晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『アメリカ,家族のいる風景』 85点

2006-03-01 10:37:32 | (欧州・アジア他) 2000~09

アメリカ,家族のいる風景

2005年/ドイツ=アメリカ

映画と現実は違う?

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 85

ストーリー ★★★★☆85点

キャスト ★★★★☆90点

演出 ★★★★☆85点

ビジュアル ★★★★☆90点

音楽 ★★★★☆85点

ヴィム・ヴェンダース監督のアメリカへの想いを集大成した映画。監督自身が言うようにサム・シェパードと私生活でもパートナーであるジェシカ・ラングを得た段階でこの映画は方向がはっきり見えてきたのだろう。
落ちぶれた西部劇スターを主人公にアメリカのユタ・ネバダ・モンタナ州を舞台に30年間の男の孤独を丁寧に描いている。脇役陣も若手・ベテランとも多彩で飽きさせない。
劇中「映画と現実は違う」という台詞があったが、ラストシーンが象徴的でナルホドとヴィム・ヴェンダースの<したたかさ>を見たような気がする。



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