どうしても読みたい本があったので、文庫本ではなかったけど買いました。
B6くらいの大きさなので、ブックカバーがなかなか無いわ~と思っていたら、思い出しました
昔々、20年近く前でしょうか。
私はテキスタイルを勉強して、糸を染めたり織ったりして様々なものを作っていました。
自宅で羊毛や絹糸を染めていたのですが、綿糸だけは面倒くさくて、草木染された糸を使っていました。
中でも気に入っていたのは、刺し子につかう糸です。
太さも色も好みのものがあったので、せっせとテーブルセンターなどを織っていました。
たまたま半端に残ってしまった織物で作ったブックカバーがあったことを思い出したのでした。
とても手間の掛かったものは、いくら古くなっても捨てられないのです。
引き出しの中にしまってあったので、ちょっと色褪せた部分もありますが、十分使えます。
綿糸を鮮やかな朱色に染めるのは、なかなか技術が要るものですが、これは弁柄かなにかで染めた糸で、このレンガ色が好きで、チェック柄をデザインして織ってみたものです。
今はジュエリーを作っていますが、もともと手仕事が大好きなのです。
そして、色を操るのも大好きです。
久々に、昔の頑張ってた自分に出会えたようで、気持ちも新たになりました。