7月30日(木)
朝から薄曇り、時々晴れ間、梅雨の明けない一日でした。
月末の一週間はお医者さん通いです。
今日は、眼科に行って来ました。
一ヵ月に一度の検診ですが、今日は視野検査の予定でしたので、覚悟を決めて行ってきました。
緑内障の疑いありと云われ、検査の度にドキドキとさせられますが、前回から進んでいないという事で一安心です。
関守石
夏休みの開始が伸びましたので、明日が休み前最後の授業となります。
生徒たちも、教科書だけでは中々理解できませんので、教科書に関連した故事などプリントにして渡しては授業をしております。
明日は、茶庭、路地まで進みそうですので準備に追われました。
茶碗、棗、茶杓など持参してお話をしますが、庭の物で持って行くことができるのは関守石くらいです。
我が家の庭で使っているものですが、そっと袋に入れて持参いたします。
そして、これをどのように使うかを図を書いて説明をします。
資料
教科書にはない説明です。
教科書はサラッと茶庭にはあれこれがあります。と書いてあるだけですので少しだけ簡単に解説を書いて行きます。
どれくらい理解してもらえるかは分かりませんが、自分の知りえた事を若い人達に伝えるのが私の役目だと思っております。
梅雨開け前の蒸し暑い鬱としい毎日ですね
春先に京の寺社の綺麗な庭先の道筋のY字路の片方に立ち入り禁止?同じ形の「関守石」が置いて有りましたが何となく風情有り日本庭園にピッタシ!でしたね
関守石は、立ち入り禁止とか通行禁止、という使い方より、広い庭園に数ある建物の中で「本日の会場」となる建物に誘導するという使い方が正しいのですが、今では、進入禁止に使っていることが多く見受けられます。
広くもない我が家でも、置いてありますが、宅配の方などは飛び越えてきます。
現代では、赤い誘導棒を持った人たちが、あっちこっちと誘導しておりますが、遥か昔からお茶の世界では、人を配置しないで、お客様を無言で茶会会場に誘う関守石はただの石ではありません。
ありがとうございました。