、いいね。こんな日も。
（ただ、台風の被害は少ないことを望みます）
写真は、海へ向かう一本道。あの向こうから、波が、うねりが、台風がやって来る。ただ、まだ明るい。

7/26（火）の湘南電車

５時24分発です。
台風上陸に備えて、急遽早帰り！
今のところ、外は小雨のようだけど。
いつだったかも、こんなふうに早く帰れたので、駅ビルの本屋さんにでも寄ろうと思っていたら、駅ビルも早く閉店してたことがあった。今日はどうかな。