tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

珍しいツルニンジンとハナイカリを生けて・・・

2015-09-19 18:02:28 | 茶の湯
9月19日(土)
雨上がりの一日、からりと晴れあがった良いお天気でしたが、やはり乾いた北風が吹いております。
野草棚に何鉢かの大切な花が開花を控えておりますので心配です。

今日は自宅でのお稽古でした。

      

   花

花は、ハナイカリとツルニンジンです。
両方とも珍しい花だと思います。

ハナイカリは、リンドウ科の越年草で、日当たりの良い草原などに自生し、船のイカリに似ていることからの命名だそうで、春に咲くイカリ草と名前の上で混同している人もいると思います。

また、ツルニンジンはキキョウ科の多年草で、ツルを伸ばして他の植物に巻き付きながら生長する花で、やはり掛け花入れに生けるのがベストのようです。
この花は知人がドライブ帰りに届けてくれた花です。いつも有り難い事です。

   

   床の間

掛け花入れでしたので横からの写真になりました。掛け花入れはにあまり生けたことがありませんので中々納まりませんでしたが、やっとという感じです。

   

   軸

軸は「清風払名月」で今月最後の自宅稽古でしたので掛けました。
別峰老大師の米寿記念のお軸です。

   

   お菓子

お菓子は、昨日高校へ持って行ったのと同じ、粒あんを羽二重餅で包んだもので、ススキの印が押してあります。
ほどほどの甘さと羽二重の舌触りがとてもよろしく美味しいお菓子でした。

   

   ツルニンジン

ツルニンジンだけを撮って見ました。
収まりの悪い花ですが、掛け花入には似合う花に一つだと思います。


コメント (2)
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