西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「子育てするなら西宮」を掲げる以上、その理念を基本に施策の方向を考えるべき。育成センターでの児童の預かりについて、前向きな答弁を得ました!

2023-07-25 13:22:14 | すべての人にやさしいまちを実現するために

地域の行事が復活してきているのを感じる機会が多い、今日この頃。
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さて本題、6月議会×一般質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【質問①】
利用者数が定員に満たず、施設に余裕がある留守家庭児童育成センターでは、保育所と同様のルールで児童を受け入れるべきと考えるがどうか?
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【答弁①】
今回ご質問の「育児休業中の家庭における児童の預かり」につきまして、保育所においては、子ども・子育て支援法及び子ども・子育て支援法施行規則により、「保護者が育児休業を行う際に保育所を利用している子どもは、必要な場合、引き続き保育所を利用出来る」こととされております。
なお、その期間については、各自治体で定めることとされており、本市においては、「保護者の出産日から起算して1年を経過する日が属する年度の末日まで」と定めています。

一方で、育成センターにおいては、法律等での規定はなく、「産後8週目の日が属する月の月末」までは利用可能としていますが、それ以降、すなわち育児休業中については利用不可としております。
また、保護者が育児休業中の子どもについて、育成センターの利用を認めることに対し「育成センター利用児童は長期休業中以外、小学校へ通っており、保育所がなければ朝から家にいるしかない子どもとは異なるのではないか」「元々、在家庭で育児をされている世帯とどう異なるのか」との意見もございます。
加えて現在、複数の育成センターで待機が発生しており、育成センター本来の目的である「保護者が就労により昼間家庭にいない子ども」や、「疾病、介護等により昼間家庭での養育ができない子ども」が1人でも多く入所出来る態勢を整えることが最優先と考えています。

ただ、議員ご指摘のとおり、現状、定員に余裕のあるセンターが複数あることから、前述の意見等を踏まえながら、保護者が育児休業中の児童受入について検討してまいります。

【質問②】
小学4年生まで受け入れているにもかかわらず施設に余裕がある場合、5年生以上の受入についても検討すべきと考えるが、どうか?
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【答弁②】
育成センターの利用対象は、平成27年4月1日施行の児童福祉法の改正により、おおむね10歳未満の児童から小学6年生までに引き上げられました。
本市では、法改正前の平成19年度から、障害のある児童に限り高学年児童を受け入れていましたが、この法改正を受け、障害のある児童以外の児童についても高学年児童を受け入れるべく、まずは4年生の受け入れについて検討を始めました。
しかし、その時点において3年生までの受け入れだけで既に定員を超え、弾力運用している育成センターが多くあり、中には待機児童が発生している育成センターもある状況でした。
このようなことから、4年生の受け入れについては、育成センターごとに、定員の空き状況や児童1人当たりの面積などを勘案し、順次拡大していくこととし、本年4月1日現在、全41校区中、27校区において受け入れを実施しています。
今後も、民間事業者による放課後児童クラブの活用や放課後キッズルーム事業との連携により、令和9年度を目途に全校区での実現を目指しますが、一方で4年生受け入れ実施後においても、受け入れに余裕のある育成センターも存在します。
受け入れに余裕のある育成センターでの5年生以上の受け入れ検討にあたり、育成センターを運営する各指定管理者へ意見を伺ったところ「1年生と6年生が同じ部屋で過ごすことにより、低学年が怪我をするリスクが高まる」「育成センターにおいて低学年から高学年まで、利用児童全員が楽しく過ごせるためのプログラムをしっかり考慮する必要がある」などの声を頂戴しました。
このような声に対する対応策に加え、放課後キッズルーム事業など、5年生以上を受け入れている他の放課後施策も含めた費用対効果の検証が必要と考えておりますが、まずは指定管理者の理解も得ながら、議員ご提案のとおり受け入れに余裕のある育成センターでのモデル実施を検討してまいります。

【まとめて意見要望】
答弁で示された『育成センター本来の目的である「保護者が就労により昼間家庭にいない子ども」や、「疾病、介護等により昼間家庭での養育ができない子ども」が1人でも多く入所出来る態勢を整えることが最優先』という考えに異論はありません。
また同じく答弁で示された『保護者が育児休業中の子どもについて、育成センターの利用を認めることに対し「育成センター利用児童は長期休業中以外、小学校へ通っており、保育所がなければ朝から家にいるしかない子どもとは異なるのでは」「元々、在家庭で育児をされている世帯とどう異なるのか」との意見もある。』『「1年生と6年生が同じ部屋で過ごすことにより、低学年が怪我をするリスクが高まる」「育成センターにおいて低学年から高学年まで、利用児童全員が楽しく過ごせるためのプログラムをしっかり考慮する必要がある」などの声を頂戴した。』という問題提議も重要な視点だと思いますし、私なりによくよく理解できるところだと受け止めてもいます。

しかしながら現在、国家的危機とも言われる少子化が進行しています。
私は、西宮市はいつまでも子供の明るい声が響く、そんなまちであってほしいと思っています。
だからこそ、考え得るあらゆる施策を、子育て世帯に寄り添うという姿勢から推進していただきたい。
そう考えています

定員に余裕のあるセンターでは
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・保護者が育児休業を取得中の児童の受入を検討する
・小学5年生の児童の受入も検討する
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旨のご答弁を頂きました。
是非とも検討は早期に終え、前向きな結論を得て、具体的な取組を進めていただきたい。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

てな感じです。
この件、整理しなければならない課題が多いことも、私なりによくよく理解しています。
とは言うものの、こういう時によくよく考えるべきは「子育てするなら西宮」という、我が市の掲げるキャッチコピーであるはず。
掲げたメッセージに恥じぬよう、中味を充実していくことこそが大切だと考えており、その方向でプッシュしていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


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