tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

<銀の匙>の国語授業 橋本武著

2012-07-24 18:52:57 | 本棚の中から
今日も7月の陽気ではなかったようで、この時期としては過ごしやすい一日でした。

今日は少しずつ時間があるので、本を読みながら仕事をしておりました。
今日の本は「銀の匙」の国語授業という珍しいタイトルの本で、著者橋本先生は、1912年(明治45年)の生まれといいますから、今年で100歳という事になります。



<銀の匙>の国語授業 橋本武著

過日、テレビの「世界一受けたい授業」という番組に出演され、そのかくしゃくとした姿に驚き、理路整然と話される話のし方に圧倒され、この本を購入いたしました。

1934年(昭和9年)に、旧制灘中学校に赴任し、それからずっと1984年(昭和59年)に71歳で退職するまで、同校の国語教師として教壇に立ち続けてそうです。

そして、一生懸命授業しても、卒業したらすっかり忘れられてしまうのでは空しすぎる。勉強をしたことが生涯心の糧になるような、そんな教材はないかとずっと考えている時に、出合ったのが「中勘助著 銀の匙」だったそうです。

この本では、ページをめくるごとに、型破りな授業の様子が書かれており、読むに従い、こんな先生だったら、もう一度学校に入って授業を受けてみたいと思ってしまいました。

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