湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

百年かよいたい食堂

2011-04-03 21:18:17 | 湘南ライナーで読む


すばらしいタイトルである。
『東京・横浜 百年食堂』(日本出版社刊 952円+税)は、森沢明夫著『津軽百年食堂』という物語から派生した「百年食堂顕彰會」の定義をいい意味で拡大解釈して選んだ大衆食堂が56軒掲載されている。
大衆食堂の大家遠藤哲夫氏の寄稿も気が利いていて、頷くことことしきりである。喫茶店なども含まれているが、これも「百年食堂」と呼んでも違和感のない店ばかりだ。
前から入ってみたかった店、わざわざ行ったのに休みだった店はともかく、こんなお店もあったんだと新たな発見もあった。
オレとしたことが!というのが、鎌倉駅近くの『あしなや』。実は昭和11年創業だった。この間、お昼に入ろうか迷ったんだけど店構えが新しめだったのでパスしちゃったんだよな。ん~、大衆食堂や定食屋を語るには、まだまだ嗅覚が弱いようだ。

とはいえ、けっこう経験済みのお店もあった。
洋食一新亭(浅草橋)
下総屋食堂(両国)
芳味亭(人形町)
萬福(銀座)
ニューキャッスル(銀座)
洋食松栄亭(神田)
万定フルーツパーラー(本郷)
食堂もり川(本郷)
センターグリル(野毛)
磯村屋(横浜橋)
酔来軒(横浜橋)

そういえば『絶滅食堂で逢いましょう』のその弐(徳間書店刊 1500円)も先月しっかりゲットしておきました。こちらには、三ちゃん食堂(新丸子)と観音食堂(大船)の2軒だけ。
その壱には、洋食一新亭、万定フルーツパーラー、ニューキャッスルの他に栄屋ミルクホール(神田)も掲載されていました。

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