湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

目的なきおっさん二人歩き旅

2015-05-04 18:09:50 | おっさん二人旅


横浜駅からリーフみなとみらいで開催中の「陽だまりマルシェ」に顔を出し、みなさんとご挨拶。その後おっさん二人旅メンバーと合流する。

メンバーが最近パトロール(笑)を強化しているという神奈川区、鶴見区方面に歩き出す。そう、歩きですよ、歩き。

国道の一本裏の道をテクテク歩きながら北上、そこから一旦西へと向かい大口商店街の端から端を流す。再び国1へ戻って子安から生麦へ北上、あたりをウロウロ。



なんとここまで休憩もせず飯も食わず目的もなく歩き続けてきたので、京急に乗ることにして鶴見駅へ。ここからまた商店街を歩いて、以前一度おじゃましたことがある沖縄料理の『ヤージ小(やーじぐゎー)』でお昼にした。



すでに14時近いというのに、満席の賑わいである。「沖縄そば」(500円)のみをササッとやっつけて、鶴見線の弁天橋駅へテクテク。





田舎臭の漂う駅の風情を堪能し、鶴見駅まで戻る。今度は茶(ちゃー)でもしばこうと西口へ出て豊岡商店街からレアールつくの商店街へ。あれっ?ここは先日「キンシオ」に登場した場所じゃん。
と『伊勢屋』を通り越し『タンゴ』というレトロな喫茶店に。明日は端午の節句ということで。いや、ホントにショーウインドウには兜が飾ってあった(笑)。
で甘いもの&コーヒーをと思いプリンを頼んだら・・・
「まだ製作中ですで・・・」
そこに書いてある「レアチーズケーキは・・・」
「いまちょっと・・・」



というわけで、コーヒー単品となってしまい残念。
目的もなく、いや目的の店すら設定せず歩き出した旅は、体力づくりに大きく貢献して終着となった(笑)。

帰ってから「キョリ測」してみたら、15.3Km
ふくらはぎパンパンである。

日本の春、緊張の春

2015-03-28 21:07:49 | おっさん二人旅


三ノ輪~日暮里~西日暮里~谷根千~上野と、おっさん二人歩きを。
桜はまだ5分咲き程度だが、春を楽しむ人たちでどこも賑わっていた。
特に、上野は想像以上。しかも、聞こえてくる声は外国語ばかりで、日本人の方が絶対に少ない。景色は日本なのに、まるで異国にいるようでちょっと不安にもなってくる(笑)。
さてさて、ニッポンの春を満喫していただけたでしょうか。できればもっとゆったりと、静かに、ホントのニッポンを味わっていただけたら嬉しいんですけどね。


雨宿りはパンク修理

2012-09-16 21:19:33 | おっさん二人旅


雨の中、駐輪場から自転車を出そうとすると、後輪の空気が抜けていた。
パンクのようだ。
近くの自転車屋さんに運ぼうとすると、おっさん二人旅のもう一人のメンバーが「パンク修理道具一式がある」という。この夏も、自宅から甲府~諏訪湖を走破した男である。山中でパンクした時を想定して常に携帯しているのだ。
近くのコンビニが入っているビルの軒先を借りて、にわか自転車屋さんの修理が始まった。助かるなぁ。ただ、僕も見ているだけというわけにはいかない。そこで、雨でできた水溜りにチューブをつけて穴を探した。水溜りとはいっても、深さがないのでなかなか難しい。困ったもんだと思っていたら・・・

「おーい、そんな所じゃだめだろ、パンクだったらバケツに水張らなきゃよ」
後ろからそんな声がかかった。
振り向くと、そのビルの駐車場を管理しているおじさんが笑っていた。こっちにあるからと、用意までしてくれたのだ。

「おれも江ノ島に行くときパンクして大変な思いをしたことがあるんだ」
「子供んときに自転車屋の修理を見るのが楽しくってさ」
「応急処置はガムテープでやっあことがあるよ」
自分の仕事の合間にやってきては話しかけてくれる。最後には「手を洗っていきな」と。

いい友、いいおじさんに出会って、後輪はすっかり元気になった。
お礼を言ってペダルをこぎだすと、雨は上がり夏のような日差しが戻ったのである。

写真は、その自転車をこいでの帰り道、湘南大橋(正式には「トラスコ湘南大橋」)から。


以前のパンク修理の様子。

暴走!アポなし訪問

2012-04-29 22:49:15 | おっさん二人旅


先日のおっさん二人旅で房総半島の先端をグルリと回ったのだが、そのルート上には「千倉」という町がある。
今でもそこには父親の実家があり、叔父と叔母が暮らしている。

僕が赤ん坊の頃からお盆には毎年欠かさず泊まりがけで訪問していた。同じ年頃の従兄弟がいたので、小学生の時は長期滞在をした記憶もある。
大学生の頃には今回同行したおっさん二人旅のもう一人のメンバーを含めバイト仲間4人、泊まりがけで海水浴に出かけたこともあった。
そして、結婚後は子供が幼稚園に入る前までは、やはり毎年お盆に訪れていた。ただ、叔母さんが体調を崩したのをきっかけに、それは途切れてしまったままだ。

今回、フラワーラインを走るというのに素通りもどうかと考え、思い切って顔を出すことにした。

玄関のチャイムを押すと茶の間の障子が開き、叔母さんが不思議そうな顔でこちらを見た。しばらくしてから笑顔になって
「はれ~、だ~れかと思ったよ~」
独特のイントネーションで迎えてくれた。
そりゃそーだよね、たぶん16年ぶり位の再会だ、僕がかなりおっさんになっていたからねぇ。 しかも、アポなし! しかも、自転車でだもん!

で、ちょっと顔を見せるつもりが、上がって1時間も話し込む(笑)。
当然、何度も何度も「明日は日曜日なんだから、泊まっていきゃっせいよー」と誘われる。しまいには、自転車だから荷物になるのでいいと断るも、柑橘類や缶ジュースを持たされる(笑)。以前とちっとも変わらない叔父さん叔母さんの元気な様子に安心したのだ。

笑ったのは、おっさん二人旅のもう一人のメンバーがみんなで泊まった時のことで忘れていた場面を、叔母さんがシッカリ覚えていたこと。どっちが年寄りだか、わかりゃしない(笑)。

家の周囲もあまり変わらなく映り、今回のフラワーラインを走る旅は、ちょっとノスタルジックな気分も味わうことになったのだ。ん~、いい寄り道だったなぁ。

写真は、千倉町漁協の建物。僕が子供のころからここにあった。少し先が千倉海水浴場。

さて、さきほどテレビ東京の『感涙!レトロ食堂2』というスペシャル番組を、ホントに涙しながら見ていたら『夢のカレー』が登場。内房線保田駅の近く。今回の旅の帰路に夕飯をと寄ったが営業していなかったお店だった。8時までやってるはずだったのに。まぁ、86歳じゃあ仕方ないか。

おっさん二人、再びの千葉

2012-04-21 23:26:43 | おっさん二人旅


東京湾フェリーはあのとき以来。前回も失業中の僕の気分転換にと、おっさん二人旅のもう一人のメンバーが誘ってくれたのだった。

今回は、僕は久里浜駅まで輪行し、もう一人のメンバーの車でピックアップしてもらう。そのまま東京湾フェリーで千葉まで渡り海岸線を南下、館山の無料駐車場に停める。そして、ここから自転車で房総フラワーラインを走り、半島の先っちょをグルリしようという趣向である。

曇り空で少々寒いくらいだったが、汗っかきの僕にとってはちょうどいい天候。しかし、途中から向かい風となって、なかなかどうして大変な行程となった。
でも、おいしいものあり、懐かしいものありで、誠に楽しい一日になったのだ。気分転換のお誘い、ありがとう!
詳しくは、あさって以降、小出しにしていきます(笑)。

トドロキとアジスタ

2011-11-03 21:34:42 | おっさん二人旅


武蔵小杉で合流して、久しぶりに『おっさん二人旅』へ。
僕以外のメンバー、つまりもう一人のおっさんと会うのはあの日以来である。
まずは、多摩川のサイクリングロードを上流に向かう。もう一人のおっさんが以前「よかったよ」という深大寺を目指したのだ。

晴れの特異日に曇り空とはいえ、河川敷はスポーツ、BBQ、ボート遊び、釣り、散歩などアウトドアを楽しむ人たちであふれかえっている。そんな休日らしい風景の中、風を切ってペダルをこぐのはなかなか気持ちがいいものだ。

さて深大寺は…というか深大寺の門前はいかにも観光地モード全開で僕らを迎えてくれた。鬼太郎茶屋や、外国人のおかみさんのお店もちゃんとあった(笑)。
もちろん、僕らもちゃんと寄った(笑)。


そして深大寺といえば、蕎麦だ。ここへ来る道すがら人気店の行列を見たが、僕らには一切関係なし。こういう所へ来たら、人気より雰囲気でしょう。大きな木々の影に提灯が浮かび上がっている『青木屋』さんへ。
中太の麺はコシがあって十分おいしい。観光地で「ざるそば」730円なら文句はないぞ。いいじゃないか。


さらに、揚げまんじゅうを歩き食い(笑)。これもウマイ。

ここから喧騒を離れて『国立天文台 三鷹キャンパス』へ。
受付で手続きをすると中を見学できる。ここが素晴らしかった。
あまりに素晴らしかったので、後日紹介したいと思う(もったいぶる)。


1時間以上も滞在して…いや、時間があればお弁当もってきて一日中のんびり過ごしたいくらい(笑)だけど、ここから一気に坂を下り、多摩川も渡り、京王線の鉄橋そばにある『たぬきや』へ。


ここも、もったいぶって後日紹介。


多摩川沿いを河口に向かって下り、高津区久地にある「久地円筒分水」に寄る。
ここがまた素晴らしかった。よって後日(笑)。

というわけで、今日もなかなかどーして面白いポタリングとなった。
あとで今日のルートをおさらいしてみたら、等々力競技場味の素スタジアムを結ぶ旅だったことに気づいた。
来年はどちらも行くことはなさそうな場所だけど(笑)。

おっさん二人ぶらかま

2011-07-10 21:37:24 | おっさん二人旅


町田でフットサルのプレシーズンマッチ、七夕祭り、家の片づけなど選択肢があった今日だが、おっさん二人旅メンバーからの呼び出しでスクランブル発進!
滑川河口近くのコンビニ前で待ち合わせ(自転車乗りががウジャウジャ)、そこから光明寺へ。
材木座海水浴場の駐車場として境内には車がギッシリ。でも、その混雑の割には参拝客は少ない。ところが、ここは鎌倉最大級の三門、蓮の池からの眺め、枯山水の庭、そして
250畳の本堂など見所も多い。しかも、拝観料は無料だ(三門のみ予約制で有料)。

次は、最近オープンした『満』というお店でランチ。食べてみたかった「エチオピア定食」が売り切れで「焼き魚定食」をいただく(後日「B食の道」で紹介)。
ここから北上し、えびすさんの「本覚寺」を参拝、もう少し北上したら金沢街道を東へ。報国寺の奥に進むと「旧華頂宮邸」が現れる。


市内では鎌倉文学館に次ぐスケールの洋館である。建物内は非公開(春秋に各2日間のみ公開)だが、敷地には入れるので、緑が鮮やかなフランス式庭園から眺めることができる。ここはなかなか素敵ですね。スケッチをする人以外はほとんど見学者の姿もないのだ。

一旦、金沢街道まで戻り北側の浄妙寺(拝観料100円)へ。ここへ来たら喜泉庵ですね。


開け放たれた座敷には涼しい風が通り抜け、夏限定の冷たいお抹茶も心地よい。やっぱり僕はここのホスピタリティが報国寺より好き。おっさん二人旅メンバーにも好評だった。

ここで別れたが、横浜在住の彼はこの暑さの中、朝比奈峠越えで帰路へ。僕は海岸線を西へ。途中、2カ所でお祭りに遭遇、楽しんでしまった(笑)。

地獄のぞきと極楽ぽたり

2010-04-24 23:59:55 | おっさん二人旅


「今晩のアド街、たしか富津市だったよね」
「そうそう、でも惜しかったなぁ、これから行く鋸山は鋸南町だもんな」
朝、浜金谷港へ向かうくりはま丸の中で、おじさんたちは語っていたのだ。
ところが、さっき帰宅してそのアド街を見ていたら、富津市の第一位はマザー牧場を抑えててなんと鋸山だった!
でも、鋸山の上にある日本寺でもらったパンフレットの住所はやっぱり鋸南町。で、調べてみたら、富津市と鋸南町の境界線が鋸山の稜線になっていました。なるほど!
というわけで、久しぶりに大学時代の友人と小径自転車旅である。東京湾横断道路の通行料が800円に値下げになり大打撃を受けている東京湾フェリーを応援しようと、船上の人となった。船に乗る行為は、旅気分を盛り上げてくれるのだ。
そして、まず向かったのが、その鋸山。もちろん、山頂へのアプローチはロープウエイ。これで、また旅気分が高まっていく。


しかも、切符が硬券。係員さんが懐かしいパンチを入れてくれる!
到着した山頂の施設がいい具合に枯れていて、おじさんたちはさらに興奮だ。
展望台から急な階段を下って、拝観料600円を払い日本寺の敷地に入る。まず地獄のぞき(一番上の写真)へ。石を切り出した跡とはいえ、どうしてこんな形に残ったのか。そして、誰がそこへ行こうと思いついたのか。
一見すると恐ろしそうだが、実際にその場へ足を踏み入れるとアラ不思議。自分がいま居る場所の状況が見えないからか、案外怖くないぞ。


こうして横から見たら地獄のぞきの周囲の方が、かなり怖かったりして(笑)。

な~んだ地獄のぞきなんてたいしたことなかったじゃんと思っていたら、本当の地獄はその先からはじまった。とにかく、階段ばかり。しかも、かなり急な角度なのだ。パンフレットや旅行情報誌などのイラストマップからは想像できない、非常に厳しいアップダウン。しかも、どこをどう行っても階段がついてまわる。このところ運動不足の身には、かなりこたえる。息は上がる、大汗はかく、これは間違いなく苦行だと思っていたら、かつてここは修行の場だったとパンフに書いてありました。


これが、身丈だけでも21.3mあるという日本一の大仏様。ちなみに鎌倉の大仏様は11.3mなので、その大きさがわかる。でも、この写真ではわかりづらいので、下をどうぞ。左下の人のサイズと右端にいらっしゃる大仏さんを比べてみてください。


さて、ここからは修行の途中に拝める1500羅漢さんの一部を。






それでも、なんとか修行を終えて房総半島を南下し、とんでもないメシを食って、おっさん二人はぶらぶらするのであった。たった35分船に乗っただけで、のどかな田舎町を満喫できる。ウチのほうとは色も匂いも違う海辺のポタリングが楽しめた。さっきの修行は厳しかったが、あとは超極楽の房総半島だったのである。


こちらは1500羅漢ではありません(笑)。通りかかった海岸で行なわれていた東大少林寺拳法部の進入部員トレーニング風景。ある意味、修行(笑)。

男二人下町を北上

2009-09-22 21:43:29 | おっさん二人旅


人工砂浜をハシゴして以来である。
歩く友人あらため自走する友人と東京駅で待ち合わせて、今日は深川方面へ。もちろん僕は輪行、彼は横浜新山下から2時間弱かけて自転車で北上してきた(笑)。一応折り畳み機能があるのだが、何度やっても作業に30分を費やすため、最近は畳まなくなったらしい。
さて、なぜ深川方面か、理由は特にない。昨日地図を見ていて、東京駅から右手(東側)を辿ってみただけ(笑)。
日本橋、茅場町、新川…仕事で歩いて記憶にある風景が、自転車のスピードと爽やかな風を受けて全く違って見える。休日なのでビジネスマンの姿もなく、クルマも少ないから余計ね。


堂々と、そして重厚な永代橋を渡ると、まもなく門前仲町である。社が見えたので自転車を降りて参道を歩く。深川不動堂である。隣は、御神輿で有名な富岡八幡宮。10時過ぎだというのに、すでに観光客がぞろぞろ歩いている。スゴイもんだねぇと驚いたが、オレたちもそのうちの二人だった(笑)。

早めのお昼は、せっかくだからと深川飯を。


『門前茶屋』で「深川あさり蒸籠飯(せいろめし)」(980円)をいただく。おびただしい数のあさりが嬉しい。刻んだ油揚げとネギの歯応えもいい。それが、蒸されているのでかなりアツアツ。ずっとハフハフしながら食べ進めることになる。

上アゴを火傷したので、これを冷やすために甘味処へ急行(笑)。老舗だとガイドブックに紹介されていた『いり江』にて「豆かん」(460円)。


おびただしい数の豆が嬉しい。豆の下からようやく現れた寒天もテングサの香りが強く、よく合う。自然の味を上品にこれでもかというくらい堪能できる。

門仲から北上しよう。すぐにあるのが、深川のおゑんま様と親しまれる法乗院。


ゑんま様の前には、お賽銭を投げ入れる穴がたくさん並んでいる。「交通安全」「家内安全」「安産」「健康」などポピュラーな願い事の他に、「いじめ除け」「浮気封じ」といった超個人的事情も並ぶ。今日の旅の安全を願って「交通安全」にポトリと落とすと、突然いい声でありがたいお説教が始まった。これにはビックリ!ただ、交通安全とは特に結びついた話ではなかった(笑)。

さらに、北上。舌だけでなく、知識としても深川をしっかり理解しようと『江東区深川江戸資料館』を目指した。ところが建て替えのため長期休館中。今日のハイライトになろうかというスポットを失い、続いて『田河水泡・のらくろ館』(江東区森下文化センター)へ。途中、のらくロードという商店街を通る。休日ということで車道も歩行者天国になっているが、車道どころかアーケードにもほとんど人影はなく寂しい限り。


「のらくろ」は戦前戦中の人気マンガだが、実はキャラクターがビジネスになる礎となった作品といわれている。もっとも、その頃はビジネスやライセンスといった概念もなく、作者の田河氏も自由に使わせていたそうだが。

『のらくろ館』を後にした僕たちは、一旦隅田川を眺めてから森下のベーカリー『カトレア』(旧店名:名花堂)へ。現在は建て替えられ今ドキの店舗だが、明治10年創業。僕たちが当たり前のように食べているカレーパン、実は洋食パンという名でここで誕生した。
前を通っただけでカレーのいい匂いが漂う。飛び込んだら「次の焼き上がりは3時です」とのこと。まだ1時間近くあるので、のらくロードを行ったり来たりしたり、今どきのカフェでお茶をしたりして時間をつぶし再訪。
店内には、すでに列ができている。一人で5個、6個と買い求める人が多い。トレーの上に載っているのは、すべてカレーパンという人もいた。1日600個~1000個も出るらしい。


手に取ると、ズッシリ。大きい上に、具のカレーがたっぷりと詰まっている。
特徴あるカレーパンというのは時々あるが、これほど普通なんだけど実に豊かなカレーパンは初めてだ。おいしい。元祖という看板だけでなく、売れている理由はこの満足感に違いない。
ただ、なぜか“懐かしい” 印象はまったくなし。カレーパンは、いつの時代もやっぱりカレーパンだからかな。

そこから、また北上。途中、自転車に乗るちょんまげ姿のお相撲さんと二人すれ違う。そういえば、本場所中だ。人がわんさかいる両国、国技館を経由して蔵前橋を渡り、問屋街を東京駅方面に南下する。
次回の『おじさん二人ぶらり旅』の行き先を決めて別れる。彼は、東京駅からまた自走して自宅を目指す。僕は…。

しらはまへ

2009-08-02 12:54:23 | おっさん二人旅


昨日の続き。
多摩川にかかる大師橋を渡って東京都内へ。東扇島東公園で人工の砂浜を見た後は、やはり人口の『大森ふるさとの浜辺』をハシゴしようという目論見である。
その前に腹ごしらえをと商店街を行ったり来たりしたが、飲食店自体が少なく困り果てる。
そういえば、先月アド街で大森をやってたなという話になり、シャネルズ(古っ!)の桑野氏がこのあたりの出身で…というところから、なんか行きつけの洋食屋が出ていたなと。そこで、道端に座り込んで不慣れなケータイを使いネット検索。ようやく京急大森町駅近くにあることを突き止め急行した。
狭い踏み切りを越え、賑やかな商店街の中にその店『レストランしらはま』を発見した。
自転車を止めようとすると「準備中」の札が。見れば、お昼は14時まで。時計の針はちょうど14時を指していた。
お客さんが出てきたので覗く。店内にはお客さんがけっこういて、店員さんに聞いてみたら「ごめんなさい」ということで、残念無念。
もう、こうなったら飯はおいといて『ふる浜』へ行っちゃおう!
公園の敷地を進むと急に視界が開け、真っ白なビーチが目に飛び込んできた。
まぶしい。美しい。ただ、その対岸には倉庫が並び、異様な雰囲気。その向こうに飛行機が着陸していく。都会とは思えないような、都会のようでもあり、いややっぱり京浜工業地帯だなぁと妙に納得したり。ちなみに、ここの砂は小豆島から運んできたらしい。
家族連れを中心に、“焼き”に来ているお一人様も多数。人もそれほど多くなく、白い砂と公園の緑で清潔感もあり、ここは意外に穴場かもしれないなぁ。
残念ながら水質がよくないので遊泳禁止。でも、しっかり浸かっている人たちもいた。大丈夫かな。
さて、このあと結局蒲田駅前で遅い昼食を食べて別れる。
次は、東京駅で待ち合わせで、ぶらり走りたいね。もちろん、彼は横浜から自走でやってくる。