朝から今にも降り出しそうな空模様でしたが、降ったり止んだりの梅雨を充分に感じさせる一日となりました。
朝の野草棚の挨拶は欠かせませんから行って見ると、紫色の花がユラユラと揺れておりました。

野草棚のウツボグサ、イブキトラノウ、ミヤコワスレなどに混じって咲いております。
クガイ草は、ゴマノハグサ科の多年草で日本全国に分布している。
山地の渓谷沿いや山のヘリなど、比較的湿り気のあるところを好んで生えるようで、初夏、淡紫色の小さな花を集めた花穂は、下から順次咲き上がって行きます。
この花は、葉が輪生して五重塔の層のように九段の階をなし、葉が九階(段)あるところからの命名のようで、やはり漢字で書くと名前の由来が分る花です。
草原でその群生した紫色の花穂が風に揺れている風景はいつまでも見ていても飽く事がありません。
茶花で使うには、あまり大きな花は避け、小ぶりの花を選び他の花と混ぜて生けると、草原の風情をお茶室に感じさせてくれる花だと思います。
また、竹の花入れに一種生けにしても堂々としていて、広い床の間にも収まり、実に綺麗だと思います。
朝の野草棚の挨拶は欠かせませんから行って見ると、紫色の花がユラユラと揺れておりました。


野草棚のウツボグサ、イブキトラノウ、ミヤコワスレなどに混じって咲いております。
クガイ草は、ゴマノハグサ科の多年草で日本全国に分布している。
山地の渓谷沿いや山のヘリなど、比較的湿り気のあるところを好んで生えるようで、初夏、淡紫色の小さな花を集めた花穂は、下から順次咲き上がって行きます。
この花は、葉が輪生して五重塔の層のように九段の階をなし、葉が九階(段)あるところからの命名のようで、やはり漢字で書くと名前の由来が分る花です。
草原でその群生した紫色の花穂が風に揺れている風景はいつまでも見ていても飽く事がありません。
茶花で使うには、あまり大きな花は避け、小ぶりの花を選び他の花と混ぜて生けると、草原の風情をお茶室に感じさせてくれる花だと思います。
また、竹の花入れに一種生けにしても堂々としていて、広い床の間にも収まり、実に綺麗だと思います。