湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

スモールなビッグマウス

2014-02-28 21:32:56 | あんな物こんな物


そう、そう、これで充分。ぜ~んぜん問題ないよ。

だって、グラフィックやってるわけじゃねーし。仕事じゃあ手首と指先だけチョチョッと動かしているだけだかんね。

えっ?ほとんど動いてねーって?

いやいや、実はスンゴイ速さで小刻みに動いているんだよ、高橋名人並みにさ。速すぎて止まって見えるらしくて「スローハンド」って呼ぶ人もいるくらいだ(笑)。

そうだよ、このくらいの面積があればいいんだよ、マウスパッドなんてものはさ、ヘーキヘーキ。ポッケにだって入っちゃうからよ、ちょっと移動するときだって便利なんだ。しかも、これ、めちゃめちゃ安いんだぜ。

えっ?
安いからって、何度も何度も失くすなよって?

なになに?
そもそもノートなのに、おまえマウス使ってんのかよって?


す・すみません。で・でも、でもですね、こんなに小さなマウスパッドごときでこれだけズラズラと書いたんだから、もう、これで充分、ですよね(笑)。

煮た者同士は相性抜群

2014-02-27 20:53:24 | B食の道


ウインナー巻×大根、ウインナー巻×たまご、ウインナー巻×はんぺん
これが、コンビニでおでんを買う際のローテーションである。つまり、ウインナー巻を軸に回しているのだ。

ところが、あまりにもウインナー巻が好きで好きで好き過ぎて、遂にウインナー巻×ウインナー巻を頼んでしまったのだ(笑)。
これには僕の顔を見るなり「おでん?」と口にしたパートのおばちゃんも、その口をポカーンと開けるしかなかったようだ。

それにしても誰が考えたんだろうなぁ、ウインナー巻。陸の練り物×海の練り物が合体してるんですよ。またその合体の仕方がスゴイじゃないですか。海のものが陸のものを優しく包み込んでいる。しかも、ぜんぶ包み込むんじゃなくて、ちゃんと両端を残して包んでいる。ほら、ここにウインナーがいるんですよと、みんなに分かるようにしてあげた優しさが美しい。
さらに、合体とは言ってみたものの、実は両者はしっかり混ざり合っているわけではない。食べていると必ず途中でプルンと勢いよく離れ離れになるのだ。これがまた楽しい。
仲良くしているかと思いきや、いい距離感を保っている。海と陸と育まれた場所こそ異なるが、さすがに同じ練り物同士、ずっとお互いのことを思いやりながら、そしていい味を出しているのだ。

と、ウインナー巻2本を食べながら、またくだらないことを考えているオレなのであった(笑)。

え~っと・・・写真を見ればおわかりのように、1本は一体いつから煮込んでいたんだというくらいたっぷり煮込まれていて、せっかくのウインナー巻の歯ごたえと味が残念なことに。


さつま揚げのページはありませんが、ウインナーは
こちら

替え刃わかる

2014-02-26 23:04:35 | あんな話こんな話


新しい電動シェーバーを買ったのは去年のこと。海外有名メーカーのものが7,980円だったので、飛びついたのを覚えている。

昨日、外刃の一部がめくれた状態になり鼻の下を出血。こうなってくると交換しかないのでヨドバシに買いに行った。

4,420円だった。

こんなに軽くて薄~い外刃が、重くてデッカい本体の半分以上の価格だった。
結局、そういうことだったんだな(笑)。

それにしても、電気カミソリ、一生で何本買い替え、外刃、内刃を買い替えてるんだろ、オレ。ちなみに、替刃の裏書には「18ヶ月で交換」と表示されていた。まだ10ヶ月した経ってないんだけどなぁ。
写真は、日曜日の海老名の某農家の庭。雪かき跡の向こうで梅が満開を迎える。

NO NEGI NO LIFE

2014-02-25 21:52:47 | あんな話こんな話


やっぱりネギが好き。
どうやってもネギはうまい。
ネギがなかったら、ネギが入っていなかったら、間違いなく好きな料理がかなり減ってしまう。

NOネギ、NO LIFE

でも、ご存知ですか。長ネギは栽培にけっこう手間も時間もかかることを。伸びてくるけど、日に当たらないように土を盛らなければならない(土寄せ)。白い部分をできるだけ多くするためですね。それで、収穫まで7~8ヶ月もかかるのだ。
しかも収穫のときは収穫のときで、簡単には引っこ抜けない。びっくりするほど抜けない。丁寧に掘ってからでないと、ゼッタイ抜けない。やってみればわかる(笑)。
そんなだからこそ、やっぱりうまいんだよねぇ。

写真は、そうやって収穫してきた長ネギ。洗って、少しひん剥くと、それはそれは白く艶やかな肌が現れ、食欲は全開となる。

中華街レトロ

2014-02-24 18:14:07 | 思い出日和


「ナンキンマチ」
子供のころ、中華街はそう呼ばれていた。極彩色で、にぎやかで、高いトーンの中国語が飛び交い、香ばしい匂いが漂っていた。

今でも歩いている人の服装や、店の前の立て看板を除けば、あの頃とそう変わらないようにも思える。
そんな中でもちょっと気をつけていると、ちょっと懐かしい風景に出会えるところが面白い。




いきなりフラッシュダンス

2014-02-23 22:21:42 | あんな話こんな話


山下公園で一人の女の子が踊りだした。
すると、通りかかった清掃スタッフがブラシを持って一緒に踊りだす。さらに、スーツ姿のOLも。そして、ベンチに座っていた人たちまでもが次々と・・・。
そう、フラッシュモブと呼ばれているサプライズ的なパフォーマンスだ。それが、いきなり向こうの方で始まったのだ。

で、結末はどうなったのだろうか。その後、周囲の人たちから拍手は巻き起こったのか。そして彼らはどんなふうに撤収していくのか(笑)。
仕事中だったので最後まで見届けることができなかったことが残念でならない。

難問の多い料理店

2014-02-22 23:42:08 | あんな話こんな話


「福神漬けおつけなさいますか?」

乗り換え駅構内の店でいつもの「かき揚げそば」を食べてたら、後からきた客が「カレーうどん」を頼んだ。その時、若い店員が確かにそう問うたのだ。

「お付けなさいますか?」と。

お付けなさるのは、いったい誰やねん。
結局、お客さんが自分で付けることになりそうな気がするけど。
「お付けしますか?」「お付けしましょうか?」ではだめなのかな? ん~、今晩の疲れ果てた体と頭には難し過ぎる。

このお店はリニューアル以来、商品を差し出す際に必ず「ごゆっくりどーぞー」と声をかけてくれるようになった。でも、立ち食いそばだからね。ゆっくり食べたくない。こう、ズルズルズル~と超急いで食いたいじゃん。
まぁ、ここのそば、好きだからいいんだけどさ。

脳天直撃!普通のマグロカツ

2014-02-20 21:11:38 | B食の道


ソースにどっぷりと浸かったと見えるマグロカツに白ゴマが映えていた。
見た目どおり味は濃かったが、その下にたっぷり敷き詰められたキャベツがバランスをとり、さらにその下の白いご飯と実によく合う。
しかも、ネーミングがすごかった。

『マグロの脳天ソースかつ丼』(650円)。

訪ねてきた元同僚と一緒にたまたま入った店のランチメニューの一つで、この名前にひかれて頼んだ。そして、おいしかった。もともとマグロカツは大好きなものでね。
ただ、どんなにインパクトある名前で、どんなに希少な部位であっても、残念ながら僕の舌ではその価値を判別することはできなかったのである。

そういえば、店の名前に「海」が付いていたのは覚えているが、ちょっとひねったネーミングが災いしてかえってインパクトが弱く忘れた(笑)。
洋風居酒屋みたいな雰囲気。魚の切り身がたっぷり入った味噌汁もおいしかったんだけどね。

写真がブレブレでした。

立ち食いそバラ

2014-02-19 23:05:48 | B食の道


今日のランチは久しぶりに立ち食いそばと決めていた。
理由はない。ただなんとなく。まぁ、そんなときってありますよね。

ただ、いつもの『大門』ではなく、たまには新規開拓をということで『豊庵』を目指した。神奈川県庁の本館と新館の間の通りにある立ち食いそば屋だ。よく通る道だけど、こんな店があるなんて、実は気づいていなかった。だって、こんな外観だから。



これは、以前この店を見つけた時に撮ったもの。のれんが掛かってなかったらゼッタイわからない。知ってる人は、みんな知っているらしいけど(笑)。
そして、そのみんなは『豊庵』じゃなくて「県そば」と呼んでいるらしい。「県庁のそば」、とはうまい! 座布団一枚。

ところが、今日は様子がおかしい。ペイントされた白い壁と、室内の黒さのコントラストが妙にくっきりしている。しかも、表に立て看すら出ていない。でも、定休日の札も見えない。
よ~く見たら、どうやら火事に遭ったようだ。後で聞いたところによると、先週の雪の日にこの辺りで煙が上がっていたという。怪我人のなかったことを祈りたい。



あんまり変わらないか(笑)。でも・・・



さて、どうする。
こんなところまで来たけれど、周辺には「低価格高カロリー」の店なんでないぞ。すでに昼休みは15分経過している。戻るのか、リスクを犯してでも先へいくのか。焦るな、落ち着け、落ち着くんだ、オレのハラはいま、何バラなんだ。そうだ、立ち食いそばバラだったよ(孤独のグルメ風に)。

おぉ、そういえば大桟橋のたもとに立ち食いそば屋があった。あの店の隣だ。僕はさっきより腕をぶんぶん振って、ダッダッと大股で歩き始めたのだ。
店の名は・・・わからない。まぁいい「おっさんそば」とでもしておこう。「おおさんばし」のたもとだからね(笑)。えっ?座布団なんかいらないっすよ。オレは今、ただただ一刻も早くそばが、立ち食いそばが食いたいだけなんだ。

入店するなり「かき揚げそば」(350円)を頼んで、とにかくササッとやっつけることに。おや、麺が細くて好みのタイプじゃん。かき揚げの具が寄っていて天ぷら粉が固まっている部分も嫌いではない(笑)。実は、丼も大きめでボリューム満点だ。周りを見たらブルーカラー系の客が大半で、納得である。



滞在時間はわずか5分足らずだった。
そのために、オレは街なかから、風景が全く異なる港まではるばるやって来たのか。
アホか・・・と思う反面、目的を果たした達成感と、想像以上にうまかった満足感で気分は上々、帰り道はスキップしていたかもしれない。


オイシーカレーライス

2014-02-18 23:12:25 | B食の道


「ごめんなさ~い、今日はもう勘弁して」

以前いちど扉を開けた時、いきなりこんなことを言われたのだ。
でも、狭い店内にあふれんばかりのお客さん、カウンターの上に積みっぱなしになっている使用済みの丼やらお皿を見たら、は~いと言って扉を閉めるしかなかったのである。

あの日はたしか日曜日だった。今日は平日の午後1時過ぎ。
中華街の外れにある小さなお店『江南』の扉を僕は再び開いたのだ。

「あら、いらっしゃい」
あの時はカウンターの中で顔も見えなかった声の主であるおばあちゃんが、今度はカウンターのこっち側で読んでいた新聞を閉じながら振り返る。店内は暗くて静かだ。お客さんは一人もいなかった。

「え~っと、カレーライスね」

あの時、僕はご飯にルーをかけるだけのカレーライスが食べたかったんだ。そして今日、遂にそのカレーライスを頼んだ。
「え~っと」と前置きをしたのは、壁に貼られたメニューに「ヘルシーカレーライス」(500円)とあったから。これでいいのかという不安と「けっ、ヘルシーなんて」という気恥ずかしさも交錯したのである。



「はい」と言いながらおばあちゃんは「宝焼酎 純」の瓶からコップに透明の液体を注ぎ、僕の前に置くのであった。
「あれ? 呑めないんだけど」
と一応言ってみたら、受けた!

どうやらいったんヤカンで沸かしたお湯を、酒瓶に入れて冷蔵庫で冷やしておくようだ。なるほど。

刻み音、続いて炒め音がして、それからようやく香ばしいカレー臭が漂い始めた。あとで「ウチはルーで作ってんじゃないのよ」と聞くことになるのだが、カレーは一皿一皿イチから作っていたのだ。あの時「ルーをかけるだけのカレーライスが食べてたかった」なんて言っちゃってごめんなさい。僕は目の前に置かれたそれにまずは手を合わせ、ありがたくいただいた。

豚肉の旨味と玉ねぎの甘みが出た、そして両者ならではの食感もある、ちょっと懐かし系のカレーライスである。普通にかなりおいしい、楽しい、うれしい。
ただし、ここまでではまだ「ヘルシー」なのかどうか不明だったが、またまた聞こえた刻み音に続いて運ばれてきた小皿を目にして納得した。



大根サラダが付いてきたのだ。

ただ、大根サラダといえば、断面が正方形かやや長方形が一般的。ところが、同じ細切りでも薄切りタイプだった。この歯ざわりがとてもいい。さらに、トグロを巻いてこんもりしたマヨネーズがまことに美しい。
美しいけど、これでは「ヘルシー」に?が付く。
まぁ、そんなことはどーでもいいや。別に僕はヘルシーを求めていたわけでもないし、実際オーダー時にも「ヘルシーカレーライス」と言った覚えもないしね。ましてや、これがカレーライスに実にピッタリ合うんだから文句のつけようがないじゃん。ヘルシーだかどうだか知らないけれど、絶妙のコンビであることだけは確か。これで、500円とは!

このあと、これを堪能しながら僕はおばあちゃんと話し続けることになる(笑)んだけど、その中で「玉ねぎがキライ」なんてフレーズが出てきて驚いた。でも「作るのは好き」だそうだ。
なんだか、来たときより帰る頃、僕はこの店がもっと好きになっていた。