湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

懐かしさという名の魔法

2015-08-31 22:13:56 | あんな話こんな話


今のヨーグルトより酸っぱくておいしかった気がする。
子供のころの朝、牛乳屋さんがカチャカチャいわせながら届けてくれたビン入りのヨーグルトは。

これをまた、金属のスプーンでカチャカチャと音を立てて食べるのがとても楽しみだったな。

ブラスチックの容器とスプーンでは、こうはいかない。ときどきギーッとすごい音がして寒気がすることはあるけど。

そういえば、牛乳も、コーラも、ヤクルトも、ヨーグルトも、なんでガラス瓶の方がおいしいんだろ。いや、懐かしむ気持ちが、かつてのおいしさを倍増させているだけかもしれないけれどね。

スタンドバインミー

2015-08-30 22:26:22 | B食の道


8時すぎにビンポンが鳴ると、2階のお店のお兄さんが両手に包みを持ち立っていた。

「夜食にどうぞ」
と、手渡されたのは、油紙に包まれ紐で結ばれた「バインミー」。

さすがに人気のお店だけあって、うまかった。さっきおにぎりを食べたばかりだったのに、二つ目いっちゃいそうになったほど(笑)。

そのお店は『ランデブー・デザミ』という立ち飲みビストロ。メディアでも紹介されまくっている、今や鎌倉の有名スポットである。

実は、挨拶やお願いで何度かおじゃましたことはあるのだが、一度も飲み食いしたことがない(妻は既に一人飲み経験あり)。営業時間がモロかぶりだからね。

でも、こういう手軽に食べることができるものなら、夕飯にお願いしておく手もあるなと。たぶん「バインミー」は、もともとそういうスタイルの食べ物だったと思うし。

でも、うますぎて夢中になってしまい、来客に気づかない恐れありだ(笑)。

驚いた!

2015-08-29 23:05:21 | 室長日記


午前中、とあるイベントをのぞくと、スタッフの一人が「音霊に出られていましたよね、あのときお手伝いしてたんです」と。
驚いた!

その帰りに、寿福寺に寄り道。
山門の向こうに緑あふれる参道が真っ直ぐ伸びている。赤いシャツのカメラマンが一人。いつもの撮っている人を撮る悪癖が出て(笑)シャッターを切る。

仕事場へ戻りお昼を食べてオープンすると、なんとさっきの赤いシャツの方が目の前に立っていらっしゃったのだ。
驚いた!
クラウドファンディングでご支援いただいた方だった。

しばらくすると「見学を」と現れた女性が、こうおっしゃる。
「湘南ライナー日記を見てます」と。
驚いた!
しかも「東京住まいなのでなかなか来れず会員にはなれないのですが、贈本させてください」と、鎌倉の本を差し出してくださるではないか。

この日記からのアプローチは初めて。

そこで、これまではあやふやにお伝えしてきましたが、こうなったらちゃんとお話ししておきたいと思います。

いつのまにか右上にバナーがあったり、いつのまにか「室長日記」というカテゴリーができていることからもおわかりのように、8月1日から「かまくら駅前蔵書室」という会員制の図書室をオープンさせました。

これまでになかった仕組み(たぶん)で、楽しい場づくりをしています。
たくさんの方にご支援いただき、現在もご協力をいただきながら少しずつ前に進んでいます。
これからは「室長日記」の割合が高くなることは間違いありません。
ということで、これからもよろしくお願いします。

ま、こういったことを自分で始めること自体が、チョー驚きだったけどね。

汗稽古

2015-08-28 23:09:02 | あんな話こんな話


毎年恒例だけど、ホントに久々。
大相撲高砂部屋の平塚夏季合宿が今日から3日間、総合公園の相撲場で行われている。

ちょっと早い時間だったので、若手や番付の低い力士の朝稽古。厳しさ、緊張感の中にも、師匠と力士との生の会話に笑いが起こったり、見ているぶんにはけっこう楽しい。
公園の緑の中を吹き抜ける風はすっかり涼しくなったのだが、力士の顔や体から滴り落ちる汗は真夏のようだ。

息遣い、時折の大きな声、そして大きな体と体がぶつかり合う音。迫力満点のシーンを間近に見ることができるチャンスは、そうないはず。これからが本番というところで、チョンマゲを・・・いや、後ろ髪を引かれつつ土俵を後にしたのだった。

縁のないところに縁あり

2015-08-27 20:55:20 | 室長日記


以前、おっさん二人飯メンバーに誘われて覗いたら、店内は女性だらけでちょっと場違いな気がしてスルーしてしまった『悠香房』というお店。中華街の北門近くにあった。

中国茶専門店だったがランチも面白そうだったので、いつかはと思っているうちに閉店してしまったのだ。

それが、鎌倉の海蔵寺近くに先きごろ移転してオープンしたという情報を聞きつけ取材に伺った。まさかの展開(笑)。

いろいろお話をうかがったが、中華街のお店を閉めたのは「人が多すぎる」からだそうで、なかなか人が来ないこのあたりが「理想的」だったそう。裏駅から1Kmほどあり、商売とは縁のなさそうなロケーションだ。
でも、緑の中を歩いて行くのがだんだん気持ちよくなってくる。北鎌倉の『石かわ珈琲』さんのイメージ。やっぱり、一度行ったらまたわざわざ行きたくなる魅力にあふれた空間だった。

店主は僕より少し先輩のようだけど、お互い共感し合う部分が多くて、シゴトを忘れ楽しい時間を過ごさせていただ。おかげで、自分のところのオープン時間に遅れるという失態(笑)。お昼ごろ、大汗かいて今小路通りを小走りしていたのは僕です。




朝、約束の時間にちょっとだけ早すぎたので海蔵寺にお参りにいくと、ケーブルテレビのスタッフがノウゼンカズラの花にレンズを向けている。以前、取材いただいた女性キャスターだった。まぁよく市内のあちこちで見かけるなぁ。バイタリティに感心!

秋の気配

2015-08-26 21:23:26 | 自分四季報


畑の周囲の草刈りをやっている甥に声をかけるが、まったく気づかない。草刈り機のモーター音と、危険な作業につき集中しているのとで。

夏の間に草は伸び放題だった。

道の向こうを見下ろすと、田んぼの稲穂が頭を垂れ始めていた。季節はちゃんと進んでいる。

おこじゅう(3時のおやつ)に、軒先のテーブルを囲むと、涼しい風が吹き抜けた。

6歳で観るき?

2015-08-25 22:24:54 | ぶらぶらミュージアム散歩


ペコちゃん展、好調のようだ。夏休みを絡めたのも奏功。全国各地から観覧者があるという。
女性館長さんの著者も読んだが、やっぱりステキな美術館だなぁ。地元民としてはうれしい限り。

先日「はじめまして、美術館」という鎌倉のNPOの方とお会いしたが、子供たちにとっての初美術館としても「ペコちゃん展」は最適だ。帰りにミルキーを買ってあげたら、一生忘れないと思う。美術館は、敷居が高いなんて思わないはずだ。

ちなみに、彼女は永遠の6歳。

いく夏を見ていた

2015-08-24 22:34:51 | 室長日記


土日は夜もまだこれからという感じで混み合う鎌倉駅のホームも、月曜はこの通り。酒臭さを撒き散らしながら大声で笑っている若者たちの姿も見えない。

しかも、ずいぶんと涼しい風が吹いてきた。

気がついたら8月も終わりじゃないか。
毎年のことだけど、夏がいくのはとても淋しいね。

でも、よく考えると鎌倉の賑わいはこれからなのだ。
実りを収穫できるかな。おっと、まだ種を蒔いている最中だったよ(笑)。

ビーサン半パンが正装

2015-08-23 23:02:09 | 室長日記


1年ちょっとネクタイ必須の職場だっあので、友人たちに会うとよく笑われたものだ。

今はもう服装自由。と、自分で決めているので(笑)、毎日半ズボンである。
しかも、例によってビーサン。

鎌倉という土地柄か、こんな姿でお客様をお迎えしても違和感を持つ人は少ないようだ。というか、やってくる人もビーサンだったりする(笑)。
歴史や伝統が背景にあるものの、ライフスタイルは至ってカジュアルというかラフというか。こんなところも、鎌倉が好きな理由のひとつでもある。

ま、ここじゃなくても、ビーサン、半パンなんだけどね。

成長中

2015-08-22 22:44:15 | 湘南ベルマーレ


等々力では負けているだけに絶対に負けられない試合だったから、よかった。
観ることができなかったので内容はわからないけれど、きっちり閉じることができるようになったんだから頼もしい。つい数年前から急カーブを描きながら成長し続けている。急激に伸びると、ヒザが痛くなっちゃいそうで心配だ。

写真は、平塚に帰ってきたころの平塚駅。まだまだ上りホームにはブルーのユニフォームがあふれていた。

そうだ、今日は審判団の紹介のときに、みんな拍手してくれたかなぁ。行かないと、こんなことが心配になってくる(笑)