あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 気軽にお散歩サイクリング_音戸渡船

2012年12月02日 | 旅するシーカヤック
2012年12月2日(日) 朝起きて天気予報をチェックすると、夕方から雨の予報。 しかも気温が低く、風も強いようである。
『今日は自転車にするよ。 夕方雨だって言うから、早めに出て早く帰ってくる』

化繊のアンダーウエアをベースに防寒重視のウエアリング。
下は、誕生日祝いに妻が買ってくれたモンベルのサイクリング用パンツ。
そして上は、もう25年以上前に購入した、ゴアテックスファブリックが使われたダウンウエア。

まだ、ゴアテックスが出始めの頃で、カヤックも始めていなかったが、水に濡れても大丈夫だというし羽毛が入って温かいとの事なので冬に遊ぶのに良さそうだと感じ、新入社員の頃の安月給にも関わらず購入したものだ。

うろ覚えだが、たしか当時で4万円弱だったような。 さすがに一括では払えなかったので、給料天引きで半年払い。

買った頃は、冬の通勤時に使ったり、スキーに連れて行ってもらった時に羽織ったり。 家族が出来てからは、子供達を連れて山に雪遊びに行く時の定番であった。
それでも、25年以上経ってもまだまだ現役で活躍してくれているのだから、今考えれば良い買い物をしたことになる。

表示は、表地:ナイロン100%(ゴアテックス)、充填物:水鳥羽毛100%である。 ダウンではなく”水鳥羽毛” なんともシビレル、年代もの。

どうしても手放せなくて、今では冬のキャンプツーリングの時、夜の防寒ウエアとしてまだまだ活躍中。
着ている本人と同様、だいぶ草臥れてはきているが、さああと何年着る事ができるだろうか。 楽しみだ!

***

気温が低く寒い中を音戸へ向かう。

完全防寒装備の怪しい姿。

四国方面は、雨雲が。 やっぱ今日は早めに切り上げなくては。


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音戸大橋に到着すると、もうすぐ渡船乗り場である。

ちょうど、本土側で待ってくれていたのですぐに乗り込んだ。

複雑な音戸の瀬戸の潮流に合わせ、フェリーグライドしながら対岸へ。
潮の流れや行き交う船の状態によって、最適なルートを選択する職人技の舵取りを拝見できるのも楽しみの一つ。


音戸では、山の方に深入りしてみたり、

海辺の公園へ立ち寄ってみたり。

海辺では、冷たい風が強く吹き抜けており、とても海に出ようという気にはならない海況。 『いやあ、今日は自転車で正解だ』


***


音戸の狭い路地をゆっくりと走って再び渡船乗り場へ。

あまりの寒さに、ベンチに座ってしばし休憩。 自販機で、あたたかい”おしるこ”を購入し、ホッと一息。


***

呉側に渡り、道路を走っていると、懐かしいものを発見。

東洋工業のR360クーペである。 いやあ、かなり傷んではいるが昔懐かしいこのクルマ。 コンパクトでなかなか先進的なデザインじゃないか。
今話題の超小型車に良さそうだ。


大和の古里を感じさせる造船所の景色。
少し早めのお昼ご飯は、こってり濃厚ラーメン。

寒い中を漕いで疲れた体に沁み渡る。 『うん、美味い』

ラーメンを食べ終えて自転車に戻ると、雨が落ち始めた。
家に戻って鍵を掛ける事には本降りに。 『いやあ、今日も絶好のタイミングだったなあ』

キャンプツーリングには出掛けられなかったけれど、007と春帆楼のフク料理、ナイトイルミネーション、そしてお散歩サイクリングを楽しむことができた。
『うん、なかなか良い週末になったじゃないか』 また一週間、頑張ろう!
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