8日・9日お休みです。

今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き［五阡二百円］
赤の招き猫に「大入」を組み合わせてみました。赤で統一された色調には、大入プリントが燃える炎にも感じられます。商いに燃える女性あきんど、「白岡あさ」のような方との出会いをお待ちしましょう(^^)

暦は二月に入り、立春も過ぎました。明るい時間がはっきり長くなると、それだけで春近しを感じるものですね。少ない積雪量をお伝えしてまいりましたが、いよいよこんな調子で今冬を終えるような気がします。あと一週間ほどで秋田は小正月行事、これが終わると一気に春へ前進するのが習いです。体は楽に過ごせたとはいえ、早い春の到来は角館の商いとしていかがなものかと懸念しています。

さて、ひとまず二月は八日と九日をお休みすることとしました。この二日間は草履を編まず手を休ませます。その代り、目と耳と脳をしっかり使う楽しみが、わらび座冬の小劇場「大曲花火物語」。明後日八日、偶然三人娘全員が仕事休みとなり、四人で観劇にまいります(^^)

オヤジの心配。

今日の草履は、岩手県盛岡市の女性のオーダー草履です。過去にfacebookへ投稿したツートーンカラーの草履が気になっていたとのことで、お好きな色の緑と黄色で仕上げました。ポップ調の楽しい配色ですね。
ご友人が角館草履のご愛用者で、「直接行ったほうがいいよ～」の助言に従いお訪ねくださったとのことです。こうした口コミというのが商いをする身にとても嬉しいわけです。

兵庫県からお越しの女性ひとり旅。お歳の頃は二十代半ばでしょうか。今日の角館は日差しもある比較的穏やかな一日でしたから、「寒くないでしょ？」とお声をかけてみました。すると、『北海道から来たばかりなので全然大丈夫です～』と女性。お住いが北海道なのかお訊ねすると、『いえ、兵庫なんですけど、北海道で半年アルバイトしてたんです～』。

春に21歳を迎えるわが家の三女が、なかなかの酒飲みです。大量に飲むわけではないのですが、勤務先の先輩やらかつての同級生たちとたびたび飲食店通いをしているんですね。オヤジとしてはいささか心配をしているところですが、北海道で半年暮らすと言われたら、さてどうしましょうか(^_^;)