tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

黒椿・紺侘助その色が濃くなって・・・

2014-04-17 18:30:42 | 茶の湯
4月17日(木)
今日も初夏を思わせるような暖かな一日でした。過ごしやすい日が続いております。

今日は明日からのお稽古の準備などのために予定を入れない日ですので、朝から、3月のお茶会に使用したお道具をしまいました。
今頃になってしまいましたが、十分に乾いたでしょう。

   
  
  黒椿の開花

黒椿と呼ばれております椿です。
4月に入ると咲き始めますが、暖かな日が続きますので、花の期間は、外の椿から比べたら、可哀想なくらい短いものです。

   

  黒椿の蕾 バラのように開き始めます。

お稽古日や、その他、使いたい日には事前に様子を見て、枝ぶりなどから、決めておくことがありますが、この椿の場合は、ほとんどが開いてしまいます。

茶花として使うには、蕾を使いますが、同じ蕾でも堅い物は使いませんから、開く寸前がベストという事になります。
お茶事やお稽古でもの時などでは、お客様などと話をしている間に丁度良く花が開き始めた・・・こうした時が一番の喜びであり、主客が一体となっり感動を共有することになるのかも知れません。

  

  紺侘助

紺侘助ですが、侘助は開花したものを使ってもよろしい、という事になっておりますので、咲き始めたばかりの、一番きれいな枝を選んで生けます。

以前書きました通り、紺から黒へと椿の名前が変わるごとに、暖かくなり、炉の時期の終わりを感じさせます。
明日もどちらかの椿を使ってのお稽古になります。


コメント
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