湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

肉山盛りうどん

2014-08-31 17:13:29 | B食の道


『丸亀製麺』のノボリにあった「肉盛りうどん」の文字に引き込まれてハンドルを切る(笑)。
注文すると、その肉をオバチャンが小皿にこれでもかというくらい盛ってくれた。
最初は、普通のかけうどんとして食べる。澄んだ出汁とコシのあるうどんは、いいね。
肉のほうは甘辛だ。これをうどんに載っける。もちろん、自分流で。これが楽しい。もうこれだけでいい(笑)。

今日食べたのは「肉盛りうどん」(並590円)だけど、単品の「肉盛り」(下の写真400円)もあるので、いろんなアレンジができるそうだ。
最近はごはん(130円)もあるそうなので、「肉丼」もできちゃうね(笑)。



さて、たくさん並んだ天ぷらの中に「ウインナー天」を発見!



しかも、赤いウインナーで3本が串刺し!
すごいぞ『丸亀製麺』!
通っちゃいそう(笑)

バンビーノの挑戦

2014-08-30 17:54:50 | B食の道


「これでおまえ、大盛りなんか頼んだ日にゃ、たいへんな目に遭うぞ」
向こうの席でナポリタンを食べているサラリーマン氏が後輩に言った。

僕が食べているのも、そのナポリタンだ。お店は、サンドイッチ以来の『バンビ』である。
具は、マッシュルーム、ハム、玉ねぎ、そしてピーマンという素敵なラインナップ。それぞれの量も多めな上、全体量も多いので、これで550円はかなりお得だ。
ただ、油分がやや多めなので、ハネに気をつけながらフォークを使おう。
なんだろ、ピーマンが入るだけで全体の味がキュッと強まるというか、濃くなるというか、ぼかぁ好きだなぁ、こういうの。彩りも鮮やかになるしね。
むかし食べたナポリタンにも入っていたことがあって、あのときの独特の感覚がよみがえってくる。あぁ、懐かしい。

この「大盛り」を想像したら・・・
よ~し、その「たいへんな目に遭って」やろうじゃないか。男の子だ!
そう決意して、階段を下りるのだった。

小さなお店の大きな幸せ

2014-08-28 21:25:31 | B食の道


熱した中華鍋に油を敷き、あらかじめ細かく刻んでおいた具をザッと投げ込む。
ジャーッと水分の飛ぶ音と共に香ばしい匂いが漂い始める。

これが、中華料理屋さんやラーメン屋さんのカウンター越しによく見るチャーハンの調理の始まりである。

しかし、横浜万世町にある古い中華屋『若松屋』では、なんとチャーシューやナルト、ネギといった具を刻むところからスタートするのだ。他の料理も同様だった。注文を受けたら、すべてお父さんがゼロから始めるのである(麺だけはお母さん担当、それから盛り付けも)。

そのお父さん、どう見てもアラ80。人の良さが顔に出ている。赤らんだ笑顔がすてき。しかし、調理には全力で取り組む。ご飯を投入し炒める段になると、カンカンカン、ジヤッ、ジャッ、カンカンカン、ジャッ、ジャッと実にリズミカル。これを半世紀以上前から繰り返している(勝手な推測)。アラ80になっても、この技とスピードは衰えを知らない(勝手な思い込み)。今日などは、一度に3人前を炒めているのだ。目の前のバイタリティに感動すら憶える(勝手な感想)。

オタマを裏返してお皿に盛るが、オタマ時点で山盛りなので、当然はみ出る(笑)。かなり大盛りに見えるけど、これで普通なのね。びっくりだ。
そして、脂っこくない優しい味にまたびっくりだ。大きな口を開けて、できる限りの量を送り込んでモグモグするという僕の大好きなチャーハン食いスタイルを心ゆくまで堪能できる。大盛りを超える普通盛りだから、その至福がずっとくりかえされるのが嬉しい。

さらにネギたっぷりのスープがまた嬉しい。なんとドンブリで供されるから、大盛りを超えた普通盛りとのバランスもいい。



これで、なんと650円だというからまたびっくり。
狭いお店なので、いったん表へ出てから角を曲がり別の入口から再入店してお会計。親切な接客をしてくれる気のいいお母さん(やっぱりアラ80)に千円札を渡すと、「350円のお返しね」と、分厚い両手で優しく僕の手を包み込むのだった。

くの字のカウンターが10席足らずの小さなお店で、こんな幸せな時間が半世紀以上も前から繰り返されている(勝手な推測、でもきっと間違いない)。




そういえば、「昼のみ定食」(600円)のおかずだけは作り置き。今日は、ナポリタン風の上に見たこともないようなデッカイ肉団子が5個くらい。あのナポリタン、どう見ても“付け合わせ”ではないぞ、あれ。

自転車が少ない自転車のまち

2014-08-27 21:53:32 | あんな話こんな話


「自転車のまち宇都宮」なのだ。
2010年に、そう宣言している。

実際に、駅前の『宮サイクルステーション』でミニベロを借りて走ってみて、よくわかった。
道路は広いし、アップダウンが少ないし、とっても走りやすい。同じく「自転車のまち茅ヶ崎」を目指しているという茅ヶ崎市と比べたら、10倍、いや20倍走りやすいと実感(笑)。

それに、何が走りやすいって、「自転車のまち宇都宮」と宣言しているのに、あまり自転車が走っていないところ(笑)。やっぱり北関東は自動車社会だからか。栃木市佐野も、そうだったな。

そんなすてきな町を、そして炎天下ひとり自転車をこいで走り回ったのである。
ビルの建ち並ぶJRと東武それぞれの駅周辺を少し離れると、一気に空が大きく開けて気持ちがいい。
車道に自転車ゾーンが設けられていたりするけど、脇の歩道だってとても広くて、おまけに人も自転車もあまり見かけないものだから、どこでもスイスイなのだ(もちろん改正道交法は遵守)。

例えば、魅力的な建物を見つけてブレーキをかけ、ヒョイと自転車を停めても邪魔にならないからうれしい。
さすがに県庁所在地なので街並みがかなり広がっているから、ここはまち歩きよりも、ポタリングがぴったりだ。
その素晴らしさに、住民のみなさん自身が実は気づいていないのではないか、「自転車のまち」と宣言しておきながら何のことやらと思っている市民がほとんどなんじゃないかと、勝手に心配しつつ僕は自転車を返却するのであった。



ときどき現れる自転車レーン。でも、障害物が・・・

バラ定食を

2014-08-26 22:05:33 | B食の道


いったいどうなってるんだ。
もうとっくに2時を回っているってのに、くの字の長いカウンターはポツポツと3~4席しか空いていないのだ。そのカウンターの向こう、キッチンスペースでは8人ものスタッフが立ち働いている。一日中こんな調子なのか。

恵比寿に来たのでまた寄ってしまった『めし処 こづち』だ。
今日は「あじフライ」(300円)、ライス並(250円)、そしてフンパツしてポテトサラダ(200円)と、初めてバラで攻めてみた。
つまり「定食」という名前が付いていないメニューの組み合わせですね。

「味噌汁は?」
当然きかれたが「だいじょうぶです」と答える。今日も扉は開け放たれ、外気温とあまり変わらない店内である。熱い味噌汁など飲もうものなら、ナイアガラの汗となること間違いなしだからね。



カットされ盛り付けられたあじフライは食べやすいのはもとより、なかなか美しいビジュアルだ。その向こう側でポテサラもたっぷり。我ながらなかなかバランスのとれたバラ定食となり悦に入る(笑)。

ところがだ、後から入って来る人、入って来る人、みんな頼むのが「牛バラ定食」(850円)だ。そして目の前で調理され盛り付けられる牛バラのいかにもうまそうなこと!

次は、バラはバラでも「牛バラ」に決定! ぜったい。

住宅街の焼きそば専門店

2014-08-25 21:10:41 | B食の道


実にタイミングよくお店に入れたのだろう、待つことなく着席できて、しかも数分でそれは目の前に現れたのである。

先日出掛けた宇都宮にある『石田屋』は、焼きそば専門店。「野菜」がデフォルトで「玉子」「ハム」「肉」と、トッピングを指定するシステムだ。
僕が頼んだのは「野菜・玉子・ハム」で550円也。



玉子は半熟ではなくほとんど固まった状態。ハムは火を通していないカンジ。
そのアバウトさに比べ、なんだろキャベツの炒め加減が実に絶妙なのだ。シンもほぼ気にならず、どこを噛んでもうまいうまい。そして、麺もときどきカリカリと焼けすぎが混ざっていて、これが香ばしく効果的だ。
何の変哲もない焼きそばのようにみえるけど、ひっきりなしにお持ち帰りの予約の電話が入るのもうなづけるというもの。しかも、とびきり安いというわけでもないのに。
こういうお店が近所にあったら、価格云々ではなく、もう当たり前のように頼んでしまうものだよね。

翌日、自転車でこの店の前を通ったら、やっぱり店の前で待ってる人がたくさんいた。





ガチンコ勝負じゃなくてチンガにやられる

2014-08-24 22:43:29 | 湘南ベルマーレ


後半から入ったチンガ選手にやられた。
いや、ゴールじゃないよ。あれは運が悪かった。
そうじゃなく、湘南の攻撃にリズムが出てくるたびに、倒れてゲームを止める老獪さだ。J1の平均年齢が高めのクラブが当たり前のようにやる例のプツン、プツン。常にプレイオンのスタイルの湘南にとってはやっかいなアレだ。
申し訳ないけど今のはぜったい痛くないよと思って見ていると、しばらくしてヒョイと立ち上がって勢い良く走り出すからね(笑)。
いい展開になるたびにプッツリ止められて、また最初からという感じ。攻め続けることができたら、ラグビーでモールのまま押し込んでトライになっちゃうパターンで2~3点いけたはず(個人的な感想です)。
ん~、あの人ひとりにやられました(笑)。その役割を意識して投入したのだとすれば、シャムスカ監督が策士だったということだけど。

でも、あの磐田にですよ、3本しかシュートさせなかったのは、やっぱり敵陣で攻めていてカウンターすら許さなかったという証。
湘南が強くなったのならいいが、磐田がかつてのスタイルを捨てて“受けて”いるのだとしたら何だか寂しい気もするなぁ。ヤマハスタジアムでの戦いの時のように、真っ向勝負が見たかった。今季最多の14,115人は、それを期待していたはずだ。


写真は、攻め続けながら勝てなくて頭を抱える観客席。ではなくて、ゲーム前に行われた、災害時の身を守る姿勢をとる訓練。

こちらは、一般入場の、まさに長蛇の列。




コレオを2枚。ジュビロ側から見てみたかった。






最後は、やまと豚のカレー。いつもは500円なのに今日は550円。フタを開けたら色鮮やかな夏野菜カレーだった!


すぐおいしい、すごくおかしい

2014-08-23 22:42:00 | B食の道


なにかで紹介されていた「チキンラーメン」のスープを別にして、卵と黒胡椒とパルメザンチーズを加えると「カルボナーラ」になるという記事。
やってみた。
麺が麺なので、さすがにスパゲティの「カルボナーラ」とは思えなかったけれど、これはこれでおいしい。実は生卵ではなく温泉卵にしてみたんだけど、試しに2個めを投入してみたところ、コクがぐっと出てさらにうまさが増した。
そもそも麺のタイプが違うので「カルボナーラ」にはならないけれど、これはこれでとってもおいしい食べ物だった。
ただ、「チキンラーメン」は「チキンラーメン」だからうまいのであって、アレンジする必要があるのかという気もしつつ(笑)。

えっ?
ラーメンどんぶりじゃなくてパスタ皿だったらって。
いや、あれを狙ってみました(笑)。

顛末

2014-08-22 23:18:40 | あんな話こんな話


ま、こういうこともある。

取引先に品物を届けながら帰ろうとオフィスにカギをかけエレベーターに乗った。
1階まで下りてエントランスに出ると、外はまだ明るかったんだ。

いつも会社を後にするころはビルのシャッターはすでに下りていて、脇のドアを開けセキュリティのスイッチをオンにしてからさらに駐車場の扉を開けて表へでるパターンだ。

ところが、そのパターンがいつもと違っていたこと、大きな手提げを抱えていたこと、そして何より明るかったことが重なって、すっかりセキュリティのセットを忘れてしまったのである。

用事を済ませて家路に着いたころには、日は落ちている。
大船から東海道線に乗り換えたら電話がなった。その瞬間に、セキュリティ忘れを思い出した!
別の階の同僚からだったが、運悪く合鍵も出払っているとのこと。一晩位ならと悪い天使が囁いたのだが、明日は土曜じゃん。さすがに2日間セキュリティレスはマズイので、藤沢で下車していま来た路を逆戻りすることになったのである。

再び大船駅から根岸線で北上するころ、平塚では花火大会の幕開けである(笑)。

そして任務を負えて同じ帰路につき平塚駅に到着すると、そろそろ浴衣姿たちが駅に現れはじめたころだった。

俺は待ってないぜ

2014-08-21 22:51:41 | あんな話こんな話


「205待ちですか?」
関内駅のホームで、いきなりそう声をかけられた。

お目当ての電車が来るのを待ってる鉄ちゃんだと勘違いされたようだ。いま停まっていた電車をやり過ごしたからか。

「いやいや、磯子行きだったから」
「あっ、す・すいません、てっきり」

そう、僕は終点の大船まで行きたいのに、来たのは途中までしか行かない電車だったので乗らなかっただけ。その様子を見て、僕を鉄ちゃんと間違えるとは!

カメラだって手にしてないのに。いかにもビジネスマン然としたイデタチなのに、同類に見えるかな(笑)。
確かに嫌いじゃないけど、残念ながら鉄分は多くはないぞ。
どの位の鉄分かといえば、「205」言われて、そういえばそろそろラストランだったなぁと、すぐに気づく程度だ。


声をかけてくれた写真の方も、いわゆる鉄ちゃんっぽくない。最初はカープファンかと思った(笑)。