エターナル・サンシャイン
2004年/アメリカ
これこそ純愛ドラマ?
shinakamさん
男性
総合 75点
ストーリー 75点
キャスト 75点
演出 75点
ビジュアル 70点
音楽 70点
チャーリー・カウフマン原案・脚本の一捻りある恋愛ドラマ。いやな記憶だけ消すことができたらどんなに人生は楽しいだろうという発想が面白い。ジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、まるっきり性格が違うが、それがお互いを惹きつける。ジョエルのグズグズした態度に嫌気がさしたクレメンタインが、ジョエルの記憶を消すためにハワード博士(トム・ウィルキンソン)の開発した手術を受ける。やけを起こしたジョエルもハワード博士を訪ね、経緯が分かる。物語が前後するので片時も見逃せない。
主役の2人は、気弱で真面目なジョンと何事もはっきり言動するクレメンタインを演じ切っていてる。カウフマンはこの適役を得て、自分流の純愛ドラマを描きたかったようだ。