tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

シロヤマブキと紺侘助を生ける

2012-04-20 18:57:34 | 茶の湯
外に出ると春らしい暖かな風を感じる過ごしやすい一日でしたが、明日からは下り坂のようです。

今日のお稽古では、床の間に咲き始めた「シロヤマブキ」と、今が盛りと咲いている「紺侘助」を信楽の花入に生けてみました。

  
シロヤマブキと紺侘助               弄花香満衣
     
シロヤマブキは、黄色いヤマブキに先駆けて咲き、公園などに植えられている栽培しやすい種です。ヤマブキの花弁が5枚あるのに対して、シロヤマブキは4枚の花弁であり、同種と思われておりますが全く違うグループに属します。

この禅語、「弄花香満衣」は「菊水月在手」と対をなす句で、見たままの意味では、「花を手折って遊んでいると、いつの間にか、その香が自分の衣にしみ移って来る」こんな意味でしょうか。

また、様々の解釈の中の一つに、「朱に交われば赤くなる」という諺がありますが、そんな意味にも解釈され引用されております。


ユキヤナギ

どこの家庭でも庭先に植えられている「ユキヤナギ」です。この花が庭に咲き出すとあたり一面明るくなります。しかし、花が散りだすと、吹き溜まりには凄い量の花屑がたまります。
コメント (2)
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