6月議会中、滞っていたあれやこれやにも、
ボチボチ目鼻がついてきました。
いい感じ。
とは言え、も少し、ピッチを上げていかねばなりませんな。
調べにゃならんことが、またまた一杯出てきてます。
さてさて、先日の日記の続きです。
同じく、平成20年度包括外部監査に記載された、
↓具体的な対策として、これが重要!と思っている話。↓
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北口駐車場の駐車サービス件を利用すると、買物客にサービス券を出したアクタ西宮の店舗からあらかじめ受け取っている前受金から順次減額される仕組みとなっている。従って、もし各店舗が当該前受金を100%の現金相当額で支払っていれば、当該前受金は100%の金額が駐車場収入として市に入ることになり、駐車サービス券の利用が直ちに駐車場収入の減少に結びつくことにはならない。
しかし、この前受金は100%の現金相当額ではなく、大部分はアクタ西宮の店舗が運営しているアクタ西宮振興会がまとめて購入した回数駐車券(大量に回数駐車券を購入すると、ほぼ最大の50%割引で購入が可能)が充当されている。従って、アクタ西宮の買物客が駐車サービス券を利用すると、市には50%相当額の割引後の金額しか駐車場収入が入らないことになる。
駐車場の損益が毎年赤字とならず、また市の税金を毎年駐車場事業に多額に投入していかなくともよい状況ならば、駐車場利用者にとっても、またアクタ西宮の店舗にとっても、駐車サービス券の運用はサービス面で評価できるものである。しかし、~中略~現状のままでは毎年1億円以上の税金が駐車場事業に投入されることになる。
公共駐車場とはいえ、結果的に店舗や店舗利用者という特定の利用者のために多額の税金を投入し続けることになるのは好ましい状況とは言えず、利用料金等の検討を行うことにより、適正な料金の徴収を行うべきである。
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ちょっと長いですが、非常に重要な内容ですので、全文引用しました。
私なりの理解に基づき、きわめて大雑把に上の内容を略すると、
「アクタ西宮振興会が購入する回数駐車券の割引率を見直すべきだ!」
ということになるのかな~、と。
私は、この指摘は、きわめて妥当な内容だと思っています。
ちょっと、↓こちら↓をご覧下さい。
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総売上額 157,315,650円
回数券売上 88,233,250円
現金売上 46,978,700円(←クレジットも含む)
定期券売上 22,103,700円
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↑これ↑、平成21年度のアクタの地下駐車場の売上額と内訳なのですが。
こちらを見ると一目瞭然、
他の売上に比べ、回数券による売上が圧倒的に多くなっています。
今回、見直したのは、定期券売上に関わる部分のみですが。
本気で収支構造を改善する気があるのならば、
売上全体の14%程度しかない定期券ではなく、
60%近くを占める回数券の部分をこそ、見直すべきです。
近接して阪急ガーデンズができた効果もあるのか、
アクタ地下駐車場の売上は現金・回数券とも大幅に減少し続けています。
このままでは市税の投入額は、さらに膨らむ一方です。
この問題、厳しく追及していきます。