トルコのトピックス

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シリアからのロケット弾が国境のキリス県にヒットした

2016年10月27日 | 国際
10月27日 26日、シリアのイスラム国(IS)が支配している地域から発射されたロケット弾が国境のキリス県にヒットしたと、アナドル通信が報じました。

Hurriyet

エルベイリ地区の畑で働いていた18歳のシリア人女性が軽傷を負い、エルベイリ国立病院に運ばれました。


ギュレン送還交渉のため、法相がアメリカへ発った

ベキル・ボズダー法相は、在米説教師フェトフラー・ギュレンの送還要請交渉のために、10月25日、野党議員らとともに、アメリカへ出発しました。ギュレンは7月15日のクーデターを組織したとして告発されています。

 Hurriyet

「わが国とアメリカの関係を、テロリストごときのために傷つけるべきではない」と、ボズダー法相は、トルコを発つ前に言い、ギュレンの送還のために、新たな証拠をアメリカの法相に提示すると付言しました。「テロリストのために、アメリカとトルコの関係を否定的なものにしたくない・・・トルコにとって、フェトフラー・ギュレンは、アメリカにとってのオスマ・ビン・ラーデンのようなものだ」

「われわれのファイルには、ギュレンの送還にじゅうぶんすぎるほどの証拠がある」と法相は言っています。トルコはこれまでに、アメリカ当局に4部の書類を送り、アメリカ当局によるギュレンの拘束を要請しています。

4日間のアメリカ訪問中、ボズダー法相は、政治・経済・社会研究のための親政府の財団のシンクタンクが主催する、7月15日のクーデターに関するパネル・ディスカッションにも出席します。また、法相はワシントンで、「国民の意志の高まり」に関する国営アナドル通信の写真展を開催します。

「アメリカはギュレンを追い払いたいのだ」チャヴシュオール外相
また、メヴリュト・チャヴシュオール外相は、25日、カナル24局のインタビューで、「アメリカ当局はギュレンを追い払いたいが、トルコに送還はしたくないと思っている」と発言しました。同じインタビューで、外相はまた、「逃亡しているクーデターのリーダー、アディル・オクシュズの居場所は、政府もまだ把握していない。彼には4000万リラの賞金がかかっている」と言いました。


アダナ警察が2人のIS自爆志願者を捕らえた

南部アダナ県の警察が、イスラム国(IS)の戦闘員が住んでいるという内報を得て、イエシルユルト地区のアパートを急襲し、7人を拘束しました。

 Hurriyet

自爆志願者と思われる2人はこのアパートで捕らえられ、他の5人は同じ手入れで、他のアジトで捕まりました。

10月16日、南東部ガジアンテプ・シャヒンベイ地区のISのアジトの手入れでは、手入れ中にIS戦闘員が自爆したため、警官3人が死亡し、8人が負傷しました。ガジアンテプ警察は、市内のアレヴィ文化協会センターを標的にした自爆テロを計画しているという情報を得て、この手入れを行いました。


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