湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

長いお休み

2013-12-31 16:08:17 | あんな話こんな話


ようやくいろいろ一段落してパソコンを開けたら、訃報が飛び込んできた。
いつもの大晦日の日記は1年を振り返っているのだが、なんだかそれどころではなくなってしまった。

70、80、90、100、いや150歳になっても『A LONG V・A・C・A・T・I・O・N』の40年、50年、100年Anniversary Edition発売の度にリミックスしてライナーノーツを書いてくれるような気がしてたのに。もう表舞台には出てこない方なので余計にそう思えて、ゼッタイこっちのほうが先に逝ってしまうイメージだったんだけどね。だからこそ意外というか、あまりにも突然で言葉を失った。

買い物から帰宅した家族にこのことを伝えると、みんなホントにビックリしてこちらを見た。その顔を見て、日頃から自分がいかに大滝詠一信者であったかを再確認する。
ただ、個人的にはすでに新作発表はこれっぽっちも期待はしていなかったのは不幸中の幸いだ。手元にあるこれまでの膨大な作品を聴き続けることが供養である。あぁ。
心よりご冥福をお祈りします。合掌。

写真は、本棚で背表紙が色あせている愛蔵本

こんな日記のあとで何ですが、みなさん今年もお読みいただいてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。それでは良いお年を!


最後は大晦日の夕暮れを1枚。

忙しく楽しい大晦日イブ

2013-12-30 23:21:12 | 自分四季報


今日も続く年末年始恒例行事は、妻の実家でお餅つき。
その20年以上、受け持っていた自動餅つき機担当を、今年でお役御免となった。というか、むりやりそういうことにした(笑)。
姪の彼氏に継承(笑)。
といっても、たいしたシゴトではないので、3分の指導で完了したんだけどね。



お餅をついたら、いったい何台あるんだよという車を洗い、大掃除を手伝い、野菜を収穫し、イチゴの箱を組み立てる。
今日も例年通り大忙しだったが、みんなで楽しくやったので疲れも心地よい。また、来年もこうして忙しい一日がやってくることを心から願うのであった。




焼きものハシゴ忘年会

2013-12-28 23:44:59 | あんな話こんな話家族編


いま、去年の日記を見たら「7年目」と書いてあった。そうか、鎌倉の『お好み焼き津久井』で家族の忘年会をやるようになってもう8回目にもなるんだ。
いつもは焼いているうちに満席になるのに、なぜか今日は2階へ案内される団体さん以外の姿が見えない。とても静かでいいような寂しいような。大きな声で笑ってもいいのに、なぜか声をひそめたり(笑)。それでも、今年も4人でわいわいやりながらとびきりおいしい時間を過ごしたのだ。乾杯の写真で昨年までとは違っているのは、妻のジョッキがビールではないこと。昨夜、そして今晩と忘年会があるため(笑)。





さて、帰り道にはこのところ恒例となっている『コクリコ』でのクレープ。
「考えたら、また焼きものだ」
息子に言われて、初めて気がついた。いつも焼きもののハシゴをやってたんだなと、みんなで笑った。
それにしても、別腹とはよく言ったもんだ。さっきあんなに焼いては食べたのにペロリ。

来年もまた、ここで。

年賀状はお忘れなく

2013-12-27 20:06:42 | 自分四季報


夕べは頑張って筆を走らせ、一気に年賀状を書き上げてしまったのだ。
そして今朝、束を上着のポケットに入れて家を出た。駅までにポストは二つあるが、すっかり忘れて電車に乗ってしまった(笑)。
よくあること、最近は特にね。まあ、いい。関内駅を降りてから投函すればいいじゃん。



はい、ご想像通りです。
会社に着いてから気づきました。誰もいないオフィスで「あーーー!」と叫んじゃった。

こんなことばっかりだな、最近は特にね(笑)。

息が白い恋人たち

2013-12-26 20:36:24 | あんな話こんな話


カップルでスケートは楽しい。
テキトーに下手なくらいが、二人の距離をグッと縮めてくれる。
もちろん、手をつないで、時には腰にしがみついたり。息を白くしながら盛り上がるのだ。
ところが、つないだ手と手の間には厚手の手袋があり、回した手と腰の間には手袋と厚手のコートがあったりする(笑)。
恋人たちの素敵な時間なのに、こればっかりはいつも残念だと思うのだ。
もう、僕にとってはまったく関係ない話だけど(笑)。

ランボー、ベントーに和む

2013-12-25 20:39:43 | あんな話こんな話


今日は職場のランボーだった。
シェフやバリスタをやっているスタッフがウデをふるってくれた。

「あっ、やべー、ベントー持ってきたの忘れてた!」
インターンの若者が叫んだ。
「皆さんで食べてもらえますか?」
カバンから取り出してテーブルに置いた。
ママ弁である。

「実はオレもランボーだったの忘れてて、寮で作ってくれる弁当、あるんですよ。オレのも食ってください」
こちらは寮弁である。

こうして忘年会のテーブルには、かわいらしいお弁当が二つも並んだ。僕も玉子焼きなどをもらって食べたが、作り手の気持ちが伝わってくるおいしさに何だが嬉しくなってきたのだった。

みんながつまんだあと本格的に食べていたのが、シェフといつもお弁当を作る立場のママさんだったのも、ちょっと面白かった。


写真は、もう誰かがつまんじゃったお弁当二つ。

ハッピークリスマスイブ

2013-12-24 23:18:45 | 自分四季報


3年ぶりの全館点灯(タワーズみらいと)というニュースを聞きつけ、駅とは反対方向へぶらり。
夜だというのにどこから湧いてくるのか、とにかくすごい人出だ。夜景がお目当てだからさすがに半数がカップルじゃん!と気づき改めて今日がクリスマスイブであることを思い出した(笑)。
ま、最近は他人の幸せそうな顔を見ても、羨ましいより何だがハッピーになってしまうので、こちらも自然と笑顔になっての徘徊。ニコニコしたちょっとアブナイおじさんを見かけたら、たぶんオレでした(笑)。
いや、陽気なサンタということにしておいて。

それではみなさん、ハッピークリスマス!




2個でニコニコ

2013-12-23 20:52:50 | B食の道


「はい、ニコニコ!」
料理を食べていると、かかってきた出前依頼の電話の受話器を取ってお母さんはこう出た。

その声を耳にしただけで、こっちもニコニコしてくるから不思議だ。
実にいい名前のお店、三崎の『ニコニコ食堂』である。
この日は一緒にミニ大漁旗染め体験をしたおっさん二人飯メンバーを連れて暖簾をくぐっていた。

今回はオムライスにしたのだが、前回食べたチャーハンをどうしてもまた食べたくなって注文してしまった。
なんと、飯ものダブル(笑)。
といっても、半分は相棒に助けてもらった。

オムライスは全体に焦げ目がついて香ばしい感じ。味は予想通り、ごく普通においしい。これがうれしいのだ。
三崎なのに、マグロも海鮮ものもない。地元の人のための普通の食堂だから、普通においしいのがイチバンなのである。

それからやっぱり店名ですよね。『ニコニコ食堂』はステキすぎる。そして、食器に入っている名前は『食堂』がなく『ニコニコ』。食器が並ぶと『ニコニコ』だらけになる(笑)。なんだか幸せ。こんな雰囲気で食べるのが、僕は好きなのだ。



店を出るとき手元を見たら、扉にも『ニコニコ』の文字が。実にいい店だなぁ。
ところが、またもやその店名の由来を聞くのを忘れてしまった。
仕方ない、また訪ねることにしよう(笑)。


小さな大漁旗を染める

2013-12-22 22:10:32 | お休み日和


新しい船の進水式にあわせて船主に贈るという大漁旗。その染めを生業にしている県内唯一のお店が三崎にある。
今日は、そこで行われたミニ大漁旗染めの体験に参加した。先日歩いたツアーのシリーズである。

とはいっても、あらかじめ選択しておいた図柄の布地に、刷毛で好きな色に染めていく。まぁ塗絵みたいな作業である。
ただ、柔らかく目の荒い布、滲みやすい染料というところが難しい点。でも、僕の隣では小学生の女の子がスイスイ刷毛を走らせている(笑)。



「いつもはピンクが人気なんだけど今日は出ないなぁ」
と職人さん。
ところが、選んだ図柄のメインであるクジラをピンクに染めたのは僕です(笑)。
「いつだったか、芸能人の女の子が、やっぱりピンクのクジラにしたなぁ」
あれ~、ちょっとガッカリ。

それに比べ、一緒に参加したおっさん二人旅おっさん二人飯)メンバーの出来は秀逸だった。マグロも波も立体的に見えるぞ。
「この手法は参考にさせてもらう」とプロにも褒められたほどだ。マグロの図柄はいかにも大漁旗っぽくて迫力があるなぁ。



さてさて、染めは1時間半ほどで一応できあがり。この後の工程をプロに任せて終了である。一体どんなミニ大漁旗に仕上がるのか、後日送られてくるとのことで、その日までまた楽しみが膨らんだ。お正月は玄関先に掲げておこうかな(笑)。

僕が子供の頃、房総半島の先端に近い父の実家で、祖父から聞いた話を思い出す。
丘の上に建つその家の窓から海を見ていたら、こう言った。
「水平線の向こうから船が“上って”くる。船に大漁旗が見えると、みんな坂を駆け下りて港に向かったものだ」
その光景が見えてくるようだった。


ヤオコーの隣にヤオコー開店

2013-12-21 22:52:15 | あんな話こんな話
昨日の朝、市役所で用事を済ませ駅に向かった。
まず目の前に、去年閉店したダイエーの跡地に先月オープンしたスーパー『ヤオコー』の真新しい建物が飛び込んでくる。買い物難民化していた地域の人にとっては福音ともいえる店である。
その隣、マンションの1階に、新しいお店が開店するという。以前、食品のディスカウントショップだった小さなスペースだ。店の名は・・・



『八百屋 幸多』
略して『ヤオコー』(笑)

なんですか、このセンスというか、やり口というか、心意気というか、
なかなか好きだなぁ。

なぜこの名前で、なぜここに・・・

先日24日開店という殴り書き(笑)のチラシが入っていたけど、一体どんな店になるのか、どんな人がやっているのか。
「湘南エリアのこだわり特別栽培農家と直接取引!!」と書いてある。大きな『ヤオコー』にない“売り”なのかもしれない。ちょっと楽しみだ。

『ヤオコー』が『ヤオコー』を食う。そんな図を想像するのも面白い。

そういえば、スーパーの『ヤオコー』も、元は『八百幸商店』と名乗ったらしい。