晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『エル・ドラド(1966)』 70点

2010-09-01 10:51:44 | 外国映画 1960~79

エル・ドラド(1966)

1966年/アメリカ

H・ホークス監督お気に入りの西部劇

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆75点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆75点

ハリー・ブラウンの原作を「リオ・ブラボー」のハワード・ホークス監督、リー・ブラケット脚本で映画化。主演が老ガンマンのジョン・ウェインでアル中の保安官にロバート・ミッチェル、若い助っ人にジェームズ・カーン、それに老人助手と酒場の女主人のヒロインと登場人物の設定が「リオ・ブラボー」に良く似ている。監督はこちらのほうがお気に入りらしいが、筆者は断然リオ・ブラボーに軍配をあげたい。
たしかに脚本は念入りで、人物設定もハンデを負う者が悪に向かって正義を貫くというカッコよさはあるが、それが返って邪魔になる。コミカルさもいまひとつ。松葉杖のJ・ウェインとR・ミッチャムが並んで歩く姿はあまり見たくない。
監督の娯楽西部劇に対する情熱は感じられこの作品を評価するひとも多いと聞くが、名シーンが思い浮かばない。これこそ個人差であろう。



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