晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『男はつらいよ 寅次郎紙風船』 75点

2006-08-27 10:23:16 | 日本映画 1980~99(昭和55~平成11) 

男はつらいよ 寅次郎紙風船

1981年/日本

寅さんの同級生たち

プロフィール画像

shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 75

ストーリー ★★★★☆75点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆75点

音楽 ★★★★☆75点

マドンナに音無美紀子を起用したシリーズ28作目。今回は愛子(岸本加世子)が、さくらとの異母兄妹を彷彿させる地井武男との兄妹愛が絡む。
マドンナの光枝(音無)は病床中の夫(小沢昭一)がいる前半と亡くなったあとの後半では別人のよう。寅さんが持つ古き良き女性像を見事に覆すさまが面白い。
小学校の同窓会で出演しているお馴染みの犬塚弘をはじめ前田武彦・東八郎などの面々が語る寅さんの小学校時代の悪がきぶりが妙に懐かしい。こんな同級生が必ずどこのクラスにもいたものだ。