湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

A LONG BOOKCATION

2011-04-02 20:53:50 | 湘南ライナーで読む


10年ごとに発売される記念盤
そして、そのたびに音楽誌の特集も組まれる。今回も『レコード・コレクターズ』誌の増刊で「大滝詠一 Talks About Niagara」(ミュージックマガジン社刊 1619円+税)が出ている。 タイトルの通り、インタビューを中心に構成されていて、これまでとはまた違うエピソードなどが読みとれる。

昔の本を引っ張りだしていたら、『A LONG VACATION』の周年記念だけでなく、2005年の『Naiagara』30周年には『大瀧詠一 大瀧詠一と大滝詠一のナイアガラ30年史』(文芸春秋社刊)が発売され、2006年には『レコード・コレクターズ』誌で『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』の30周年特集まで組まれていた。
こうしてみると、やっぱりもう生きているうちに“偉人”クラス。現在の音楽界に大きく影響を与えたり、30年以上たった今も高く評価されていたり、それに職人ともいえる匠の技を駆使したりで、もう人間国宝にしちゃっても決しておかしくはないと思うのだが(笑)。

こちらは、左が『All About Niagara 1973-1979』(1982年、八曜社刊 1200円)。右がこれがすっぽり収まっている『All About Niagara 1973-1979+α』(2001年、白夜書房刊 4700円)。厚さは3倍ほどになった。いずれも初版本。ただし、重版されたかどうかはわからないけど(笑)。数年前に、さらにこの増補改訂版も出たように記憶している。