晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『ラストゲーム』 80点

2006-04-06 10:33:28 | (米国) 1980~99 

ラストゲーム

1998年/アメリカ

スポーツ界の舞台裏をS・リー ワールドで描く

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆75点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆80点

「マルコムX」のスパイク・リー監督がD・ワシントンとのコンビで、バスケットに人生の全てを賭けた親子の物語。伝説のプレイヤー、アール・モンローに憧れ自分が果たせなかった夢を息子に託す。バスケットはアメリカで如何にメジャーなスポーツなのかが分かる。D・ワシントンが一途で毅然とした父親役を、好演している。この役を彼が演じていなければ、恐らく駄作になっていただろう。
バスケット選手の息子役レイ・アレン(ジーザス)との1オン1ゲームは男同士の愛情表現を的確に表現していて、なかなか良い。S・リー監督が日本の野球界に酷似した米国バスケットの大学とNBAを巡る舞台裏を赤裸々に取り上げながら、併せて黒人社会の現実を象徴的に描いている。



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