「角館草履画廊」に新作が加わりました。もちろん似顔絵に違いありませんが、描き手のこだわりは「草履職人を表現する」。つまり顔だけでなく「仕事を描く」というわけです。やや右下からのアングルも初めてですし、手の動きを加えているのが斬新と思いました。描き手の「らしさ」が出ていますよ。
日々草履を編んでいると、「私も〇〇を作っているのよ」「〇〇を始めたいと思ってるの」といった言葉がよく聞かれます。ものづくりに触発されるからかもしれません。
私はどなたにもものづくりを推奨しています。絵でも写真でもパッチワークでも料理でもいいんじゃないでしょうか。プロを目指すのではなくとも、地道に長く愉しめるものづくりは人生を豊かにします。そして作品の中には、「その人らしさ」が必ず現れるものですね。