湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

祝・復活小林屋食堂

2015-02-28 20:30:00 | B食の道


昨年3月末に閉店していた『激安食堂小林屋』。
理由は、ビルの建て直しだった。そして、貼り紙には「10月頃に再開予定」とあったのだが、年末になっても再開しなかった。

それが、先週そのあたりを通ったら開店していたのだ。
さっそく一人で行ってきた。
店内は以前よりも狭くなっていたものの、食券購入、全席カウンター、後方の待ち席システム、玉子・納豆・漬け物・ネギなど無料、さらにカウンターの向こうで腕をふるうおばちゃんたちも見覚えのある顔が並ぶ。
やったぁ!完全復活である。
もちろんまずは「生姜焼き肉定食」(530円)を頼んだ。

「大盛りにしますか?」
おぉ、そうだった。ご飯と豚汁は大盛りにできるんだった。これも変わりなし。うれしいねぇ。
おかずの今日の盛りはやや少なかったような気もするが、味も変わりなし。うれしいねぇ。
11時過ぎだというのに、すでにほぼ満員で回転が始まっている。すごいねぇ。
ここ、2階の店なんだよね。1階には小さな看板しか出ていないってのに。

そうそう、ただ一つ、残念なのは価格が変わってしまったという点。
ほぼ480円だったのが、530円に値上がりです。



あっ、メニューも減ってるというか絞った感じ。そうか、海鮮系、うどんやそばも消えてるなぁ。
そう考えるとちょっと迫力に欠けた印象。
でも、これだけのものをワンコイン+30円で食べられるのだから、平塚市民は幸せなのだ。


それからもう一つ、店名が『激安食堂小林屋』が『小林屋食堂』に変わっていた。
そういえば、階段には「納得します、感動します」の貼り紙もなかったなぁ。




アーガイルかアオガエルか

2015-02-26 21:13:43 | 湘南ベルマーレ


以前、ノロノロしているうちにユニフォームが売り切れちゃったと書いたが、実はたぶん追加が出るだろうと楽観していた。
その通り出たので、めでたくネットでゲットできて、すでに先週届いていたのだ。

今シーズンのユニは、Jに昇格した1994年モデルのアーガイルのような菱形柄がベースに映っているところが気に入って、久々に購買意欲が湧いてきたのだ(あのときはミズノ社製)。



覚えていますか?
あのシーズン。

1stステージは散々だった(インパクトは与えた)ものの、2stステージは最後まで優勝争いをしたり、そのまま天皇杯を手中におさめちゃったんですよね(もっともカップ戦は別のデザイン)。
その前年が磐田と共に圧倒的な強さでJFL(当時の通称は「J1」)を制しての昇格で、なんとなくこうとってもいいイメージがあるんですね。ちょっと似てる。
しかも、今シーズンから、なんと当時と同じレギュレーションの2ステージ制。

こ、これは・・・
と、ひとり密かにニヤニヤしている開幕10日前なのだ。



あれ?写真に撮ったの見て気づいたけど、3つの星の中に「94」「95」「14」と数字が入ってる。凝ってたんだ。

歴代のユニを1分ちょっとで。

癒しの猛禽類カフェ

2015-02-25 21:08:10 | あんな話こんな話
駅からの帰り途の途中に「フクロウカフェ」なるものがある。
なんでも癒されスポットとのことで、各地にできているらしい。ここも、何度かテレビで紹介されていた。ぶら~りあっぱれだけど(笑)。

昼間通りかかってもカーテンがかかっているため、中の様子をうかがい知ることはできない。

ところが夕べ、クローズの札が出ていたものの、入口のカーテンが開いていて、初めて中が見えたのだ。
すると・・・






でっかいフクロウさんたちが、みんなでこっちを向いていた。カメラではこんなアングルだが、視界にはさらに手前の3羽も入っていて、すごい迫力だった。
でも、よく見ると、みんな笑顔じゃん。
勤務時間が終えているっていうのに。接客教育が行き届いている。すばらしい!

でも、もういいんだよ。昼間たくさんのお客さんを相手に疲れたでしょ。
さあ、みんなゆっくりお休み。

ん?
待てよ。彼らは夜行性のはず。
眠れない(眠らない)んだ。
ということは、みんなかなりムリしているってこと?

いやいや、いまどき動物愛護の観点から店長がちゃんとシフトを組んでいるに違いない。交代で休んでいるんだよね。
そうだ、きっとそうだ。そうでもしなけりゃ、みんな暴れだす。
暴れだした最後、もう手がつけられないぞ。

だって、彼らは猛禽類なんだからね。

骨付きに骨抜き

2015-02-24 21:54:36 | B食の道
ジョッワー、ジャージャージャー・・・
僕らが腰掛けたカウンター席の前には壁こそあるが、その向こうで衣をまとったパイコーが熱い油の中に投げ込まれたことがわかった。
実に食欲をかき立てる音である。

その店の名は『雲龍』。昨年延べ156回も中華街で飯を食ったおっさん二人飯のメンバーが「パイコー麺では中華街でも指折りの店」と太鼓判を押す。
太鼓判を押しながらも、実はまだ食ったことがないという(笑)。いつもいっぱいなのだそうだ。
この日は13時をとっくに回っていたということもあり、すんなり入店。もちろん、先客の誰もが「パイコーメン(排骨湯麺)」(850円)をすすっている。

しばらくすると、僕らの前にもやってきた。しかもジャージャー音を立てながら!
こいつは素晴らしい。音だけではない。激しく食欲をかき立てるビジュアルだ。



「パイコーメン」といえば若い頃、その骨付き肉の処理に悩まされて以来、オーダーすることがなかった。だから何十年ぶりなのだ。
ところがここのときたら骨付きは1本だけで、あとは気にせずガリッ、ガリッ、思いっきりガブリといける。
歯ごたえ最高。スープにつかったところの食感もまたよし。
香ばしく、そしてほんのりカレー風味がますます食欲をそそる。いや、もう食ってるから満たされてるはずなのに、さらに食欲がわきあがってくるから不思議だ。



おぉ、上物ばかりに気を取られていたが、すっきりしたスープ、細麺も僕の好みじゃん。
そのスープにパイコーの旨味までが溶け出して、食べている最中にもどんどんおいしくなっていくようだ。
夢中で食いながら、彼が「指折り」と言い、誰もがこいつを頼んでいる理由をしみじみ理解するのである。

あぁ、うまかった。

ジョッワー、ジャージャージャー・・・
また厨房から、あの魅惑的な音が聞こえて来た途端、また食いたいと心から思うのだった。



中華街とは思えない、どこの町にもあったような昭和な佇まいがまたいい。

花粉症薬は国家的プロジェクト

2015-02-23 20:50:16 | あんな物こんな物


昨日「クリスタルヴェール」を購入したが、今日の気温急上昇と風もあって花粉が一気にかつ大量に飛んだようで、まるで効き目なし(笑)。

なんといってもマスクがイチバンなんだけど、なにしろ20℃近くになると暑くて暑くてやってられない。やっぱり「クリヴェー」のようなものに頼りたくなるんだ。
鼻の穴に綿棒で塗るタイプはもちろん、今年は顔全体にスプレーするタイプなども発売されている。でも、結局はどれも気やすめ程度だよね(個人的な感想です)。

飲み薬でもなんでもいいから画期的な薬をお願いします。
そもそも製薬会社さんは、本気で治そうと思っているのかなあ。ダイエットや化粧品と一緒で、みんなに劇的に効いちゃったらうまみがなくなるので、ちょっとだけ効くクスリしか作ってないような気がするのだ(笑)。
ますます増え続けている花粉症は、すでに製薬会社レベルではなく、国家プロジェクトレベルの問題ではないのかとおもうんだけどねぇ。

ワクワクランド

2015-02-22 18:21:21 | 湘南ベルマーレ


予報では雨模様で心配したが最後までもってよかった。年に1回の「ベルマーレワンダーランド」。
例年のような手の込んだ出し物もなく、そのぶん今年にかける意気込み、本気度がうかがえるよな気もするような、しないような(笑)
ただ、新しい面々もすっかり馴染んでいるようだし、監督の“かみかた”にも磨きがかかっているようで、またワクワク感が高まった。

それにしても、ここ数年はステージを見るだけなので、会場で何をどんなふうにやっているのか、まったくわからないなぁ。


紙コップ1杯の幸せ

2015-02-21 17:41:01 | B食の道


息子がバイト帰りに寄ってくれるというので、またまた『サンドイッチハウス ゴロー』の「アジフライバーガー」を頼んじゃった(笑)。
ほかにもいろいろ買ったら、土日サービスだとフライドポテトが付いてきたそうだ。
ちょっとうれしい。
お店で待つ間も紅茶のサービスがあったり、ポイントサービス券があったりと、なかなかステキだ。
また、来週もか?

そういえば、ここのところアジばっかり。高騰しているからって意識してるわけじゃないんだけど(笑)。

伊勢屋のアジメン
川村屋のアジ天そば

クラシックな定食屋

2015-02-20 22:42:04 | B食の道
外に貼り出されていたメニューの中に「アジメン」(650円)を見つけ、その響きの面白さだけで頼んでしまった。

おっさん二人飯のメンバーに、阪東橋駅の近く『伊勢屋』という定食屋まで連れてきてもらった。

「アジメン、それからイカフラ~イ」
オーダーを厨房に通すお母さんが元気で声がまたよく通る。

「アジメンお待ち~」
と目の前に現れたのは、お察しのとおりアジフライとメンチカツです(笑)。



「これ、写真撮ってもいいですか?」
と尋ねると
「えっ? あ、ハイ、どーぞ。キレイに・・・じゃなくて、おいしそーに撮ってね。なに、なに、ブログに載せるの~?」

その声、狭いとはいえ店内中に聞こえてるんですけど~。あぁ恥ずかしい。

さて、その「アジメン」。ボリュームこそ迫力に欠けるが、自家製らしいメンチといい、今や高級魚に出世しつつあるアジフライといい、味もしっかりしていてうれしい。
恥ずかしさを除けば気持ちよく箸を進めることができるのだ。

いや、なにか違和感があるぞ。
定食屋さんなのに、なにか落ち着かない。

と思ったら、なんとBGMがクラシックじゃん!
テレビの時代劇とか、ラジオの人生相談がガヤガヤいってるほうが似合うのに、よりによってクラシックとは。
そして、威勢のいいお母さん・・・

やっぱり南区はスゴイ!と肌で感じるお店にまた出会ったのである。




おっさん二人飯の相棒は、このところ休日パトロールは南区でローラー作戦展開中とのことで、今後にも期待大だ。


ちなみに、これまでの南区のお店の一部
酔来軒
和食いちばん
中華いちばん
豊野丼
コトブキ亭
華楽
若松屋
西村うどん店
磯村屋
さし田
喫茶モカ

年越したそば

2015-02-19 21:25:11 | B食の道


たしかに旧正月の元旦だから混んでるのはわかるけど、それにしたって中華街は想像以上の人出だ。

おっさん二人飯メンバーが推奨する魚屋さん直営の『華錦飯店』に向かったら、なんと店の前に行列ができているではないか。
大通りはもちろん、市場通りや香港路なども人が多くてなかなか進めないのだ。

おっと、いつものワンコイン店も1階が満席で2階に案内されたものの、こちらも満席に近く料理が出ていないテーブルがほとんど。あきらめて、気になっていた喫茶店を覗くも、ここもアキは1テーブル。同様に先客のテーブルの上には水しかなく、即退室させてもらった。


で、結局オフィスの近くまで戻ってきて『相州そば』の「かき揚げそば」(390円)を5分で食べることになったのだ(笑)。


夢なら覚めて

2015-02-18 20:35:30 | あんな話こんな話


クルマを走らせてると、後方から拡声器を通した声が聞こえてきた。

「はい、前の運転手さん、クルマを左に寄せて・・・」

えっ?
オレのこと?
でも、なんで?
と思いつつも、とりあえず指示に従っておこう。スピードも出してないし、とがめられることなんかないはず。

ゆっくりハンドルを左に切りながら、ふと胸元を見ると・・・

あれーーーー!
ない、ない、ないよ、え~っ?

シートベルトしてないじゃん!

それでかぁ。
でも、どーしてだ?
運転するようになってから何十年もの間、ただの一度だって(公道では)シートベルトしなかったことなんてないのに。
え~っ、なんで、なんでぇ。

こんなこといいわけしたって無駄だってことは百も承知だけど、一生懸命主張し続けたのだ。見苦しいほどに。

「えーっと、12,000点の減点ですね」

12,000点?

「でも、罰金は9,000円ぐらいですから」

ヘルメットに水色の制服姿の警察官が、人の良さそうな笑顔でそう言うのだ。
そのとき初めて、僕を呼び止めたのはパトカーではなく白バイだったということに気づいた。それほどバタバタしてたということか。

そして、自分が交通違反をしたという事実を棚に上げ、ひたすら9,000円の出費を嘆いたのだ。
だってさぁ、先日すっかり忘れてたお金が7,000円も返ってきて何だか嬉しくて、しこたま本でも買おうとワクワクしてたんだ。
それが、すべてパー。いや、パーどころかマイナスじゃん!

あぁ~ん、なんて日だ!!



いや、待てよ。さっきから見たこともない通りの道端でやりとりしてるけど、ここは一体どこだ?
そもそも、オレ、どこへ行こうとしてたんだ?

あれっ、ん? これってもしかして夢なんじゃないのか?

落ち着け、落ち着け。
あっ、夢だ、夢だ、そーだ、夢を見ていただけなんだ。だって、シートベルトしてないわけないもんな、ぜったい。

そうか、あぁ、よかった、夢だったんた、夢・・・



アラームが鳴って、本当に目を覚ますのは、それからいくらもしないうちである。

そして、おかしな夢を振り返って、改めてホッとした(笑)。

夢の中で夢から覚めるシーンなんて体験したのは、生まれて初めてだったのである。


それにしても、あの町はどこだったんだろう。写真は、夏に行った宇都宮市内で。