穏やかなパワーで生きる - 桜子の † 智天使工房 † の続きです。
意識レベルの鑑定をお願いしたのが4月の初めでしたが、それから今までの毎日は本当に厳しいものでした。
ガイドヘルパーなしの息子の通所を支えながら、噛まれた手が治らない中、コンテスト作品に取り組むという無茶をして、体は悲鳴を上げていました。
もし本当に意識レベルが上がっているのなら、こんなエグい苦労をするものだろうか?
それに、私は習得したい彫金の技術がいくつかあり、それを身につけたらもっと美しく完成度の高いものが作れるのに、この家庭環境が習う時間さえ与えてくれないという悩みがありました。
悔しくてたまらない。
どう頑張っても叶いそうにない。
ところが、この鑑定結果を知ってカチッと意識が変わりました。
息子を血みどろになりながら育てる経験は、私の知恵や心の強化を生んでいるのではないか?
厳しい時間制限や体力の喪失は敢えてのことで、私が望む作品は、現在持つ技術やデザインだけで制作可能なのではないか?
極めればよいのではないか?
足りないものに悲しむより、今の自分の精一杯を注げば良いのではないか?
前記事にも書きましたが、人が何かを創造するとき、その人そのものが反映されると思います。
自分という情報を誰かの心(あるいは脳)に刻みつけたい本能がある故です。
平穏と癒しのエネルギーは、宝石や貴金属の市場価格とはあまり関係がないと私は思ってます。
ダイヤだからプラチナ、ゴールドだから「価値」があるというのは、ある一面の見方でしかない。
好きで仕方がないジュエリー制作をニッチな価値観で続けていくという方向性が決まりました。