tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「水屋のはたらきの基礎知識」という本が・・・

2014-09-15 18:41:52 | 茶の湯
9月15日(月)敬老の日
朝から薄曇りのお天気でした。
今日は雷雨はなさそうです。

朝起きてからずっと傷口となっているところを庇いながら動いております。
それでも今日はお風呂に入れましたので、入院以来の汚れをきれいに流しました。
特に注意されたのは、傷口の清潔を保つこと・・・これを怠って再入院された方もいるそうです。

   

   淡交増刊号

入院している間に届いた本です。

「水屋の働きの基礎知識」と題した増刊号ですが、特集の「茶事の水屋」や「大寄せ茶会の工夫とポイント」など盛りだくさんの内容です。
一度にこれだけの内容を出したら勿体無いでしょう・・・と言いたくなるほどの内容です。

特に正午の茶事編では、紙面を半分に区切って、客側と亭主側を同時に書いてありますから、お茶事の流れがよく解ります。
席中では・・・水屋ではと綺麗な写真で載せてあります。

お茶事をあまり経験したことが無い人でも、この本を見ながら出来るかも知れません。

   

   内容は

そして、「大寄せ茶会の工夫とポイント」では、大寄せ茶会の水屋の配置や、とっさの時の対処法まで事細やかに書いております。
大寄せの時のお菓子の盛り方やお運びの人に渡すときの方法などですが、どれもハッとするような事が掲載されおります。

水屋がしっかりしていれば茶席はスムースに流れます。
時々、「私何も解らないから水屋でもお手伝いします」なんていう事を聞きますが、とんでもない事で、水屋ほど大切なところはありません。

私共でも良く大寄せと言われる茶会をしますが、若い人、お稽古を始めたばかりの人は出来るだけ、表で働いてもらうことにしております。
席中での働きは決まったことの繰り返しですから、お稽古を始めたばかりの人でも勤まりますが、水屋はそういうわけには行きません。

今日は、そんな事を詳しく書いた本を紹介してみました。


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