西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「最初だけじゃなくて、最後も出るようにしました!」って、自慢するとこなのか?それよりも、姿勢を示すべきだと思いつつ...

2024-09-10 11:43:42 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日で9月議会×一般質問は終了。
明日の総務常任委員会に向けて絶賛準備中ですが、ちょっと気分転換にブログなど。
今日は、ようやく最後までたどり着けた6月議会×一般質問のご報告ですよ。
それでは、どうぞ!

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【再質問】
当局から「議員ご指摘の各種手当等の見直しについても課題であると認識していることから、関係職員団体とも協議しながらすすめてまいります」との答弁がありました。
市長は、各種手当等の見直しを進めるため、どのような姿勢で、どのように取り組んでいくお考えでしょうか?簡潔にお答え下さい。
  ↓
【答弁】
まず、昨年の交渉の際に、今まで交渉の冒頭だけ挨拶しておりましたが、昨年は、交渉そのもの、最後のところですけれども、私、市長自ら出て、向き合いました。
所管に聞くところによると、市長自らが、冒頭の挨拶だけでなくて、そうした最後のところ、実際の交渉のところにまで出ていったのは記憶にないというふうなことを聞きました。
これが姿勢という意味では、今年度の人勧が出た後にどういう形で職員の皆さん方と向き合うかというのは、そこの人勧を見てからでないと決められませんが、私自身が出ていくというようなことを、今年度も姿勢と私自身の決意を持ってやっていきたいというふうに思っております。
  ↓
【意見要望】
資料⑥をご覧下さい。
  ↓


西宮市職員労働組合が5/24に発行した「職員支部ニュース」に「職員支部アンケート結果」が掲載されていました。
この中の財政構造改善に関する質疑に対する答えは、多い順に
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●具体的な手法についてはあいまいであり、財政改善は達成できないのではないか(32%)
●掛け声だけで、基本的に職員に丸投げであり、モチベーションが低下した(25%)
●西宮市をどうしたいのか分からないので、必要な事業まで削減されないか心配である(15%)
●今まで言ってきたことをスルーされており、諦めと無力感が漂っている(12%)
●強引な手法であり、将来も暗いので、転職を考えている(5%)
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と約9割が、きわめて否定的な見解を示しています。
「数値目標が示されており、財政構造改善は達成できるのではないか」という肯定的な回答は僅か2%。
この結果からも、財政改善に対する、市長をはじめとした市の取組や姿勢は信用されていないと受け止めざるを得ません。
市長を始めとするトップ層は、市財政がこのような状況に至った責任はもちろん、こうした職員からの評価も重く、重く受け止めるべきです。

当初答弁において「人件費の削減についても早急に取り組まなければいけないと考えております。議員ご指摘の各種手当等の見直しについても課題であると認識していることから、関係職員団体とも協議しながらすすめてまいります」との回答が示されましたが、過去からの経緯や積み重ねもあり、各種手当の見直しは、当局にとって、きわめて厳しい道のりとなることでしょう。
そもそも今回ようやく見直しに取り組んでいくとの姿勢が示されましたが、これまでは、そうした姿勢さえ示そうとしなかったくらいなのですから。

再質問に対して市長から、交渉の場で、これまでは最初の挨拶だけ出てきた市長しかいなかったけど、今回、最後に私が出ましたよ、今後も最後に出ますよという話がありました。
それはいいですよ。
いいんですけど、それだけかい...みたいな話もあるし、交渉に出るか出ないかという話以前の問題として、市長がどこまでこの問題に対して真剣味を持って本気で立とうと思っているのかな、ちゃんと守ってくれるのかな、そういうのを多くの人が思わないと、この話って進まないと思うんです。

資料⑥で挙げられていた言葉ですけど、今度こそ多くの職員から「具体的な手法についてはあいまい」「掛け声だけで、基本的に職員に丸投げ」などと言われたり、思われたりすることのないよう、市長には自覚と強い責任感を持って先頭に立ち、各種手当の見直しに取り組んでいただきたい。
そして財政再建に向けた道筋をつけるべく、覚悟を持って諸課題に取り組み、結果を出して頂きたい。
それこそが市長の責任だということを強く指摘します。

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繰り返しになりますが、本市の財政がここまで悪化した最大の要因の一つが、人件費の高さにあることは、市自身が認めています。
だったら、こういう問題点を正すことこそが、真っ先に市のやるべき事だと思うんですけどね。
口先ではなんとでも言えますし、きちんと実績を出せるのか?姿勢を示すのか?こそが、評価されるところだと考えています。

引き続き、今後の展開を厳しく見守ると共に、きわめて厳しい姿勢で今後の展開に臨んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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