緊急事態宣言が出されて1週間。
みんなの協力期限は切られていても、あくまでも暫定的なもの。
先が見えない状態に、人それぞれに大小はあっても、不安な気持ちは持っています。
わが家の場合、息子は活動ホームに通所していますが、県知事より
「高齢者、障がい者など特に支援が必要な方々の支援に関するすべての関係者に事業継続を要請し、感染拡大防止の取り組みを実施しながら、引き続き円滑なサービス提供をお願いします」という通知があり、今も通所しています。
本当に現場の職員さんたちには、緊張する日々の中、運営して頂いており感謝の言葉もありません。
ありがとうございます。
私たち家族も本人も、要らぬ迷惑を掛けないように、やるべき予防策をしています。
通常は電車やバスで往復しているところですが、在宅勤務になった夫が時間を割いて車で送ったり、タクシーを利用したりして、感染リスクを減らす努力をしています。
息子はこのひと月くらい、不安を訴え続けていて、家にいる時は、私か夫のどちらかに「頭をヨシヨシして!」と、ずっと屁張りついています。
正直、もし息子が通所不可能になれば、夫は仕事が出来なくなりそうで不安です。
特に息子は夫には信頼を置いているので、私よりまず夫なのです。
帰宅すると、タカ〜、タカ〜!と、夫の名を呼びます。
夫も出来る限り息子の状態を理解しながら対応してくれていますので、このまま無事に通所出来ることを祈っています。
こういう不測の事態が起きた時こそ、人や組織の本性が顕になるんだなと、つくづく思います。
私は感謝することが以前より増えて、心豊かになっています。
繋がりは血では測られないと、私は常に感じています。