2月26日(土)
何となく春めいた1日は、自宅でのお稽古でした。
2月の最終になってしまいましたが、大炉を開いての稽古です。
床の間
床の間はお雛様の軸が掛かり、下を見ると極寒のための大炉が開いていると云うアンバランスな状態ですが、めぐり合わせで仕方がないことです。
花
花は、黒文字と賀茂本阿弥椿です。
長い事切って使うことができなかった賀茂本阿弥を使える嬉しさは各別なものがあります。
何十年も枯れもせず、かといって元気に新芽を出すわけではなく、植えた時其のままの状態が続いておりました。
今年はたくさん蕾を持ちましたが、木に負担を掛けないように枝ぶりを見て蕾を随分摘み取りました。
お菓子
お菓子屋さんも、4週目の稽古日ですので何を持ってきたらよいのか解らなかったのでしょう・・・。
先週、桃の節句ですからと言ってお菓子を持って来ましたから・・・。
それでも食べれば美味しい蕎麦饅頭でした。
雛人形茶碗
雛人形の茶碗です。
この茶碗も20代の時に買った茶碗ですから、随分長い事使っております。
今日も、お稽古が終わり皆さんがお帰りになってから、饅頭を食べてお互いに点て合って頂きました。
毎週同じ事の繰り返しですが、この繰り返しこそが幸せの原点だという事が、このコロナ騒動があって学んだです。
我家も侘助系の「小磯」が何十年も咲かなかったので、その喜びがよく分かります。
同じお雛様を毎年出して、同じようにお茶を頂くこと。
同じことの繰り返しが出来ることは幸せなことですね(^_-)-☆
こんばんは。
賀茂本阿弥椿は掘り起こして3年目にして、ようやく蕾を持つようになりました。
掘り起こして、のこぎりで硬くなっていた根を2センチくらい切り落とし、土も入れ替えて埋め戻しました。
根を張っていませんから簡単に掘れました。
日曜日にでも、皆さんで彫って見たらどうでしょう。
今は、同じ事の繰り返しが幸せな事なんだとしみじみと感じております。
ありがとうございました。