今日は2か月ぶりのセラピーアクセサリールームの日でした。
先月は展示会準備のために休講していたのだけど、偶然に地震の騒ぎと重なってしまった感じで、ちょうど落ち着いた頃の開講となりました。
とはいえ、私も展示会作品作りが遅れているし、新たな教材を準備する余裕がなくて思い切って今月もお休みにしてしまおうかなんて考えてもみたのですが、やはり生徒さんの要望もあって今までのおさらいというか完成していないものなどの仕上げをしてもらうことにしました。
実際に被災していなくても、関東地方に住む人間としてはやはり他人事ではないし、一人暮らしをしている方もいるので、みんなで雑談でもしながら心を緩ませようと思いました。
ところが、一人の生徒さんのご実家がまさに福島の原発から2㎞という至近距離だということがわかり、ほんとに他人事ではなくなってしまいました。
ご両親や兄弟ともども、今はこちらへ(生徒さんのところへ)避難されているとか。
ただ、皆さんお元気で過ごされているそうで、少し救われました。
ところがレッスンの最中にも大きな地震があったり(午前11時過ぎ)、ほんとうにまだ気が抜けないというか、私たちの闘いは続いているんだと実感しました。
それでも通常通りにお教室が開講出来ていることは、なんと有難いことでしょうか。
皆さんがいつも以上に喜んで、笑顔で帰って行かれたのを見て、休まないでやってよかったとつくづく思ったのでした。
アクセサリーを作って楽しむというのが主旨の教室なのですが、やはり私の本分は来て下さる人の心のよりどころになるということです。
大きな災害を経験して、あらためて自分のやっていることの意味を噛みしめました。
今度の展示会でも、その意味を踏まえての作品にしたいと頑張っています。
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