今年4月1日時点での西宮市の待機児童数は、以下のリンク先に示したとおり。
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【ご参考】
西宮市の2017/4/1時点での待機児童数は昨年から140人増加して323人。やっぱり、もっと大胆な対策が必要ですよ、これ。。。@2017年4月のブログ
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なんですけど、これについて、も少し詳しく見ていくべき面があると思っていまして。
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●西宮市全体で見たときの、年齢別の「希望通り入所できなかった児童数」
●地区別で見たときの「希望通り入所できなかった児童数」
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は以下の通りなわけですが。
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すごく気になるのが、3歳児の「希望通り入所できなかった児童数」の多さなんですよね。
「希望通り入所できなかった児童数」207人は、286人の1歳児に次ぐ、二番目の多さ。
前年度に比べての増加率は60%以上と、ダントツの一番です。
これ、0~2歳児を対象とした小規模保育施設をどんどん増やしていった結果、3歳児段階での需要が大幅に増加したという話であり、今後も、この傾向は続くものと考えています。
ここらへん、以前から懸念していたことが起こっている感じですね。。。
実際、以前にも増して「小規模保育施設に通っている子供が、来年には3歳になる。その時、行き先が本当に見つかるのか。。。」」という声をお伺いする機会が増えていると感じています。。。
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【ご参考】
小規模保育施設を中心とした対策では、待機児童の解消は困難。。。→だからこそ、いわゆる認可保育園の増設が重要なのです!!@2016年8月のブログ
こうした不安の声を拭うため、過去にいろいろと提案している内容も含め、様々な施策が推進されるよう働きかけていくのは、もちろん私どもの重要な責務!
ただ実際、保活を進めている(あるいは進めようとしている)保護者にとって、「で、どういう条件で保育所への入所基準って決まってるの???」というところについて、知っておいて頂くことも重要だと思うのですよ。
そこで広報したいのが、保育所の「利用調整基準表」。
↓
【ご参考】
http://www.nishi.or.jp/media/2016/2017riyoutyouseikijun.pdf
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あまり知られていないようなのですが、本市では保育所への入所は、この表に則って、算出される点数によって決まります。
なので、この内容をご確認&自身の状況に合わせて採点して頂くと、自身の点数が明らかになります。
また担当部署である保育入所課に問い合わせると、
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●自身が入所を希望する保育所における
●前年4月入所時での
●入所が決定した最低点
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も分かります。
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あくまで前年度の実績なので「その点数を上回っていれば、必ず入所できる!」というようなものではありませんが、一つの参考にはなろうかと。
必要に応じて、是非ご活用頂ければ!と思います。
ちなみに、このように保育所の合格基準に関わる指数が全面公開されたのは、過去の私の議会質疑による成果です。
こういった形で、自分が提案した内容が、実際の市政運営に反映されるというのは、とてもやりがいのあることですね。
担当部署でも、非常によい改善だったと受け止めて頂いているようで嬉しい限り。
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【市政報告38号×2014年8月発行より抜粋】
引き続き、「子育てするなら西宮!」と胸を張って言えるまちづくりを目指し、微力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
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