The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

化石となった数十年前の高学歴な大臣の不可解な行動

2010-07-28 17:46:08 | Weblog
死刑制度を改正したい、という目標があるなら、何故はじめから表明しなかったのか。今まで執行を放棄してきて、今更執行指示書にサインをし実施に立会いというパフォーマンスは何の意味を持つのか。

自分は死刑反対の立場。それでも現行の法の極刑が死刑ならばそれを実施するのが国の法を管理する最高責任者だろう。それを放棄して、今更実施というのは不可解としか思えない。むしろ、現法務大臣は死刑確定のテロリストの来日許可など、法が持つ意味を無視した判断をやってきている。その勢いで批判をかわすために死刑を実施したとなら、これこそ殺人幇助と変わらない。
法を管理し遵守させるなら、死刑確定のテロリストの招聘も反対すべきだろう。
ここには何ら人道的な判断も含まれていない。むしろ、パフォーマンスとしての来日許可でしかない。おまけに国家公安の最高責任者は「可哀想」という言葉をまさに国民向けに使って自分の責任を回避する。

死刑も移民法は好き勝手に判断してもいいって感じだなぁ。
ここまで法を私的な判断で好き勝手できるってのは、死刑がリンチと同じと考えているようにも見える。法として刑が打倒かどうか、裁判制度まで無視する大臣。死刑執行前に死刑囚と会話すらしないで立会いしても意味はない。
元弁護士なんてのを大臣にするのが間違いだと思う。法を遵守させるというよりは個人の権利を守る側でしかないからだ。法を管理するなら冷静に中立な立場で法制度を見れる人でなければ無理だと思う。
法務大臣が私的な判断で法制度で決まった刑をどうでもできるのも問題だろう。
法制度がどんなに冤罪にならないようなシステムを考えても、最後に大臣がこうだとなると、意味がない。人間が最終判断するってことは必ずそこには感情や欲が含まれる。死刑中止を国民が要望するような状況でもないのに刑を執行しないで放置してきた、という事実は消えない。また、何故、この2件だけ死刑を執行指示書にサインしたのか、それを明確に国会で説明しない限りは不可解な行動の説明にならない。テロリストの招聘についても法的判断をどう最高責任者はしたのかも明確に説明させるぐらい野党は追及して欲しい。

いい加減パフォーマンスばかりの政権にはうんざりだ。
不透明な不可解なパフォーマンスで、どこまでも日本国民を騙すつもりなのか。

日本国民が望むのは何よりも経済回復の政策だ。これを最優先で実施しない限りは日本国内の景気も回復しないし、国民の生活も安定しない。それこそ、輸入制限をするぐらいの覚悟を持って、内需拡大を目指して国産製品を時限的に消費させるとかないのか? 日本国が担う経済的な責任を考えるなら、このまま経済低迷を続け他国へ影響を出すつもりなのか?
日本が輸入に制限したとしても別に中国の貿易での利益が著しく落ちる訳じゃない。なにせ日本製品と呼ばれる製品のほとんどが中国で製造されているからだ。
ただし、新鮮度が重要な食品については日本国内製品を支援しないと、日本の農業、漁業が駄目になる。個別保障なんて策は愚策でしかない。なにせ生産しないでも金を国が与えるだけだからだ。農業や漁業という産業は国の重要産業だって認識してないんだろう。だから短絡的に金を撒き、選挙の票を集めるとしか思考できない。行政法人とか悪だとか、無駄だとか廃止する前にそういった機関を何故最大有効活用しようと思考できないのか? 多くの失業者を農業従事者とし雇用し、高齢者だけの農業や漁業への支援として人材を活用すればいい。
本気で農業や漁業の労働条件を改善するなら、それぐらい考えて欲しいもんだ。
税金だけではなく民間企業や大学などもからめて原資を集める。安い食材の供給という目的だけ満たして、労働者の賃金はどうでもいいって発想が問題なんだよ。これは製造業も同じで定収入者を基準で製品価格を決定するのが問題。
だから、いつまでだっても賃金が上がらない。安売り競争を長期継続すれば似たような小売は倒産するのと同じ。経済通はいてもビジネスをしらないから、行き過ぎた経費削減などが問題化されない。

人間が生命を維持するために必要な栄養が満たせればいいだけだ。住居や衣服も同じで最低必要な機能があればいい。それにかかるコストの算出をすれば最低生活レベルの費用が出るはず。現実の数字で予算を編成できない政府は不要だ。
なにせ増大する社会保障費を抑制はできたとしても、本当に必要な社会保障まで廃止するのが現政府だからなぁ。高齢者を介護していたり、子供を育てている定収入者への税金還付は廃止して、子供手当てをばら撒く。高校や大学の無償化だって、労働しながら勉強する学生への税金還付でいいはず。働かないでいい学生には奨学金もある。それ以外で進学しない学生とはいったいどんな学生なのか? 日本人が勉強するのに税金還付もないのに、何故外国人留学生だけ優遇するんだろうか? 日本人学生は金があるというなら、高校や大学の授業料を無償にするのは矛盾する。教育の質を落とすぐらいなら、無償化しても意味がない。
高等教育を国が実施する意味は何なのか? 

公務員にしても新規雇用を停止して調整という馬鹿なことしかできない。公務員法を改正し、例えば毎年雇用契約を見直すというのでもいいはず。これは民間企業も同じにすればいい。年金は個人の責任において積み立てさせる。保険は税金に含み、増税とすればいい。
医療保険のコストが嵩むなら、医療制度を見直せばいい。個人病院、大病院という役割を明確にし、疾病のレベルによって連携させればいいだけだ。ある意味日本の医療制度は見直す時期だとも思う。高齢者が増えることに対応した医療制度とは、老人医療をもっと真剣に考えて、ボケないように早期から対応させるようなことも必要だと思う。それこそサードパーティの保険と組み合わせるということも無視できない。風邪とか軽症な疾病については高い医療費でいい。反面高度医療と呼ばれる治療は保険を適用するとかでもいい。健康管理も個人の責任とし、毎年健康診断を実施すればいい。そのコストは税金で還付すればいい。まあ、義務教育における健康診断は必要かもしれないが、企業での健康診断については法的義務があったとしても雇用者でない自営業や無職は健康診断を地方行政のサービスで受けることになる。そこまで地方行政がサービスを提供する必要があるんだろうか? まあ、健康診断のコストぐらい安いというなら、全員が地方行政のサービスで受ければいい。その結果をDB化し、疾病時にどの病院でも利用できるなら便利なんだが、そういった発想もない。無駄なんだよなぁ。

目先のコストより、コストを最大の効果を出すためにどう連携させるのか。
そういったシステマティックに考えていかないとシステムは改善されない。
政治主導のメリットは官僚が持ち知識だけではなく広く民間の知識も含めて判断できる点だろう。ならば何故そういった行動を現政権はできないのか?
国家戦略なんとか作ったところで、まったく機能もしていない。無駄でしかない。それも内閣の大臣はみな素人で自分が担う責任も認識してないからでしかない。大臣就任時に1週間ほど教育して、最後の試験を実施し、合格しない場合は大臣にさせないぐらいの判断が欲しいね。勿論、首相は内閣のトップリーダである限り、一般常識的な外交、経済、歴史など試験させるってのありだと思う。
所詮学歴なんて数十年前の成果でしかない化石だ。必要なのが現実的な知識と常識。各政党も人事のおいて試験制度は考える意味はあると思う。
農水大臣なんか、今からでもいいから試験を受けさせて、常識を測りたいぐらいに非常識な無知でしかないからなぁ。





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