湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

イケてる二人

2015-05-31 20:37:59 | あんな話こんな話
先日、鎌倉でこの方とランチをとった。
「サービスランチ」的なものを頼んで、ちゃんとそれが運ばれてきたのだが、お会計をと置かれていた伝票を裏返したら・・・







メニューブックにはなかった品名が走り書きされていたのである。

もう、お店のおネェさんたら!

揺れたけどネットは揺らせず

2015-05-30 22:02:04 | 湘南ベルマーレ


審判どうこうよりも、せめて枠内にシュートを打てていたら、自ら決着をつけることがでけていたはず。
ただ、またしてものクリーンシートは讃えるべき。いわれていた通りの広島の“個”に、対し“組織”で前から、さらに体を投げ出し泥臭く最後まで守り抜いた。これで4戦連続かな。
勝てなかったけど、堂々と上位チームと渡り合った。ちょっぴり感動したのだ。

それにしても地震。
「大磯・二宮町民デー」で本州で最大の震度を記録したのが二宮町だなんて。
それにしても、あんなに大揺れして、ピッチサイドに関係者が湧き出て、スタンドも騒然としているのに、選手も審判も全く気づかないのだからすごい集中力だと感心したなぁ。
一時はストップしていた鉄道だけど、みなさん帰れたかな。無事を祈ります。

逃した着物は大きい

2015-05-29 17:12:02 | ぶらかま


江ノ電和田塚駅の踏切を渡りながらホームを見ると、その向こうに和服姿の女性たちが一列になって線路を渡っている。甘味処の『無心庵』へ入っていくようだ。

折からの雨で傘を手にしているし、その向こうから電車もやってきた。

シャッターチャンス!
と思ったが、デジカメは背負ったリュックの中だ。あわてておろしてチャックを開けて引っ張りだしたときには、ごらんのようにすでに被写体は隠れてしまったあと。
ケータイならポケットにあったのだけれど、せっかくだからとデジカメを選択した判断ミスだ。
クゥ~、まだまだ修行が足りないなぁ(なんの修行?)。

小さな背中

2015-05-28 21:45:06 | あんな話こんな話


「どこに何が置いてあったのか、どうしても確かめたい」

すっかり体が弱り出歩けなくなった老母の願いを叶えるべく、以前よく通っていたというスーパーに連れ出した。今日はいくぶん調子がいいというので。

頭の中で考え始めると、確認せずにはいられないらしい。ついでに買い物をしながら、遂にはメモを取り始めた。
激しいモノ忘れの段階から、すでに認知症に片脚を突っ込んでいるのだろう。
このところよく電話かかってきて、モノを尋ねることが多くなった。さっき電話して何を聞いたのかを問うてくることもある。
ついこの間までは電話代も1000円程度だったのに、先月は1万円を超えたらしい(これは自分で言っていた)。
わからないことがあるとどこへでも電話で問い合わせるというから驚いた。
テレビを見ていてわからないことがあったので「NHKに直接電話したこともある」と。
そんな積極的な人ではなかったんだけどね(笑)。

いま僕にしてあげられるのは、そんな電話に応えたり、こうしてゆっくり付き合うことぐらいだ。
メモを取っている後ろ姿を見て、もともと華奢な体が一層小さく見え切なくなるばかりである。

フライングサマー

2015-05-27 22:51:25 | 自分四季報


妻の実家は農家なので、勝手口の手前に土間がある。
作業用の靴(あるいは地下足袋)を脱がないで、お茶を飲んだりできるようなスペースになっている。
帰り際、そこに降りたら虫を踏みそうになった。
カナブンかと思ったが、すぐに義姉が拾い上げるとカブトムシの雌が今にも飛び立とうとするところだった。
まだ5月だというのに、もう活動しているんだ。そういえば、テレビでも例年より速く蛍が出たと伝えていた。
今日も真夏日を記録。ホントの夏が思いやられるなぁ。


暗い所で、しかもケータイだったので写真がブレブレですね。

まいどおおきに普通食堂

2015-05-26 23:45:29 | B食の道


久しぶりの外食。
といっても『寒川食堂(まいどおおきに食堂)』だから、ごく普通のおかずばかりなんだけど。
しかも、それをたくさんある中から自分の好みで選べるところが嬉しいお店ではある。
選んだバランスはどうかわからないけど、どれも普通においしくて文句はない。
文句はないけど、それ以上でもそれ以下でもなくて、個人経営の古い定食屋さんなんかに比べるとなんとなく寂しい。
でも、これで600円くらいだから、やっぱり文句はないか。

プライスレスなワンコイン

2015-05-25 17:31:48 | B食の道


日替わりのDがいつもワンコインで、しかも食後のコーヒー付きという『景記』へ。
ただこの日(もうけっこう前)は別のおっさんと一緒だったので、ワンランク上の「イカと青菜の炒め物」(630円)をフンパツした(笑)。

真っ白なイカと、緑が鮮やかな青菜とのコンビネーションは見た目にも美しく、もちろん味だってふつうにおいしい。今日も丼の白いご飯が進むのだ。

でも、いつものDのワンコインとの130円差はどこなのか、改めて考えてみると自分にはよくわからない。

素材そのものの価格差なのだろうか。
それともDの500円は、本来ならCの630円であるべきものを内緒で特別に提供してくれているのかもしれない。

ん? そうなると、ここに来たらやっぱりDのワンコインを頼むべきではないか。そう、お店の心意気をしっかり受け止めてね。
いや、いつもの感謝の気持ちを伝えるために、たまにはCやBだって頼むべきなんじゃないかとコーヒーをすすりながら逡巡するのである。

とはいえ、大枚はたいたお客であろうと、500円しか払わなかったお客であろうと、ここの従業員(主におかみさん)は必ずお店の外にまで出てお見送りをしてくれるのだ。

通う理由は、すでに安いからだけではなくなっている。


スタンドも湘南スタイル

2015-05-24 21:26:00 | 湘南ベルマーレ


「ちょっとコンサート会場にいるかのような錯覚に陥るような、そんな集中力が見える応援をしてもらった」
曺監督のコメントの一節だ。

確かに昨日は得点を重ねたこともあり、スタンドはこれまでにない盛り上がりだった。
とはいえ、実はここまで盛り上がるようになったのは、曺監督自身のリクエストで昨シーズンから始まった「コール&レスポンス」がきっかけだと思う。

選手紹介時はまだまだだけど、得点シーンのコール&レスポンスは、テンションが高まった上にその選手の名前を呼ぶのだから、ほぼ絶叫となる(笑)。
そのレベルのまま試合を見つめているから、1プレー1プレーに対する歓声も1ランク大きくなっている。
そして、またゴールが決まれば、さらに一段と大きな声に・・・

「コール&レスポンス」自体は元祖ではないけれど、うまく取り入れてコンサート会場化しているのだ。

それから、煽り映像時の曲に合わせて「太鼓の達人」的な手拍子も煽るアニメ動画も奏功。メインスタンドの一部でしか起きていなかった手拍子が、スタジアム全体に広がっていった。
こうした一つ一つのアイデアが、そして何より楽しいサッカーが観るものをも巻き込んで、独特のスタジアムの雰囲気を創り出している。

アウェーチームやサポーターへの歓迎タイムも通り一遍ではなく、スタジアム全体での歓迎メッセージ&拍手、審判団紹介時のリスペクト拍手・・・

こんな空間で応援できる幸せも、他にはない「湘南スタイル」だと思う。

久しぶりの勝利に酔う

2015-05-23 20:58:37 | 湘南ベルマーレ


キックオフから二人の外国人をからめた攻撃の迫力に、完全に受け手に回ってしまった。
セカンドボールがまったく拾えない。こりゃたいへんだぞ。
と覚悟したら、秋元選手のビッグセーブをはじめみんなが体を投げ出してのDFでしのぎきる。

ところが後半に入ると攻守交代。
湘南らしく縦パスから最後は菊池選手が決めると、俄然オセオセだ。



というか、相手が疲れちゃったんですね。完全に足が止まっちゃった。
こんなに余裕を持って終了のホイッスルを聞いたのはいつ以来だろう。

とはいえ、最初の1点が清水に入っていたら、まったく違った展開になっていたかもしれない。
でも、そうさせなかったところが“深化”だ。
ここのところ失点もしていないような気がする。
リーグ戦では清水に10試合勝ちなし(19年間)だったそうで、ようやく何とか闘えるレベルになってきたような印象。さあ、この勢いで1stステージのクライマックスへ。


一番上の写真は、いつもはアウェー席となるバックスタンド6ゲート。今日は産能大の学生席に。
2つ目の写真は、永木選手のFKが左上隅に見事に決まったシーン。



こちらは、選手入場時のベルマーレビッグウェーブ。




こちらはハーフタイムの富士山。

ぐるりと輪を描いた

2015-05-22 17:55:38 | あんな話こんな話


「日暈」(ハロ)というらしい。
お昼前からかなり長い間、頭上の太陽に虹がぐるりと輪を描いていた。
珍しい現象なのだが広い範囲で目撃されたそうで、そういう意味では特ダネにはならなかったなぁ(笑)。
と思っていたら、近所に救急車と消防車、遅れてパトカーまで続々と現れた。
救急車には誰も乗らず、その後、見るからに鑑識風までやって来たけど、ずっと見ているわけにもいかず、そのうち規制線は解かれて、気づいたら誰もいなくなっていた。
1日に2回も特ダネを逃す珍しい日だったのだ(なんだ特ダネって)。



その太陽が西の空に傾いた夕暮れどきの富士。