湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

仕事のついでに大阪散歩

2009-11-30 23:56:32 | お休み日和


金曜日に突然決まった大阪出張。ただし、仕事は13時から2時間程度で済むはず。
ということで、10時半前には新大阪に到着していた(笑)。
地下鉄に乗り換え淀屋橋駅へ。昨日あわてて買った観光本に出ていた近代建築を観賞する。堂島川と土佐掘川に挟まれた中洲のようなエリアは、近代建築博物館のようですね。しかも、巨大な物件ばかり。すっかり魅了されてしまいました。人通りも多くなく、ゆっくり見てまわれます。街路樹も色づいて絵画のよう。








大阪中央公会堂(大正7年)
どこから見てもスゴイ。両A面、いや全A面という感じ(笑)。




中之島図書館(明治37年)。こんな図書館が近所にあったら、毎日通いますね。




大阪市役所の向かいにある日本銀行大阪支店(明治36年)。これも感動的に重厚。
それより、この前の道路、一方通行ですが数えたら7車線!

そして、下はダイビル(大正14年)。一番上の顔の飾りも、このビルです。






この中に『大大阪珈琲』という喫茶店があるそうだが、時間がなくなってしまい断念。中央公会堂のレストランで、ゆっくり飯を食ってる場合じゃなかった。








急いで駅に戻る途中にも、角々に近代建築が現れる。早足で歩きながら、パシャパシャとシャッターを切る。

とってもいい所でした。この後、新大阪方面へ戻り仕事を終えて、また御堂筋線で南下。『なんば駅』で下車すると、午前中とはまったく異なる大阪と出会うのだった。

曇りのち雨のち…

2009-11-29 21:39:54 | 湘南ベルマーレ


ホーム最終戦のセレモニー。
選手が場内を一周しゴール裏に差し掛かると、すっかり暮れた空から大粒の雨が落ちてきた。
いつもとは違うようで、でもやっぱり何かすっきりしないセレモニーを象徴するかのような雨。いや、でも試合終了までもってくれたのだから、ヨシとすべきか。
都倉選手はしっかり抑えていたものの、櫻田選手には手を焼きました。東京Vの土屋選手といい、ポジションこそ違うがスキンヘッドに手こずる(笑)。
ただ、今日の敵は…


この今まで見たことのなかった報道陣だった。
対戦相手の昇格がかかった試合で、湘南側のゴール横に並んだ報道陣は何度も見たが、こっちが蹴りこむゴールの脇にこれだけのカメラが並んだのは初めてだった。
選手の目に入らないわけはない。気にするなといってもムリな話だ。ペナルティエリアに侵入した途端、浮き足立つように見えた。やっぱり、つくづく経験なんだなぁと思う。
でも、今日経験したからもう大丈夫。来週は、気にせずできるよ。そして、カメラマンたちも蹴り飛ばして、J1へ行こう!
もう引き分けは許されない、あとは勝つしかない。シンプルじゃないか!


入場口を分けたので混乱なく入場。ほとんど立ち見も出なかった。


チャカだ!


過去最大の人数で選手を向かえる


かなり熱かったんだけどね


6ゲートのアウェイエリア以外はすべて緑と青で埋まった!感動ですね。


ケンカしてたわけじゃなかったのね。でも、みんなペナルティアークに詰めてたほうがよかったような…


足りたかな?




晩秋に咲く

2009-11-28 23:47:28 | あんな話こんな話


夕方、久しぶりに海老名の妻の実家へ。
夕飯を山盛りご馳走になった上に、米、いちご、白菜、大根、人参、大和芋、キウイなどをいただく。
帰路の途中のセブンイレブンで精米。今日は息子も同行したので、そのたびに30kgの米を持ってくれる。“ジックリ”腰をやってからというものの、やはり危うい感じがしているので大いに助かる。体格だけは立派になったものだ(笑)。
さて、甲府が勝利。J1昇格は最終戦まで持ち越された。明日は硬くなってしまいそうな予感もあるが、チケットも完売したそうで、とにかくみんなで応援するのみ!あと2つ勝たなければいけない…ではなく、あと2つ勝てばいいんです!

写真は、畑の脇に咲いていた大輪。重くて下を向いている。

こゝろの心

2009-11-27 22:29:50 | 本郷後楽園昼休み散歩


もっとはやく知っていれば、もっと長い付き合いになったはず。そんな出会いは、よくある。
本郷の喫茶店『こゝろ』も、その一つ。もっとも僕が東京大学に入っていさえすれば、すでに何十年という単位での付き合いだったのだが(笑)。
東京大学正門に近いこのお店は、通えば通うほど、あぁ僕にぴったりだと思えてくる。古い店構え、懐かしい扉、薄暗い店内、ギシギシいう床。2階に上がっていく急な階段がまたいい。上がりきって振り返ると、窓いっぱいに東大の杜と赤いレンガが飛び込んでくる。
窓の前に並んでいる古い緑色のソファー。間隔は狭く、もちろんテーブルも低い。足を組むには、斜めを向かなければならない。時代を経て日本人の体格は大きくなったが、ここは昭和30年頃の創業当時と変わっていないのだ。
注文するのは、いつも『ウインナーライス』(570円)に『目玉』(60円)載せ。それに、時間がある時はホットコーヒー(350円)だ。



赤いウインナーと、キャベツのソース炒めがご飯の上に載った『ウインナーライス』は、B食(世にいうB級グルメ)の極みだと思っている。こんな食べ物、他では絶対に出会えない。色合いも素晴らしい。かつては白菜の漬物のかわりに真っ黄色のたくわんが添えられていた。
しかも、それをアカデミックな東大間近に感じながら食べることができるのだ。
味は想像通り。それ以上でも、それ以下でもない。それを、わざわざここで食べるからこそ価値があるのだ。



それに、いつもすいている。特に2階は、昼どきだというのに今日も誰もいなかった。1階はラジオの音がしているが、2階はそれもなく静か。窓を開けると道を行くクルマの音と歩行者の話し声、そして木々を揺らす風の音が聞こえてくるばかり。
静かにコーヒーを飲みながら読書ができる。戻らなければならない時間が恨めしい。
階段を降りていくと、いつもはレジの前が指定席の白髪のお父さんが不在。あわてて厨房からお母さんが出てきた。ウインナーライスの製作者と初対面だ。
「この人がつくっていたのかー」
「この人が食べていたのかー」
という感じでお互い笑顔の交換であった。



ここに来るたびに日記に記したわけではないのですが、エントリーしていたものを以下に。

こゝろ こゝろ こゝろ こゝろ こゝろ こゝろ こゝろ


お父さん、外にいらっしゃいました。

前に書いたかどうか忘れてしまったので一応言っときますが、こゝろが開店する前はここ、『中村屋』だったんですよ。そう、移転して『新宿中村屋』としてスタートしたそうです。

11/27(金)の湘南ライナー

2009-11-27 19:31:15 | 今晩の湘南ライナー車内
7時半です。
乗車率は45%位。
車内の表示温度は18.7℃でした。

残念ながら浦安には間に合いませんが、TVKのニュースには間に合いますね。
なにしろ我が家には録画する手段がありませんので(笑)。
おっと、浦安はゴレイロ3人に対して湘南は富金原選手不在で阿久津選手一人!

ぶらり近代建築の旅@甲府

2009-11-26 23:50:49 | お休み日和


今週は、まだ甲府ネタが続きます(笑)。
実は、甲府に降り立ったのは初めてではなかった。ただ、前回は日帰りだったので何も見ていない。今回は泊りで、しかも自転車という足があったので、少し街を見て歩くことができた。
せっかくなので、いくつか近代建築をご紹介しましょう。




山梨県庁舎旧本館(S5年)
いちばん上の写真は、この建物の裏手。なんだか外国にも見えてくる。






こちらは、山梨県庁舎旧本館の北側にある県会議事堂(S3)。


区画整理された街中にある市役所南庁舎(S4 旧甲府郵便局)。低層なのに存在感があります。




甲府中央四郵便局(S5 旧商工会議所)※H6改修


武田神社への坂道の途中にある山梨大学キャンパス内。放送大学の校舎の前にちょこんと建っている山梨大学教育学部地学教室付属水晶庫(S2年)。30代に見える警備員さんに聞いたら「あぁ、あれね、倉庫ですよ」とのこと。「戦前に建てられたものらしいんですけど」というと「戦前なんて、そんな昔のことはわからないね」と。




身延線の南甲府駅(S3年)。これは感動的ですね。周囲は住宅街なので無駄に立派な気もしますが、往時は賑わったのかもしれません。

それにしても、昭和ひとケタの味わい深い建物が普通に建ってましたね。
商店街にも枯れた雰囲気のいいお店がたくさんありましたが、一軒一軒撮っていると日が暮れてしまいますので、今回は眺めるだけにしておきました。
すてきな街でしたが、いずれにしても残念ながら来年は訪れることはありません(「いずれにしても」だなんて不吉でした)。