tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

水無月のお稽古

2012-06-02 18:10:28 | 茶の湯
晴れてはおりますが何となくジワッと、まとわり付くような天候です。いよいよ梅雨入りですか・・・。

今日もお稽古でしたが、今日のお菓子は「虹」だそうで、届けてくれたお菓子屋さんに聞くと、最近は、雨が降ったり、止んだりが多く、その度良く虹を見るそうで、そんなところから、今日のお菓子になったという事です。



お菓子は「虹」

ジョウヨウ饅頭ですが、レインボーカラーに柑橘系の皮が仕込んであり、一口二口と噛んでゆくと口の中に、その味が広がります。



紫陽花の茶碗で一服召し上がれ

昨日から6月。梅雨に入り水がいっぱいあるのに水無月と呼ばれている不思議さ?

日本では旧暦の6月を水無月と言い習わしておりましたが、現在では6月の別称としても使われております。

水無月と呼ばれる由来は諸説あるようですが、梅雨と呼ばれ雨続きの月なのに、どうして、水の無い月なのでしょうか?

梅雨が明けて水が涸れて無くなってしまう月であるという説や、田植のために田に水を大量に張る月であるから「水張月(みづはりづき)」から「水月(みなづき)」と呼んだという説などがあります。

そして、私が一番納得しているのは、「水無月」の無を「の」に読み替えて、「水の月」という説ですがいかがでしょうか?

諸説入り混じっているために、その都度使い分けるのが賢明のようです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする