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自爆死したIS戦闘員はテロ攻撃目標のメモを残していた

2016年10月21日 | 国内
10月21日 16日、警察の手入れを受けて自爆したイスラム国(IS)戦闘員のアパートで、偵察メモが発見され、彼らグループがトルコ社会の多岐にわたる部分を標的にしようとしていたことがわかりました。

 Hurriyet
警察の手入れを受けて自爆したIS戦闘員のアパート内部


アパートの捜索で見つかった偵察メモには、ISが今後、テロ攻撃を行う計画の場所が記されていました。テロの目標の中には、ガジアンテプのアレヴィ文化協会、親クルドの人民民主党(HDP)の催事、超国家主義政党の建物、スタジアム、モスクなどが入っています。この発見によって、ISが、トルコ社会内に軋轢を起こさせ、国内紛争の機運を高めようとしていた疑いが濃厚になりました。

10月16日、内務省が出した声明によると、死んだ自爆者メフメト・カディル・ジェバエルは、同じ日に、べつの手入れで自爆したもう1人の戦闘員とともに、同時自爆テロを企て、とくにアレヴィとHDPの催事を標的にしていたようです。声明はまた、ISのガジアンテプ県のリーダーだったと思われるジェバエルは、内務省の“お尋ね者テロリスト”のリストに入っていたと言っています。

ジェバエルは、2015年10月10日、102人の命を奪ったアンカラの自爆テロに関して告訴された容疑者たちの中に入っていたと、ドーアンニュースは言っています。


障害のある難民の子供が、シリアの家族に送金するため廃紙回収

 障害のある13歳のシリアの少年が、戦乱のシリアに暮らす家族に送金するために、トルコ南部のアンタリヤの街路で、兄とともに廃紙回収に励んでいます。

 Hurriyet

ドーアンニュースによれば、アリ・イスドファレク君は、シリアのデイル・エズゾルの通りで遊んでいるとき、飛行機から投下された爆弾で片脚を失ったそうです。イスドファレク君の両親は、彼と、17歳の兄を安全のためにトルコに行かせたのです。2人の兄弟は南部ハタイ県のジルヴェギョジュ国境ゲートからトルコに入国しました。

その後、兄弟は親戚のいるアンタリヤに移住し、15人のシリア難民とともに、イエシルデレ地区の掘っ立て小屋に住み始めました。いま、2人の兄弟は、廃紙を売って得たわずかの金をシリアの家族に送るために、毎日、朝から大きな車を引いて、廃紙回収に励んでいます。


高級店でパンツを試着しようとしたら、パンツの中にコウモリがいた

イスタンブルの高級ショッピングモールで、1匹のコウモリが女性用パンツの中に潜んでいたため、それを試着しようとした女性が店を告訴しました。

 Hurriyet

小売店はショッピングモールの責任を追及する構えです。「当店は商品も店舗も、世界の支店と同じ基準で営業しています。事件が起こった店は、屋外のショッピングモールにあります。事件は異常だし、当店にとって尋常なことではありません。私たちは賃借人ですから、モールが決める対策に従うだけです」と、同社はこの事件に関して、声明文を出しました。

コウモリ事件の被害者は、ふだんはフランスに住んでいるエミネ・ジェリネ・コットン教授です。彼女は夫とともに、イスタンブル・レヴェントにある屋外ショッピングモールに買物に行き、世界的ブランドの高級店で、パンツを試着しようとしたとき、パンツの中に隠れていた1匹のコウモリに触れて、びっくり仰天しました。

コットン教授は販売員を呼び、医学的検査をするために、コウモリを鳥篭に入れるよう要請しました。ビルの管理者たちはコウモリを、ビルの装飾用の花の中に置いたため、コウモリは飛んで行ってしまいました。コットンさんは事件後、狂犬病の注射をしなければならなかったと言い、店を告訴しました。

問題のブランド店は世界に44の支店を持ち、トルコで21年間営業している有名店です。

・・・どうして婦人用パンツの中にコウモリが入っていたのでしょうか? もしかして、リッチな人々に対する、だれかの嫌がらせ?


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