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トルコはシリア危機会議で3つの提案をする

2016年10月14日 | 国際
10月14日 「15日、ローザンヌで開催される重要な国際会議では、世界列強が新たな停戦交渉を準備しているが、トルコはアレッポーへの人道支援を提案するだろう」と、大統領府のイブラヒム・カルン報道官が語りました。

 Hurriyet

10月13日、カルン報道官は、アンカラの記者会見で、トルコはシリア危機に関して3つの議題を提案すると言いました。「第1はアレッポーの早急の停戦と人道支援。第2は、国連の枠内での政治的交渉の再開。第3はシリアでのイスラム国(IS)との戦いの問題がある」

10月13日、ロシアは「わが国は、戦場では空爆をつづけているが、反体制派がアレッポーを安全に放棄する道を確保している」と言いました。「われわれは反体制派軍が安全に撤退できる道と、市民が東部アレッポーへスムースに往来できる道、および人道支援を用意している」と、ロシアのセルゲイ・ルドスコイ中将がテレビ記者会見で言いました。

シリア人権監視団によると、荒れ果てたアレッポーでは、早朝空爆がつづき、少なくとも7人の市民が死んでいるということです。アレッポーの北東郊外では、反体制派が支配するエリアを見下ろす丘陵地帯を、体制派軍が占領しています。


南東部で爆弾を積んだPKKの車をトルコ軍ヘリが破壊

 南東部ディヤルバクル県リジェ地区で、11日、12日、爆弾を積んだPKKの車3台を、トルコ軍ヘリが攻撃破壊しました。

 Hurriyet

ディヤルバクル知事オフィスの声明によると、非合法組織クルド労働者党(PKK)が、攻撃に使うために爆弾を車に積み込んだという情報を得たトルコ軍が、ヘリから発砲しました。「10月11日、12日、ディヤルバクル・リジェ地区のベーエンディク村でトルコ軍ヘリが発砲し、3台の車が破壊された。この作戦は、車に積まれた爆弾の情報を得た治安部隊によって行われた」と声明は言っています。

10月13日には、南東部シュルナク県ベイテュッシェパプの田園地帯で、治安部隊とPKK戦闘員の戦闘中、PKKが爆発物を爆発させ、トルコ兵士1人が死亡、兵士4人と村の警備員1人が負傷し、シュルナク国立病院に運ばれたと、ドーアンニュースが報じました。

また、トゥンジェリ県ではPKKが奪ったコンクリート・ミキサー7台が発見されました。10月9日、PKK戦闘員は道路をふさいでコンクリート・ミキサーを奪いました。

トルコ軍はイラク北部ザップ地方でも、10月12日午後2時30分~2時50分、空爆を行い、発砲装置を破壊し、PKK戦闘員2人を殺害しました。


アンタリヤの山岳部からロケット弾が発射された。死傷者なし

14日、不明グループの戦闘員が、アンタリヤ=ケメル道路にロケット弾を発射しました。弾丸は漁師の小屋に当たり、死傷者はありませんでした。

 Hurriyet

アンタリヤの山岳部からアンタリヤ=ケメル道路に2発のロケット弾が発射され、1発は漁師小屋に、もう1発は空き地に当たりました。

また、爆発物が走行中のガス・トラックに投げられましたが、車に命中しませんでした。爆発後、警察チームが現場に配備され、当局は犯人を捕らえるため、空からの支援とともに作戦を開始しました。


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