一般質問の続きはパス。
忘れないうちに、書いておきたいネタがあるもので。
例年、6月議会は、新年度が始まってから、まだ期間も短いことから、
・予算審議を行う3月議会、
・決算審査を行う9月議会、
・年間の収支が見えてきて、予算の修正等も多く行われる12月議会
に比べると、議会の役職等を決める役選はあるものの、
全体のボリュームは比較的少ない気がします。
今回は、議員定数の削減という大ネタがあったので、
例年とは少し違う雰囲気になった感が強かったですが。
で、そんな6月議会で、気になった議案の一つに、去年に引き続き、
実施された「アクタ・地下駐車場の利用料金見直し」の話がありました。
主な見直し対象は定期料金で、具体的な内容は
○定期料金の種別に特定の場所を指定した「月極」駐車を新設
新設 14000円/月(改正後)
○定期駐車の条件付駐車の料金値下げ
平日 13000円/月→10000円/月
平日(午前7時から午後8時まで)
10000円/月→8000円/月
全日 15000円/月は変更なし
○普通駐車場の当日最大料金の設定 従来設定なし→2000円
といった内容だそうです。
ふ~ん。
前回の日記に書いたときと同様の理由で、この料金見直し自体には、
あまり、どーこーはありません。
ただし、これ以外の点で、西宮北口の地下駐車場が抱える問題に対する
市の姿勢には、異議があります。
平成20年度の包括外部監査に、西宮北口の地下駐車場が抱える問題が
非常に分かりやすく記載されているので、↓以下、引用します。↓
・施設の減価償却費や割賦金に係る支払利息等も考慮した
施設の運営コストから駐車場収入を差し引くと、
毎年、市の税金(一般財源)で2千万円から3千万円を超える
実質的なコスト負担をしていることになる。
・平成20年度からは、割賦金の元本償還(毎年193百万円)が
始まるため、収入がこれ以上増加しなければ、
市税から毎年1億円以上の実質的な資金負担が必要となる。
・北口駐車場に係る事業の会計は、現在一般会計の中で処理されており、
他の事業と収支が合算されてしまっている。このため、駐車場事業の
損益計算により、毎年、どれだけ利益が出ているのか若しくは
損失が出ているのか、また、
資金収支がプラスなのかマイナスなのか
容易には把握することができない。
・駐車場事業は、周辺の違法駐車対策という公共的事業の
側面があるものの、北口駐車場は商業施設の中に設置され、
商業施設の利用者に多く利用されている施設でもある。
駐車場利用者からの収入で支出を賄うことができるように、
事業計画を策定し、毎年適切な運営、損益管理及び資金管理を
行うべきである。
要するに、
○この駐車場は極端な赤字体質であるうえ、
○そうした現状が外部からは非常に見えにくくなっている。
○よって、こうした実態を正さなければならない。
という指摘が行われている、ということです。
で当然、私はこうした指摘を踏まえ、なすべき対応があると考えています。
というわけで、この項、も少し続けます。
>なりきりマス様
週末、参加した地域の会合でも、
「新聞見たけど、3議席減って、チマチマした話やな。
もっと、ドカンと減らさなアカンで!」
「せやせや!」
という感じのお叱り(?)を受けました。
これこそ、市民の生の声だと受け止めています。
「適正な議席数がいくらなのか???
ほんとうに、そんな数があるのか???」
という問いに対する、絶対的な答えは、
正直なところ、どこまでいってもないものだと思っています。
だからこそ、我々・議員自身が、きちんとした意思を持って、
進めていかねばならない話なのだと考えています。
仰るとおり、「まずは」の42議席です。
今後も議論を進めていかねばなりませんね。
お互い、頑張っていきましょう!