晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『ブラック・スネーク・モーン』 80点

2007-09-18 10:46:37 | (米国) 2000~09 

ブラック・スネーク・モーン

2006年/アメリカ

事前PRとは違うヒューマン・ストーリー

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shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆80点

キャスト ★★★★☆85点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆85点

「ハッスル&フロウ」のクレイグ・ブリュワー監督が、ブルースを主題にした心温まる物語を映画化。
ブルース・ミュージシャンがセックス依存症の女(クリスチーナ・リッチ)を更正するために鎖でつなぐ話で、ひとつ間違えるとまるっきり違う映画に成りかねない。主演がサミエル・L・ジャクソンと知って観たが期待どおりのヒューマン・ストーリーに仕上がっていた。
伝説のブルースマン、サン・ハウスが「ブルースは男女のもつれ」と冒頭にいっていたが、平穏な生活に愛想をつかされた男と訳ありの女が、如何に心の平穏を取り戻すかが描かれている。
なかでも主役2人のキャスティングが魅力的。
S・L・ジャクソンの歌とギターは本物だし、C・リッチの体当たりの熱演は目を見張らせる。
ただ、前半の盛り上がりに比較して、後半の展開がこじんまりと纏め上げた感があるのが、少し残念な気がした。